ESRS VEデバッグログ取得手順

以下、ESRS/VEのデバッグログ取得手順サンプルです。

ご参考まで。

• 障害調査の終了後は、ディスク容量の圧迫を避けるため元どおりデバッグを無効化して頂きますようお願いします。
• 対象の設定ファイルのバックアップを取得してから設定変更して頂きますようお願いします。

■Gateway ログ

1) ESRS Virtual Editionのデバッグログを有効化するには、/opt/esrs/gatewayディレクトリのxgEnterpriseProxy.xmlファイルを下記のように該当箇所を「0」から「1」に変更します。

12

"#URL_1#"

"eMessage"

443

...

...

300

1

1                                               ←「0」から「1」に変更

"Enterprise"

"AES256-SHA:DES-CBC3-SHA"

2) esrsclienサービスをリスタートします（service esrsclient restart）。/opt/esrs/gateway ディレクトリのxGate.logファイルにデバッグ情報が出力されるようになります。

3) デバッグを無効化するには、上記変更を元に戻し、ESRS Virtual Edition client サービスをリスタートします。

■Remote sessionログ

1) ESRS Virtual EditionのRemote sessionログを有効化するには、/opt/esrs/gateway/ESRSディレクトリのxgRCon.xmlファイルにて下記のように該当箇所に定義を追加します。

true                                                                              ←追加

2) esrsclientサービスをリスタートします（service esrsclient restart）。リモートセッション実行時に/opt/esrs/gateway/ESRSディレクトリ配下にログが取得されるようになります。

3) デバッグを無効化するには、上記変更を元に戻し、ESRS Virtual Edition client サービスをリスタートします。

※Remote sessionログはサイズや個数を制限することができません。障害調査の終了後は必ず元どおりデバッグを無効化して頂きますようお願いします。

■Privoxyログ

1) ESRS Virtual EditionのPrivoxyログを有効化するには、/opt/esrs/gateway/privoxyディレクトリのconfigファイルにて、「3.1. debug」セクション最後のデバッグ定義箇所を下記のようにアンコメントします。

#

debug     1 # Log the destination for each request Privoxy let through. See also debug 1024.

debug  1024 # Actions that are applied to all sites and maybe overruled later on. 

debug  4096 # Startup banner and warnings

debug  8192 # Non-fatal errors

#

2) esrsclientproxyサービスをリスタートします（service esrsclientproxy restart）。/var/log/esrs/privoxyディレクトリのprivoxy.logファイルにデバッグ情報が出力されるようになります。

3) デバッグを無効化するには、上記変更を元に戻し、ESRS Privoxyサービスをリスタートします。

※Privoxyログはサイズや個数を制限することができません。障害調査の終了後は必ず元どおりデバッグを無効化して頂きますようお願いします。

以上