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[Unity]UPSと連携してシャットダウンテストをしてみた
皆様こんにちは。ネットワールドのストレージ担当です。
今回はUnityとUPSを連携させてシャットダウンテストを実施してみた件についてご紹介します。
そもそもUPSってなんぞやって思われる方も若干名いると思うので簡単に説明すると
・無停止電源装置と言い、停電などで電力が断たれた場合にも電力を共有し続ける電源装置
となっています。
このUPSを使うと計画停電、データセンター障害等により電力が断たれた際にも安全にストレージをシャットダウンすることが出来るので実際にやってみました!!
◆環境(非常にシンプルです!!)
・UnityXT480F1台+DAE1台
・シャットダウンボックス3台(UPSS-SDB03-V、UPSS-06ST012N3、UPSS-10A3-010-NB6/5)
・ネットワークスイッチ1台
Unityとシャットダウンボックスをネットワーク越しに繋げてあげるだけで良いのですが、
Unityとして設定しないといけない箇所があります。
それは・・・・・・SSH有効化です!
シャットダウンボックスはとあるスクリプトを用いて、コマンド(svc_shutdown)を発行しUnityに対してシャットダウン処理を走らせるため、SSHを有効化してないと何もできません。。。
それでは本題です!
まず簡単な図で環境を説明すると以下のようになっています。
非常にシンプルです・・・・・よね?
次にシャットダウンテストとなりますが、やっていることも非常に簡単です。
・SSHでserviceユーザにログイン ← SSH有効化が必須な理由です!!
・svc_shutdownを実行
・20分待つ!! ※ここ重要
Unityのシャットダウン時間はおおよそ15分と言われているので、
20分間UPSが電源供給し続けてくれれば、安全にシャットダウンできると言えるので、
UPSの内蔵バッテリーが尽きないかも含めて見てみました。
実際にやってみた結果は・・・・・・
約8分でシャットダウン完了です。
今回試したUnityXTは実運用をしていないものになるため、ほぼほぼ初期状態と言ってもいいくらいです。
これが実運用ベースになったり、Pool、LUN、NASなどを作ったらもう少し時間は伸びることとなります。
最後に電源起動の試験ですが、結果としては・・・・
Web GUI(Unisphere)に接続できるまで約14分という結果となりました。
非常に簡単に接続ができ、安全にシャットダウンができるのでUnityなどのストレージを導入予定の際は、
一緒に検討してみてはいかがでしょうか。?
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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