15 メッセージ
1
4132
OneFSで検知されるESRSのエラーについて
環境: OneFS 8.1+ V3 ESRS configuration
以下エラーについての影響、原因、対処を教えてください。
3 attempts to contact the configured ESRS gateway(s) failed
Process isi_esrs_d of service isi_esrs_d has failed to restart after multiple attempts
RocketDive
15 メッセージ
2
2019年1月19日 13:00
ESRSとの接続問題を示すEventですので、Isilon Cluster自体に影響が及ぶものではございません。
ESRSとの接続を何度か試みた後に継続して接続が出来ない場合、当該プロセスは自動再起動を致します。
これは仕様による動作です。本エラーですが、ESRS側の一時的な問題やメンテナンス作業等により
ESRSとの接続断が発生した場合にIsilon側で検知するEventとなります。
ESRSとの接続状況は以下コマンドにてご確認が可能です。
# isi esrs view
コマンド出力例:
# isi esrs view
Enabled: Yes
Primary ESRS Gateway: xxx.xxx.xxx.xxx
Secondary ESRS Gateway: -
Alert on Disconnect: Yes
Gateway Access Pools: subnetX.poolX
Gateway Connectivity Check Period: 3600
License Usage Intelligence Reporting Period: 86400
Download Enabled: No
ESRS File Download Timeout Period: 50
ESRS File Download Error Retries: 3
ESRS File Download Chunk Size: 1000000
ESRS Download Filesystem Limit: 80
Gateway Connectivity Status: Connected
Gateway Connectivity StatusがConnectedの場合は、Eventに対する対処は不要でございます。
Disconnectedの場合はESRSとの接続がされていませんので、この場合は、調査対象はIsilonではなく、
まずはESRSで弊社サポートセンターへお問い合わせを頂きたくお願いを致します。
RocketDive
15 メッセージ
0
2021年6月1日 04:00
本Eventですが、ESRSサーバ側の問題の他、ESRSサーバ側との遅延により接続断が原因でEventが検知される自体が稀に発生する事象があります。この場合はOneFS8.2以前の設定に変更する事で、事象が改善される事が確認されております。
OneFS8.2以降では、GW connectivity checkが1分置きに実行される仕様となります。
# isi esrs view
Enabled: Yes
Primary ESRS Gateway: xxx.xxx.xxx.xxx
Secondary ESRS Gateway: -
Alert on Disconnect: Yes
Gateway Access Pools: subnetX.poolX
Gateway Connectivity Check Period: 60
License Usage Intelligence Reporting Period: 86400
Download Enabled: No
ESRS File Download Timeout Period: 50
ESRS File Download Error Retries: 3
ESRS File Download Chunk Size: 1000000
ESRS Download Filesystem Limit: 80
Gateway Connectivity Status: Connected
動作といたしましては、GWサーバが機器がオンラインかどうかというステータスを持っており、
それをIsilonが定期的に取りに行き、それができない時にDisconnectの状態となります。
「Gateway Connectivity Check Period」はその定期的な期間の設定となります。
お客様の環境によっては本設定が原因でEvent検知が頻発する場合があり、その場合はOneFS 8.2以前の設定値3600への変更をご案内しております。
変更コマンド:
# isi esrs modify --connectivity-check-period=3600
* 本設定変更によるファイルシステムへの影響はございません。
なお、8.2以降の設定値が原因と思われる事象の発生は全ての環境で発生するわけではないため、
お客様の環境に合わせ、確認頻度が高すぎる事でアラートが出力されている可能性が高い場合は
本設定変更をお試しください。