新しい会話を開始

未解決

2 Intern

 • 

127 メッセージ

1897

2019年9月17日 18:00

[VxRail] SmartFabric検証 その3

皆様こんにちは、ネットワールドのストレージ担当です。

前回は、SFSを利用した環境でのVxRailのデプロイ完了までを実施いたしました。

 

SFS環境では、VxRailを継続して管理するため、管理バーチャルアプライアンスである「Open Manager Network Integration for VMware vCenter」(長すぎますね。。。)が必要となります。

略して「OMNI-VV」!!!というアプライアンスをVxRail上に展開・導入をして管理していきます。今回はOMNI-VVのデプロイと設定などをしていきたいと思います。

※デプロイ前に事前にOMNI-VVをDell EMCのサポートサイトからダウンロードしてください。

1.jpg

vSphere Web Clientより、OVFテンプレートのデプロイを実施していきます。

2.jpg

OMNI-VVの仮想マシン名を入力して、先ほど作成したフォルダを指定します。

3.jpg

格納場所はvSANデータストアを選択します。

4.jpg

ソース、ターゲットのネットワーク設定として其々以下の様に紐づけを行います。

VxRail Management Network ⇒ VxRail Management-xxxxxx

vCenter Server Network    ⇒ vCenter Server Network-xxxxxx

5.jpg

デプロイが完了したら、OMNI-VVをパワーオンします。

6.jpg

vSphere Web Clientから、Remote ConsoleもしくはWebコンソールでOMNI-VVに接続します。

7.jpg

まず最初に仮想アプライアンスのadminのパスワードを変更します。

8.jpg

OMNI Managementのメインメニュより「0」(Full Setup)を入力して、次へ進みます。

9.jpg

まずは、「Wired Connection 1」の設定をしていきますが、ここではVxRail(vSphere)管理ネットワークセグメントのIPアドレスとサブネット、DNS、サーチドメイン、ゲートウェイなどの情報を入力していきます。「Wired Connection 2」については、VxRail Managementネットワークに接続するためIPv6のみを利用します。

10.jpg

各設定が完了したら、「Activate a connection」を選択して、「Deactivate」⇒「Activate」それぞれ実行して、ネットワークサービスの再起動を行います。

11.jpg

この時点でネットワーク設定が反映されますのでVxRail管理ネットワークに付与したOMNI-VVの管理IPアドレスに対して、ping確認などで通信できることを確認しておきます。

12.jpg

「Quit」を選択して、NTPサーバーやホスト名の設定を追加でおこないます。今回は設定しないSSL証明書を利用する場合は該当メニュより実施してください。

※ 今回はSSL証明書設定を利用しないため割愛します。

13.jpg

最後にVxRail上のvCenterへ登録を行います。vCenter SSOユーザーのadministrator@vsphere.localとREST_USERのパスワードをそれぞれ入力しOMNI-VVへvCenterの登録を実施していきます。

14.jpg

すべての設定が完了したら「10」(Logout)を入力しログアウト、Remote Consoleを閉じてください。

15.jpg

続いて、vSphere Web Clientから「Dell-EMC OMNI Extension」がインストールされていることを確認します。

16.jpg

vSphere Web Clientの「メニュー」に「OMNI」の項目が追加されていますので、こちらをクリックしていきます。

17.jpg

「Nodes」にはSFS管理のスイッチの一覧が表示されています。「Networks」にはVxRailで設定されている主にサービス用のVM Networkの情報が表示されます。

※VxRailが管理上利用するネットワークは表示されません。

18.jpg

左側のSmart Fabricメニューを開きます。

「Smart Fabric」⇒「Port Reset」タブは管理用PCを接続して利用するための「Jump Port」の設定をすることができます。

19.jpg

左側のSmart Fabricメニューを開きます。

「Smart Fabric」⇒「Password Change」タブからはVxRailの初期セットアップウィザードで設定したREST_USERのパスワード変更が可能です。

 

以上で、VxRailとSFS構成についてはすべてマスターできたと思います!

もちろんSFSは初期セットアップだけでなく、運用上vSphere Web ClientからVLANを作成すると自動的にSFS連携したスイッチにも設定がきちんと反映されています!

今回はDell EMCスイッチのOS10もVxRail4.7と共に初期リリース直後に検証をしたということもあり、アップリンクの設定変更、ICL(ISL)設定変更、スイッチ側の設定が手動では実施できないことなど多少不便なこともありましたが、今後のバージョンでまだまだ改良され良くなっていくと私たちは予想しています。今後のHCIとしてのVxRail(SFSも含め)にもこうご期待です!!!

 

次回は、また別の話題でお会いしましょう。ではでは!

 

Networld Techのブログ一覧はこちら!

https://www.dell.com/community/ストレージ-Wiki/tkb-p/storage-wiki-jp/label-name/EvalReport

レスポンスがありません。
イベントは見つかりませんでした!

Top