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PowerStore・Unityにおけるディスク可用性に関して
ご担当者様
いつもお世話になっております。
PowerStore、Unity(ダイナミックプール)において、RAID6を選択している前提での質問になります。
ディスクの耐障害性に関して、RAID分の2本とスペア領域分の1本で計3本が(同時or順次に)壊れても、(可用性は落ちた状態であっても)正常にストレージ機能を提供できる認識は合っていますでしょうか?
ストレージ容量の利用率に応じて上記変わってくる等もあればご教示いただけますと幸いです。
PowerStore、Unityそれぞれに関して、上記ご確認いただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。
Uehara Y.
Community Manager
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2022年10月25日 01:00
はい。Unityはその認識で合っています。
PowerStoreはホットスペア用のドライブという設定が出来ず、今回の「スペア領域分の1本」が存在しないために、同時に3本が壊れるとストレージ機能を提供できなくなります(順次壊れていくのであれば問題なくストレージ機能を提供可能です)。
RAID6はグループ内でドライブ2本までの耐障害性を持っているので、今回の例でUnityであれば、ホットスペア用のドライブ(=Unbound状態のドライブ)を含むドライブが3本同時に壊れたとしても実際にRAIDグループ内でデータを保存しているドライブは2本しかないので、RAID6の耐障害性によりストレージ機能を継続して提供できます。
ただし、PowerStoreの場合はホットスペア用のドライブという概念がないので、3本のドライブが同時に壊れる=RAIDグループ内でデータを保持しているドライブが3本同時に壊れることになり、データへのアクセスが出来なくなるということです。
更に言うと、RAIDグループ内(プール内)に作成されているスペア領域がドライブ2本分であるという前提であった場合、順次壊れていくのであれば、Unity、PowerStore共にRAIDグループ内でデータを保持しているドライブが4本壊れるまでストレージ機能は提供されます。
Unityの場合は今回の例のように「スペア領域分の1本が」存在している場合は5本までいけます。
また、ストレージ容量の利用率によってこれらの動作に変化はありません。