デル、第13世代目となるDell™ PowerEdge™サーバ新シリーズを発表

 

2014年9月9日

デル株式会社

 

デル、第13世代目となるDell™ PowerEdge™サーバ新シリーズを発表

~急速に変化するビジネス環境への対応を支える

幅広いポートフォリオと先進的テクノロジを提供~

デル株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:郡 信一郎、以下、デル)は本日、Intel® Xeon® Processor E5 2600 v3ファミリーを搭載する第13世代のDell PowerEdgeサーバ4機種を発表します。ラックマウント型サーバである「Dell™ PowerEdge™ R730xd」、「Dell™ PowerEdge™ R730」、「Dell™ PowerEdge™ R630」、タワー型サーバ「Dell™ PowerEdge™ T630」は本日より提供開始します。

クラウド、ビッグデータ、モバイル、BYOD、SDE(Software-Defined Everything)などのメガITトレンドの登場により、ITはより経営に近いところで活用されるようになり、従来型のIT用途と効率的に両立させることが重要になってきました。新世代のPowerEdgeサーバは、前世代からさらなる機能拡張がなされており、アプリケーションパフォーマンスの向上、あらゆる環境下におけるワークロードへの対応、シンプルなシステム管理の3つに注力し、新しいITニーズにも柔軟に対応するポートフォリオを備えています。

デルとインテルは、グローバルリサーチ会社であるPenn Schoen Berland (PSB)を通じて、米国・英国・ドイツ・日本・ブラジル・インド・中国・ロシアにおいてIT導入に携わる計800名を対象とした調査「Future Ready IT survey」を行いました。本調査では、クラウド、ビッグデータ、モバイル、BYOD、SDE(Software-Defined Everything)などのメガITトレンドがいかにITの活用に影響を与えているかを明らかにしました。

  • 調査対象者の80%がこれらのITトレンドが今後の投資における優先事項となっていると答えており、組織は従来型のITに関わる運用・コストの両面で効率化に加えて、新たなアプリケーションの導入・利用に対するサポートが社内から求められるようになってきています。60%の組織が従来型と新しいビジネスアプリケーションを混合的に利用している状況にあります。そのため、ITに対する期待そしてプレッシャーには、日々の業務を円滑に遂行するための優れたパフォーマンスを維持するだけでなく、急速に変化するビジネス環境への迅速な対応があります。

–  アプリケーションパフォーマンスの高速化:すべての組織がアプリケーションの最適化こそが最も重要と回答

–  管理のシンプル化:90%以上の組織が適切なデータセンター管理・運営が必要と回答

–  あらゆるレベルのワークロードへの対応:どのワークロードを実行するか検討する際に、50%近くの組織がアプリケーションとパフォーマンスの最適化能力がもっとも重要と回答

Dell™ PowerEdge™ 13世代サーバの特長

幅広い用途のアプリケーションやワークロードに関わる価格対パフォーマンスの最適化を実現するためのお客様のニーズに合わせたエンジニアリングや、業界をリードするシステム管理機能を搭載したストレージ、プロセッサー、メモリに関わる最先端のテクノロジを提供します。

  • フラッシュ型ストレージ によるアプリケーション性能の向上

高速なアプリケーションパフォーマンスへとつながる高速データアクセスを追求しています。高性能なPowerEdge Express Flash NVMe PCIe SSDとSAN向けの超高性能「Dell Fluid Cache テクノロジ」をはじめとする、新しいフラッシュの性能を引き出す機能を携えており、デルのサーバポートフォリオは、遅延が許されないワークロードにおいても高いパフォーマンスを発揮します。

  • 仮想ストレージに最適なソリューションによる データセンターにおける効率の最大化

新世代サーバのデザインおよびシステム管理の機能拡張は、新たにSDS(Software-Defined Storage)を念頭に置いた設計がなされています。インボックス階層型ストレージおよびハイブリッドフラッシュ型/スピンドル型ストレージ構成は、VMware® Virtual SANおよび Microsoft® Storage Space·ソリューションに最適です。

  • スケールアウト型サーバ/ストレージによる データセンターのスケール/クラウド化

敏捷性とは、PowerEdgeサーバがインフラストラクチャにもたらす競争力です。デルの高密度かつ大容量ストレージを備え、かつ簡単に導入および管理が可能なプラットフォームにより、競争環境の激しいビジネスにおけるデータセンターに対する処理能力向上や容量拡張の両方に対する迅速な対応を実現します。

  • より高密度な仮想化環境によるリソース統合

省スペース、消費電力の低下は、データセンターにおける継続的な課題です。PowerEdgeサーバ のポートフォリオ全体がもたらす大容量メモリおよびスケーラブルなストレージ·リソースによって、多岐にわたる仮想化ソリューションを提供し、サーバやデータを集約統合することができます。

