「Dell PowerEdge」サーバを統合したハイパーコンバージド システム「Dell VxRail」と「Dell VxRack System 1000」の販売を開始

2016年11月16日

 デル株式会社

EMCジャパン株式会社

Dell PowerEdge」サーバを統合したハイパーコンバージド システム

Dell VxRail」と「Dell VxRack System 1000」の販売を開始

これまで以上に幅広いユースケースのサポート、低い初期導入コスト、

最高のGPU-assisted VDI、オールフラッシュの経済性向上を実現

ニュースの概要

  • 「Dell PowerEdge」サーバと最新のIntel Broadwellプラットフォームとを統合することで、「Dell VxRail」と「Dell VxRack System 1000」ハイパーコンバージド インフラストラクチャのポートフォリオを拡張
  • 「PowerEdge」サーバをベースにする「VxRail」アプライアンスが加わり、250以上の構成が可能になり、前世代モデルと比較した場合、同等の価格で40%のCPUパフォーマンス向上、25%低い最小初期導入コスト(500万円~)、ノード当り2倍のストレージ容量など、ハードウェアの柔軟性を高め、より小さくスタートできる拡張性を提供
  • 「PowerEdge」サーバを基盤にする「VxRack System 1000」が、同じ価格で2.5倍の容量、40%のCPUパフォーマンス向上を実現

 

2016年11月16日、東京発:

デル株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:平手智行、以下デル、URL:http://www.dell.co.jp/ )と、EMCジャパン株式会社(略称:EMCジャパン、本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:大塚 俊彦、URL:http://japan.emc.com/ )は本日、「Dell PowerEdge(パワーエッジ)」サーバを「Dell VxRail(ヴィエックスレール)」および「Dell VxRack System 1000(ヴィエックスラック システム)」ハイバーコンバージド インフラストラクチャ(HCI)に統合し、販売を開始したことを発表しました。

ハイバーコンバージド スタックにコンピューティング層とストレージ層の両方を置くとともに、VMwareとの共同エンジニアリング関係を背景に、デルとEMCジャパンは、スピーディなイノベーションによってこれまで以上に高い価値をお客様に提供することが可能になりました。高い品質、柔軟性、迅速な納入を実現するデルとEMCジャパンの世界レベルのサプライチェーンは、より幅広い顧客層がHCIのメリットを得られるようになります。企業は単一ベンダーをパートナーとして、データセンターをモダナイズ(最新鋭化)するためのビジネスの成長と投資保護を支援するエンド ツー エンドのHCIを導入することが可能になります。

PowerEdge」サーバを基盤にした新しい「VxRail」アプライアンス

VMware環境向けに開発され、完全に最適化されている業界唯一のHCIアプライアンスである「VxRail」アプライアンス ファミリーは、最新のIntel Broadwellプラットフォーム、VMware vSphere、VMware VSANテクノロジーによる構成をサポートし、「PowerEdge」サーバを基盤にしています。これにより、同じ価格で40%高いCPUパフォーマンス、および柔軟性と拡張性の向上を実現しています。また、ノードは2倍のストレージを実装し、新たに最小3ノード構成から販売が可能となり、これまでより25%低い価格で導入できます。

PowerEdge」サーバを基盤にした新しい「VxRack」システム

「VxRack System 1000」は、統合したToR(Top-of-Rack)、Leaf(葉)/Spine(幹)型のネットワーキングおよびSDNオプションを提供する唯一のラックスケール ハイパーコンバージド システムです。「VxRack System 1000」は、エンタープライズ レベルの回復性と、小規模に導入して簡単に拡張可能な環境の両方が求められるコア データセンターに完璧な選択肢を提供します。「PowerEdge R630」および「PowerEdge R730xd」を基盤にする「VxRack」システムは、フットプリントやコストを増やすことなく、より大きな容量を提供し、CPUパフォーマンスは40%向上します。「VxRack」は、20以上の新しい構成を提供することで、企業は必要なコンピューティング負荷やストレージ負荷の大きさ、また最適なバランスの構成(オールフラッシュ モデルとハイブリッド モデルの両方)など、ワークロードの要件に合わせて柔軟に追加していくことができます。

価格と提供について

■価格:

「Dell VxRail」:500万円~(最小構成:Eシリーズ3ノード構成)

