[PowerStore] PowerStore新機能！？ NASを使った"あれ"の紹介！

皆様こんにちわ！

ネットワールドのストレージ担当です。

PowerStoreがリリースされて数年経ちましたが、皆さんだいぶ慣れてきましたでしょうか。
PowerStoreのバージョンもVer3.xになり、色々な新機能が追加されました。

今回は新しく追加された機能であるNASのレプリケーションについて、紹介していきたいと思います。

ひとまずターゲット側のPowerStoreを登録してみます。

 

 出来ました！

では、次にNASサーバを作るときにPolicyを選択してみようとします。

 

・・・・ん？？？選択できないですね。。
もう1度リモートシステムのページに戻ってます。

 

あ。。。　Capabilityの所に「File not ready」と書いてあるじゃないですか！？
設定箇所がありそうなので、設定からNetwork IPの所を見てみます。

 

「FILE MOBILITY」の項目が追加されてます！！
ここから管理用ポートにFile移行用のIPを設定していきます。

 

 

これで管理ポートにFile移行用のIPの設定、MAPが出来ました。
Blockの時はご自身で任意のポートに割り当ててましたが、
Fileの移行ポートは管理系で固定されているみたいですね。

改めて、リモートシステムを見てみます。

 

・・・・。。。変わらないですね。。。　　　　あ、ターゲット側を変更してませんでした！
同じように設定してみると

 

「File not ready」が「File」になりました。
改めてNASサーバに対してProtection Policyを設定していきます。

 

 

無事に動いていることが確認できました！！操作はBlockと同じなのでぜひ試してみてください

NASでのレプリケーションの設定についてはいかがでしょうか。
注意点は以下になります！

・リモートシステムの登録
・ソース/ターゲットでFile MobilityのIP設定/ 管理ポートにマッピング
・NASサーバに対してProtection Policyの適用

いかがでしたでしょうか。Ver2.1からメニューが増えて設定箇所がわからない部分も
あったかもしれないですが、ぜひ参考にしてもらえればと思います！

最後までご覧いただきありがとうございました。

Networld Techのブログ一覧はこちら！
https://www.networld.co.jp/product/emc/tech-blog/