テレワークを最大化。最適なモニター利用により快適な業務を実現。

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2020年6月29日
デル株式会社
EMCジャパン株式会社

当資料は、2020年5月19日に米国で発表されたブログの抄訳版です。
米国ブログ原文は、こちらをご参照ください。

テレワークを最大化。最適なモニター利用により快適な業務を実現。

 

従業員のテレワーク実施のために、多くの企業がその対応に追われています。しかし、中には急ぐあまりにノートパソコンのみ支給して終わりという企業もあるようです。

ノートパソコンのみでの業務は、「業務時の姿勢の悪さ」と「情報量の少なさ・視認性の悪さ」というデメリットがあるため、多くの従業員にとって快適な業務環境とは言えません。

PCモニターはテレワーク環境での作業の効率化に不可欠なツールであり、従業員の作業効率を改善し、生産性を向上させ、さらに健康へのスマートな投資となります。PCモニターのグローバル リーダー企業に7年連続で選出されているデルは、テレワークのニーズに適したモニターを選択するためのヒントを提供しています。

画面サイズと解像度

モニター選びにおける最初の重要なステップは、適切な画面サイズと解像度を決めることです。外付けモニターの接続による十分な画面スペースは、生産性の向上に直結します。メール、インターネット  ブラウジング、Microsoft Office文書など、大部分のオフィス業務に適した一般的な画面サイズは24インチから32インチの間です。

自分に適したサイズを選択すること

大画面や幅広い画面が必要な場合は、複数モニターの導入を検討するか、ウルトラワイド曲面モニター(通常は34~49インチ)を選択します。シームレスなマルチ モニター構成を実現するためには、視認性を高めることが可能な極薄ベゼルのモニターが理想的です。

金融業界の方やソフトウェア開発者、データ サイエンティストなど複数のPCを接続して大量のデータ・コンテンツを表示されたいという場合は、32インチ以上の大型モニターがお勧めです。大画面で大量のデータを快適に表示できるようになります。

解像度と画面サイズは密接に関連しています。ディスプレイの単位面積あたりのピクセル数が多いほど、リアルでシャープなイメージを表示することができます。大型モニターでは高解像度が推奨されます。たとえば、27インチQHD(2560 x 1440)、32インチ4K(3840 x 2160)、34インチWQHD(3440 x 1440)のディスプレイでは、1インチあたり100ピクセル以上の解像度が推奨されています。

QHD(2560 X 1440p)解像度モニターは、FHD(1920 X 1080p)解像度モニターの1.77倍のピクセルのため、より詳細な画面表示が可能です。

快適性と健康

テレワークをしていると勤務時間が長くなりがちになるため、従業員の健康を支える適切な機器を用意することが重要になります。Forrester Researchでは、92%の従業員が生産性向上のためには人間工学的に最適化されたモニターが重要であるとしています。画面を斜めに見たり、画面に向かって前かがみになったりすると、姿勢が悪くなって背中が痛くなったり、眼精疲労の原因となる場合があります。こうした問題に対処するためには、正しい姿勢と表示角度を確保できる、高さと傾きを調節できるモニターを選択することが重要になります。

人間工学的に最適化されたモニターは、高さ、前後の傾斜、左右の角度を理想的な位置に調節できます。

他の電子機器と同様に、モニターは少量のブルーライトを発しているため、長時間の視聴は眼精疲労の原因となる場合があります。デルのモニターは、ほとんどのモデルでComfort Viewという機能を搭載しているため、ブルーライトが少なく、ちらつきのない快適な業務が可能です。

 

接続性

次に、新しいモニターに接続するデバイスを検討し、ノートパソコンのポートの互換性を確認します。今日の一般的なノートパソコンには、HDMI、USB Type-C、Thunderbolt™ 3のポートが含まれています。本体の充電と、データ、音声、ビデオ信号の送信を1本のケーブルで行えるUSB Type-Cモニターであれば、煩雑な配線を減らしてデスクの上をクリーンに保つことができます。

USB Type-Cの接続性:電源供給、USBポート利用、画像転送の3つが1本のケーブル接続で可能です。シンプルなケーブリングで快適に業務が行えます。

さらに、キーボード、マウス、Webカメラ、ヘッドセットなどのUSBポートを利用した周辺機器を使いたい場合も、USB Type-C対応モニターで快適な利用が可能です。USB Type-C対応PCに接続すれば、モニター側のUSBポートスロットも利用可能になるため、ノートPCはスマートなまま、モニター側で周辺機器の利用が可能になります。

エネルギー効率

他の家電製品と同様、エネルギー効率も重要です。Energy StarやEPEATのような低消費電力の認定を受けたモニターであれば、電気代を年間で最大52ドル(日本円で約5,500円)も節約することができます。一定時間操作しない状態が続くとスリープ モードに入り、電力消費を抑える機能が搭載された高度なモニターもあります。

鮮やかな画面表示

写真やビデオ グラフィックなどのクリエイティブな作業に適したモニターを購入する際は、解像度やパネルサイズだけでなく、色域、精度、キャリブレーションについても検討することが重要になります。色の再現性が重視されるタスク向けには、広い色域に加え、色精度が正確なモニターを選んでください。

色域には、sRGB、Adobe RGB、DCI-P3などがあります。最も表現できる色の範囲が広いDCI-P3は、より多くの色と豊かなイメージを再現することができます。最適化されたカラー パフォーマンスを必要とする場合は、ファクトリー キャリブレーションが施され、95%以上のカバレッジを持つDCI-P3のモニターを選ぶことで、色の再現性が重視されるタスクに対応することができます。

キャリブレーションが施されたカラー パフォーマンスを必要とする場合は、測色センサー内蔵モニター、または外付け測色センサーと互換性のあるモニターを選択することで、迅速かつ容易にキャリブレーションを行うことができます。

 

コラボレーション

ビデオ会議の頻度が高まっていることから、カメラ、マイク、スピーカーを内蔵したモニターの人気が高まっています。ビデオ通話を頻繁に利用する場合は、自分の顔と声が相手に鮮明に伝わるように、これらのコラボレーション機能を備えたモニターを選んでください。

新しい作業環境に適したデバイスの選択

柔軟な勤務体制に対応企業・組織が増えるなか、生産性の観点においてホーム オフィスに適したモニターを選択することが重要です。大きな画面サイズ、高い解像度、優れた接続性を備え、将来に対応できるモニターへの投資を検討する必要があります。

 自宅での快適な作業環境に適したモニターに投資することが、長期的な心身の健康維持と作業の生産性向上をもたらすことにつながります。デル モニターの詳細については、こちらをご覧ください。

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1 出典:「IDC Worldwide Quarterly PC Monitor Tracker, Q1 2020」

 

 ■デル テクノロジーズについて
デル テクノロジーズ(NYSE:DELL)は、企業や人々がデジタルの未来を築き、仕事や生活の仕方を変革することを支援します。同社は、データ時代における業界で最も包括的かつ革新的なテクノロジーとサービスのポートフォリオをお客様に提供しています。

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記載内容は、2020年6月29日時点のものです。

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