Windows10の共有設定方法

2018年11月21日投稿

2020年3月17日更新

対象OS:Windows10

ここではWindows10のパソコンでフォルダを共有する方法についてご案内いたします。

【事前準備】

あらかじめネットワークに接続するパソコンのコンピューター名とワークグループ名をご確認ください。

ワークグループ名はすべて同じ、各パソコンのコンピューター名は他のパソコンと重複しないようにご注意ください。

 

【フォルダを共有するための設定】

フォルダを共有するために必要な設定を有効にします。

1.「スタート」ボタンをクリックし「設定」をクリックします。

2.「ネットワークとインターネット」をクリックします。

3.「共有オプション」をクリックします。

 

4.「共有の詳細設定」が表示されますので下記設定を確認します。

①「ネットワーク探索」の「ネットワーク探索を有効にする」を選択

②「ファイルとプリンターの共有」の「ファイルとプリンターの共有を有効にする」を選択

すべてのネットワークの右側にある「Ⅴ」をクリックします

③「共有を有効にして、ネットワークアクセスがある場合はパブリックフォルダー内のファイルを読み書きできるようにする」を選択

④「パスワード保護共有」で「パスワード保護の共有を無効にする」を選択

※「パスワード保護共有」を有効にしていただくこともできますが、その場合はアクセスされる側のパソコンのユーザーアカウント、パスワードの入力が必要です。

 

5.「変更の保存」をクリックします。保存後は画面を閉じてパソコンを再起動してください。

 

【フォルダの共有設定】

1.共有するフォルダを右クリックし、「アクセスを許可する」＞「特定のユーザー」をクリックします。

2.「共有する相手を選んでください」と表示されたら[Ⅴ]をクリックして「Everyone」を選択します。

3.「追加」ボタンをクリックします。

4.「Everyone」の右側「アクセス許可のレベル」で「Ⅴ」をクリックして、表示される項目から希望される許可レベルを選択します。

▲読み取り

他のパソコンから、フォルダ内のファイルを見ることはできますがファイル情報の変更や新規作成はできません。

▲読み取り/書き込み

他のパソコンから、フォルダ内のファイルを変更したり新規でファイル作成ができます。

5.設定が完了したら、「共有」ボタンをクリックします。

6.「ユーザーのフォルダーは共有されています。」と表示されますので「終了」ボタンをクリックして画面を閉じます。

※共有したフォルダのパスが表示されますのでご確認ください。

7.再度共有するフォルダを右クリックし、「プロパティ」をクリックします。

8.「共有」タブを選択のうえ「詳細な共有」をクリックします。

9.「このフォルダーをする」にチェックを入れ、「適用」→「OK」をクリックします。

 

【共有されているか確認する方法】

共有したフォルダに他のパソコンから正常にアクセスできるかどうかを確認します。

※別のパソコン側での操作になります※

1.「スタート」ボタンを右クリック→「エクスプローラー」の順にクリックします。

 

2.「ネットワーク」をクリックし、共有フォルダのあるパソコンのコンピューター名を確認してダブルクリックします。

※「パスワード保護共有」を有効にした場合は下記画面が表示されますのでパソコンのユーザーアカウント、パスワードを入力してください。

 

 

3.共有したフォルダーが表示されまたら、中にあるファイルやフォルダーにアクセスできるか確認します。

4.確認が終わったら画面を閉じます。

 

【ネットワーク上に共有したいパソコンが見当たらない場合】

①「SMB 1.0/CIFSファイル共有のサポート」が有効になっているか確認します。

1. コントロールパネルを開きます。
2. 「プログラム」→「プログラムと機能」の順に開きます。
3. 左側のメニューにある「Windowsの機能の有効化または無効化」を開きます。

　4.「SMB 1.0/CIFSファイル共有のサポート」にチェックを入れ、「OK」ボタンをクリックします。

※もしチェック欄が「■」表示の場合は「+」をクリックし、表示された項目内でチェックが入っていないものをチェックしてください。

　5.　パソコンを再起動します。

 

②上記設定でも改善しない場合は共有に必要なサービスの設定を確認します。

1.「スタート」ボタンを右クリック→「コンピュータの管理」の順にクリックします。

2.「サービスとアプリケーション」→「サービス」の順に開きます。

3.「Function Discovery Provider Host」「Function Discovery Resource Publication」を検索します。

4.検索後ダブルクリックし、スタートアップの種類を「自動」または「自動(遅延開始)」、サービスの開始状態を「開始」に設定します。

5.「適用」→「OK」をクリックします。

6.それぞれ設定後、パソコンを再起動します。