2017年8月3日
デル株式会社
デル、「Latitude 3480モバイルシンクライアント」と「Wyse ThinOS」を発表
VDI環境におけるリーダーシップを強化
- Windows 10 IoT Enterpriseベースの「Latitude 3480モバイルシンクライアント」:セキュリティとコネクティビティーをWin10 IoTベースのモバイルフォームファクタに統合
- 「Wyse ThinOS 8.4」:高度なセキュリティーとウイルス耐性を提供し、VMware Blast Extreme Protocolを新たにサポート
デル株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:平手智行、以下デル、URL:http://www.dell.co.jp/)は、VDI(Virtual Desktop Infrastructure:デスクトップ仮想化)の導入、構成、管理をさらに容易にする広範なソリューションセットとして、Windows 10 IoT Enterpriseベースの「Latitude 3480モバイルシンクライアント」と「Wyse ThinOS 8.4」を発表しました。
Windows 10 IOT Enterpriseベースの「Latitude 3480モバイルシンクライアントは、エンタープライズレベルのセキュリティー、パフォーマンス、卓越したユーザーエクスペリエンスを提供します。また、ウイルス耐性に優れたシンクライアントOSの最新バージョン「Wyse ThinOS 8.4」は、VMware Blast Extreme Protocolをサポートするようになります。また、管理ソフトウェア「Wyse Management Suite」を利用することにより、「Wyse ThinOS 8.4」の構成、監視、管理、最適化を一元的に実現することができます。
「Latitude 3480モバイルシンクライアント」:セキュアで管理が簡単なモバイルVDI
「Dell Latitude 3480モバイルシンクライアント」は、顧客がシンクライアントに求めるセキュリティー、コントロール、管理性をビジネス向けノートパソコン「Latitudeシリーズ」をベースとし、インテル®プロセッサーとフルHDディスプレイ、Windows 10 IoT Enterpriseを搭載した14インチのモバイルフォームファクタで提供します。また、セキュリティーで保護された仮想デスクトップ環境を外出先で使用する必要のあるタスクワーカーに最適です。
「Latitude 3480モバイルシンクライアント」の主な特長
- セキュアな信頼性:米国政府や規制が厳しい業界が必要とするあらゆる重要なセキュリティー認定を取得しています。また、TPM 2.0とインテル vProによる管理をサポートします。
- 強力なパフォーマンスとポータビリティー:Latitudeシリーズの優れたデザインとユーザーエクスペリエンスを継承し、14インチのフルHDディスプレイを搭載し、インテルのデュアルコアプロセッサーと統合グラフィックス、4GB RAM、長寿命バッテリーなどの優れた機能を搭載します。
- 優れた接続性:USB 3.1 x 2、USB 2.0 x 1、RJ45(有線LAN)、HDMIおよびVGAポート、無線LANおよびBluetooth など、広範な周辺機器およびネットワーク接続をサポートします。
- ソフトウェアの選択肢:標準でCitrix XenDesktop、Microsoft RDS、VMware Horizonといった主要なVDIブローカークライアントを搭載しています。
「Latitude 3480モバイルシンクライアント」には、Dell Threat Defenseを通じた高度な脅威防御ソリューションによるセキュリティーレイヤーをオプションで追加できます。Threat Defenseは、AIと機械学習を利用してすべてのWindowsシンクライアント上でランサムウェアやゼロデイ脅威などのマルウェアをプロアクティブに防止する高度な脅威防御ソリューションです。Windows 10 IoT Enterpriseと併せて購入すると、Microsoft Software Assuranceプログラムの対象となるため、デバイスあたりのソフトウェアライセンス費用をVirtual Desktop Access(VDA)ライセンスと比べて年間50%節約することができます。
「Dell Latitude 3480モバイルシンクライアント」
販売開始日:2017年8月3日
販売価格(税抜き、送料込み):95,800円
製品ページ:http://www.dell.com/jp/business/p/wyse-3480-mobile-thin-client/pd?fl=c
※仕様詳細については、製品ページをご参照ください
「Wyse ThinOS 8.4」:新しいプロトコルをサポート
デルは、ウイルス耐性に優れたシンクライアントOSへの投資を継続しており、プロトコルサポートといくつかの新機能を追加します。新しいThinOS 8.4は、HTMLアクセスを含むVMware Blast Extremeリモートプロトコルをサポートするようになりました。フル機能のVMware Horizonクライアントを利用してアクセスする場合は、より高度なグラフィカルエクスペリエンスが得られ、仮想ワークスペース環境に優れた柔軟性と管理オプションをもたらします。 「Wyse ThinOS 8.4」は、Citrixユーザー向けに最新のCitrix HDX RealTime2.2をサポートしており、ユニファイドコミュニケーション機能が向上しています。また、XenAppおよびXenDesktopサーバーによるHTML5マルチメディアWebコンテンツの配信方法を制御、最適化するHTML5ビデオリダイレクトをサポートします。
「Wyse ThinOS 8.4」は、QUMUマルチキャスティングとBluetooth 4.0のサポートによる4Kビデオ出力をはじめ、優れた接続性と周辺機器オプションを提供します。また、セキュリティー面の強化には、セルフサービス・パスワードリセット機能、ファームウェアのアップグレード/ダウングレード時にデフォルトで行われるファームウェアシグネチャ認証、信頼されたネットワークデバイスへの証明書のセキュアな発行をサポートする簡素化されたSCEPのサポートなどがあります。