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LUNZもしくはゴーストLUNに関する簡単な説明
製品:
CLARiX AXシリーズ、CLARiX CXシリーズ
説明:
デバイスが提示されない場合、iSCSIを介してCLARiXアレイはLUNZ(ゴーストLUN)を提示します。
解決策:
LUNZは、アレイにバインドされているLUNがない場合にホストOSとPowerPathからそのアレイが見えるようにするため、CLARiXアレイに実装されました。直接接続構成を使用しており、IP経由でアレイと直接やり取りするNavisphere管理ステーションがない場合、LUNZをNavisphere CLIのパスとして使用してバインド・コマンドをアレイに送信できます。さらにLUNZは、ホスト用に作成されたストレージ・グループにホストのイニシエータがまだ「ログイン」していない場合も、ホストOSとPowerPathからアレイを見えるようにします。LUNZがないと、イニシエータ・レコードをアレイにプッシュ配信するデバイスがNavisphere Agentのホストに存在しません。これは、ホストがストレージ・グループにログインするために必須です。このイニシエータのプッシュ配信が完了すると、ホストがNavisphere Manager(Navisphere Express)でストレージ・グループに追加可能なホストとして表示されます。
ゴーストLUN(LUNZ)は、iSCSIを介してAX150iにログインしているすべてのLinuxホストから見えます。arraycommpath設定1はストレージ・システムとコミュニケーションするための仮想LUN 0を作成するため、これが起きます。
LUNZを削除するには、arraycommpathの値を0に設定します。arraycommpathオプションは、サーバからストレージ・システムへの通信パスを有効化または無効化します。
これは、AXシリーズ・アレイでは機能しません。AX150アレイは、フェイルオーバー/arraycommpathモードがデフォルトで1に構成されて出荷されています。Navisphere ExpressやNavisphere Managerを使用してフェイルオーバー・モードを変更することはできません。さらに、CLIを使用してフェイルオーバー・モードとarraycommpath設定を構成することもできません。
CLARiX AXシリーズでは、storagegroupコマンドを使用する必要があります。
storagegroup sethost -arraycommpath
注:接続されているサーバ上で実行しているフェイルオーバー・ソフトウェアのタイプの適切な値が分からない場合は、storagegroupコマンドは発行しないでください。このコマンドは、あるタイプのフェイルオーバー・ソフトウェアから別のタイプのものへの移行を意図して設計されています。arraycommpathモードを間違った値に変更すると、ストレージ・システムにアクセスできなくなります。
この問題の詳細については、PrimusソリューションID「emc170849」を参考にしてください。
このドキュメントは、EMCサポートコミュニティで作成されたドキュメントの翻訳版です。原文の英語はこちらから参照できます:LUNZ or ghost LUN explained briefly. |