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2022年6月19日 17:00

[Unity]SynchronousReplicationについて

こんにちは

ネットワールドストレージ担当です。

熱いストレージとして、"PowerStore"にフォーカスが当たっていますが、"Unity"もまだまだ現役ストレージです!
ここ何度かUnityネタの投稿となっておりますが、今回はSynchronousReplicationについて検証してみましたのでご紹介です。

SynchronousReplicationとは、Unity OEの4.4以上で利用可能となった同期型のレプリケーションのことです。
DELLEMC の関連資料は下記URLから確認可能です。

スライド1.JPG

URLが画像に埋め込まれているため、別途URLをご紹介しておきます。
※下記URLをクリックすることでメーカーPDFファイルが開きます。

〈 https://www.delltechnologies.com/resources/en-us/asset/white-papers/products/storage/h17216-dell_emc_unity-metrosync.pdf 〉

では、実際に手順を見ていきたいと思います。

ここから検証時の画像とともに、設定方法を確認していきたいと思います。

スライド2.JPG
スライド3.JPG

SyncReplicationについては、非同期Replication(AsyncReplication)と同様手順で実施可能です。
こちらが、ソース側のUnityの操作です。

続いて、ディスティネーション側の操作も確認しましょう。

スライド4.JPG

 

デスティネーション側でもSyncReplication用のインターフェースを作成します。
スライド5.JPG スライド6.JPG

ソース側で、非同期レプリケーションと同様手順で同期レプリケーションのコネクションを作成します。

スライド7.JPG

   

スライド8.JPG スライド9.JPG

レプリケーションセッションについても、同期と非同期で手順の差異がなく特段難しい印象はありませんでした。とても簡単です!

ポイントとしては、SyncReplication用のポート設定、ウィザード上のSyncReplication関連の項目を選択することです。
そこさえ間違えなければ、
非同期レプリケーションと同様手順でお手軽に同期レプリケーションが設定可能です!

スライド10.JPG スライド11.JPG

初回同期完了後についてもキャプチャの通りです。
レプリケーションモードのところが”同期”となっていることが確認できます。

 

簡単にですが、同期レプリケーションの設定方法と動作を確認してみました。

非同期の時と同様に、デスティネーション側のファイルシステムを直接覗くということはできず、
そのためにはProxyNASを構築する必要があります。
同期レプリケーションで実施しているので、フェールオーバー後についてもデータは全く同じものが格納されているということになります。

いかがでしたでしょうか。

同期レプリケーションと聞くと少し面倒くさそうだなとか、
検証をしっかりしないといけないとかあるかと思いますが、
思ったよりも簡単に設定ができるためお客様の要件で同期レプリケーションがあったら
是非、Unityの同期レプリケーションをご提案頂ければと思います。




初めての設定で難しいかな?と感じる場合にはハンズオン構築サービスなども
ご提供可能ですのでご相談ください。

それでは、またお会いしましょう。さようなら。

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