当資料は、2019年11月18日に米国で発表されたプレスリリースの抄訳版です。
2019年12月18日
デル株式会社
EMCジャパン株式会社
米サンディエゴ スーパーコンピューター センター、
最新スパコン「Expanse」にデル テクノロジーズのサーバーを採用
ニュースの概要
- デル テクノロジーズのサーバーが、サンディエゴ スーパーコンピューター センター(SDSC)の新しいハイパフォーマンス コンピューティング システム「Expanse」(エクスパンス)に採用される
- 第2世代AMD EPYCTMプロセッサー搭載の「Dell EMC PowerEdge」サーバーが5ペタフロップスのピーク パフォーマンスを提供する予定
- Expanseは2020年後半に運用開始 - 現在SDSCが運用中のシステムの2倍近いパフォーマンスにより、天文学、分子動力学、マシンラーニング(機械学習)、AI(人工知能)など幅広い分野で、数万人の研究者による調査研究のスピードアップと発見をサポート
2019年11月18日、米コロラド州デンバー発
デル テクノロジーズは本日、同社製品がサンディエゴ スーパーコンピューター センター(SDSC)の次世代スーパーコンピューター(スパコン)プロジェクトに採用されたことを発表しました。カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)に属するハイパフォーマンス コンピューティング センターとして全米で広く知られている同センターは、新しい「Expanse」(エクスパンス)システムの開発と展開について、米国立科学財団(National Science Foundation、NSF)より期間5年、1,000万ドルの助成を受けています。
多様な計算処理とデータ集中型のワークロードをサポートできるように設計構築されている「Expanse」は、第2世代AMD EPYC™プロセッサーを搭載し、Mellanox® HDR InfiniBandで接続した728のデュアル ソケット「Dell EMC PowerEdge C6525」サーバーで構成されます。
次世代AMD EPYCプロセッサーとNVIDIA® GPUを搭載した、高密度計算サーバー「PowerEdge C6525」で構築されるExpanseは、最大5ペタフロップスのピーク パフォーマンスを提供することが見込まれています。5ペタフロップスのシステムは、1秒1演算換算で1億5,800万年以上を要する数の演算を1秒で処理します(*1)。また、ExpanseはSDSCが現在運用しているスパコンComet(コメット)の2倍のパフォーマンスを提供するため、SDSCはこれまで以上に多くの研究者とプロジェクトをサポートすることが可能になります。
SDSCの新しいスパコンは、世界で最も進んでいる統合デジタル リソースとサービスが使われている米国立科学財団の「Extreme Science and Engineering Discovery Environment (XSEDE)」の主要なリソースとしての役割を果たすことになります。このプロジェクトの詳細は、米コロラド州デンバーで11月17日~22日に開催された『International Conference for High Performance Computing, Networking, Storage and Analysis(SC19)』で、紹介されました。
*1 1ペタフロップス(PFLOPS、1秒あたり1,000兆回の浮動小数点演算)の処理能力に基づく。1PFLOPSシステムの1秒あたりの演算回数は、1秒1演算換算で31,688,765年に相当。したがって5PFLOPS システムの場合、1秒1演算換算で158,443,825年に相当。 https://kb.iu.edu/d/apeq
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■デル テクノロジーズについて
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