  • 現場、リモート、モバイルアクセスなど、どこからでもシンプルな管理

スマートデバイスによる遠隔監視や、NFC(近距離無線通信技術)対応ベゼルを備えたサーバにモバイルデバイスをかざすだけでエラーログなどの重要な情報を取得できるなど、OpenManageはエンタープライズのシステム管理をよりシンプルかつ効率的にしています。

運用効率を高めるシステム管理機能

  • OpenManage Essentials

エンタープライズ製品を監視・管理するために最適化された単一コンソールシステム管理ソリューション。iDRAC (Integrated Dell Remote Access Controller)やコマンドラインスクリプトによるプロファイルベースの​​構成と継続的な自動化されたポリシーベースの更新を定義設定する際、OpenManage Essentialsによって不具合発生やパフォーマンスの低下を最小限に抑えることができます。

  • OpenManage Mobile

モバイル端末を介して重大な事象のアラート通知を受信し、いつでもどこでも、データセンターの監視と改善作業を安全に実行することができます。 

  • iDRAC Direct

USBキーに格納した利便性の高いXMLファイルにより、Dell™ PowerEdge™第13世代サーバの各種設定をまさに「1回」で完了させることができます。BIOS、iDRAC、PERC(Dell PowerEdge RAID Controller)、そしてNIC(Network Interface Card)の設定ファイルを一瞬でアップロードします。

  • iDRAC Quick Sync

「iDRAC Quick Sync」によって、OpenManage Mobile対応のモバイルデバイスを NFC対応ベゼルを備えたサーバにかざすだけで、設定データ、サーバ状態やエラーログ出力を簡単に確認することができます。

  • iDRAC 自動設定

iDRACはユーザが保持しているBIOS、iDRAC、RAID、LOM/ NIC設定を含めたセントラルリポジトリから、サーバ全体のXML設定プロファイルを自動的に取得することができます。

  • 自動更新

新しいファームウエア更新を中央リポジトリに追加するだけで、あとは、設定された保守スケジュールに基づいて、それぞれiDRACがサーバの更新部分だけを自動的にダウンロードしサーバに適用します。

各製品の特長

ラックマウント型サーバ:「Dell™ PowerEdge R730xd

今日のXaaSプロバイダ、Hadoop/BigData ユーザやコロケーションホスティングで求められるスケールアウト型ストレージ向けに設計された2ソケット/2U ラックサーバ。Microsoft® Storage Space などのアプリケーションで必要になる内蔵ストレージの階層化にも対応。SDS(Software-Defined Storage)用途に最適なサーバ。

出荷開始日:2014年9月9日

最小構成価格:441,000円~

*表記の価格は、税抜の最小構成価格です。

製品詳細:http://www.dell.com/jp/business/p/poweredge-r730xd/pd?~ck=anav

 
 

ラックマウント型サーバ:「Dell™ PowerEdge™ R730

データセンターに必要な高い柔軟性を提供し、クラウド、仮想化、Webや、HPCをはじめ要求の厳しい環境にも最適な2ソケット/2U ラックサーバ。 2枚のGPUオプションにより医療用画像処理にも対応。

出荷開始日:2014年9月9日

最小構成価格:415,000円~

*表記の価格は、税抜の最小構成価格です。

製品詳細:http://www.dell.com/jp/business/p/poweredge-r730/pd?~ck=anav

ラックマウント型サーバ:「Dell™ PowerEdge R630

CPU/メモリ/ストレージを高密度に搭載が可能な2ソケット/1U ラックサーバ。前面に最大24個の1.8インチSSDを搭載可能。即応性、柔軟性の高いデータセンターを実現し、データベース、仮想化環境、Web環境およびHPC用途に最適。

出荷開始日:2014年9月9日

最小構成価格:  389,000円~

*表記の価格は、税抜の最小構成価格です。

製品詳細:http://www.dell.com/jp/business/p/poweredge-r630/pd?~ck=anav 

タワー型サーバ: Dell™ PowerEdge T630

汎用性の高い構成で、プロセッサーの高処理能力を提供する2ソケットのタワー型サーバ (ラック構成:5U)。リモートオフィス/支店やデータセンターをはじめとする中規模オフィス向けにエンタープライズクラスの可用性と大規模な拡張性を提供。豊富な内蔵ストレージ、最大4台搭載可能なGPUにより、メールとメッセージングから、大規模なデータベース、CRM、サーバおよびデスクトップの仮想化、および医療用画像処理などの様々な分野での活用が可能。

出荷開始日:2014年9月9日

最小構成価格:276,000円~

*表記の価格は、税抜の最小構成価格です。

製品詳細:http://www.dell.com/jp/business/p/poweredge-t630/pd?~ck=anav

*記載されている会社名および製品名は、各社の登録商標または商標です。

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