「Dell VxRack」:個別見積もり

■提供開始時期:「PowerEdge」ベース ノードの「VxRack FLEX」は現在注文受付中で、2016年第4四半期中(11月~1月)に提供開始の予定です。「PowerEdge」ベース ノードで「PowerEdge」サーバを統合した「VxRack SDDC」は、2016年第4四半期中に受注開始の予定です。 「PowerEdge」サーバを統合した「VxRail」アプライアンスは、日本を含む主要市場で2016年第4四半期中に受注および提供開始の予定、全世界での提供開始は、2017年Q1の予定です。

■提供について:デル、EMCジャパンおよびEMCジャパンのビジネスパートナーから提供します。

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■デル株式会社について

デルは世界市場トップレベルのシェアを誇るエンドツーエンドのソリューション・プロバイダー、Dell Inc.の日本法人です。 総合 IT ソリューション事業 – パソコン・モバイル端末から基幹システムやクラウドの導入支援、セキュリティサービスに至るまで包括的な IT ソリューションを提供。http://www.dell.co.jp/

EMCジャパン株式会社について

EMCジャパンは、情報インフラの卓越したテクノロジーとソリューションの提供を通して、日本のお客様の情報インフラの課題解決をご支援し、あらゆる規模のお客様のビジネスの継続と成長、さらにビジネス価値の創造に貢献致します。http://japan.emc.com/

別添

PowerEdge」サーバを基盤にした新しい「VxRail」アプライアンス

新しい「VxRail」でサポート可能になったワークロードは次のとおりです。

  • ストレージの負荷が高いワークロード 例えばビッグデータ アナリティクスやMicrosoft Exchangeでは、高密度ストレージ ノードと最新のIntelプロセッサでハイパフォーマンス処理を実現する「PowerEdge R730xd」プラットフォームを基盤にする「VxRail」アプライアンス活用によるメリットを得られます。
  • グラフィックの負荷が高いクライアント視覚化ワークロード: Microsoft Windows 10をはじめとする最新のオペレーティング システムに加え、生産性向上アプリケーションやグラフィック集中型CAD/CAM、R&D(調査研究)アプリケーションなどに見られる高いレベルのパフォーマンスが求められるワークロードをサポートします。ナレッジ ワーカーやモバイル プロフェッショナルからデザイナやエンジニアまで、「PowerEdge R730」プラットフォームを基盤にする「VxRail」は、NVIDIA GridソフトウェアとNVIDIA Tesla M60のデュアル構成とともに、NVIDIAおよびAMDからのGPUアクセラレーションを含め、すべてのユーザーに高い価値を提供します。
  • リモート オフィスブランチ オフィス環境: 製品ファミリー全体を通じてローエンドな3ノード エントリ オプションを500万円から利用できるので、ハイパーコンバージド インフラストラクチャをコスト効率良く導入しながら、複数のリモート サイトにおけるIT環境の管理を簡素化できます。

エンタープライズ レベルのクライアント仮想化ソリューションを導入して短期間で価値を発揮させたいと考えている企業向けに、デルとEMCジャパンは「VxRail」アプライアンスとVMware Horizonの新しい構成を提供します。これらのソリューションは、仮想ワークスペースの導入と管理を簡素化できるように、特にクライアントの仮想化用に最適化されています。VMwareおよびNVIDIAからのサポートを背景にデルとEMCジャパンによる検証済みのこのソリューションは、多様なニーズに応える柔軟性とハイパフォーマンスを提供するとともに、導入から価値を発揮するまでの期間を数週間から数日へと短縮します。

PowerEdge」サーバを基盤にした新しい「VxRack」システム

「VxRack」システムのオールフラッシュ構成は次のようなメリットを提供します。

  • オールフラッシュの経済性の向上:前世代までの同等の価格の構成との比較で利用可能なフラッシュ容量が2.5倍
  • アプリケーション アクセラレーション:「SanDisk DAS Cache」がストレージI/O処理をスピードアップすると同時にレイテンシを短縮するため、Microsoft SQL OLTPなどI/O集中型アプリケーションのパフォーマンスが向上
  • 構成の柔軟性:ワークロードのニーズに合わせて高密度ノードやストレージ負荷が高いノード、コンピューティング負荷が高いノードの構成を増分的に付加することで、リニアにスケールアップしていくことが可能

導入企業それぞれの利用環境やクラウド ジャーニーのどの段階にあるのかに関係なく、デルとEMCジャパンは幅広く、常に拡張しているアプライアンスのポートフォリオ(「VxRail」または「XCシリーズ」)、ラックスケール エンジニアード システム、検証済みシステム、リファレンス アーキテクチャ、ソリューションを、データセンターのコアやエッジで稼働している従来型のワークロードとクラウド ネイティブ ワークロードの両方に対して最適化した形で提供します。

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