安定性や運用効率のよさからPowerEdgeを採用
データセンターも環境のことを考える必要がある時代の中で、カゴヤ・ジャパンの自社データセンターでは冬期の冷涼な外気を冷水製造に直接利用するフリークーリングや、冷水蓄熱タンクを採用し、安定した冷却効果と省エネルギーを実現している。また、2015年には「東京都中小規模事業所のクラウド利用による省エネ支援事業」対象の環境に優しいデータセンターに認定されるなど、以前から環境への取り組みを進めてきている。
一方で、サービスを支えるインフラとなるサーバーに関して、カゴヤ・ジャパン株式会社DCグループマネージャー代行 伏見直氏は、「24時間365日稼働・運用する必要があるサーバーは、パフォーマンスはもちろん、故障パーツの交換のしやすさやラッキングのしやすさなどの保守のしやすさが重要となってきます。保守のしやすさは、故障時の復旧の速さやお客様への提供スピードに関わる問題ですので、サーバー選定の重要なポイントですね」と説明する。
カゴヤ・ジャパンでは、複数メーカーのサーバーを利用しているが、10年以上前からデル・テクノロジーズのDell EMC PowerEdgeも数多く採用している。カゴヤ・ジャパン株式会社DCグループ運用チームリーダー 大森友裕氏は、デル・テクノロジーズおよびPowerEdgeに対して、次のように評価する。「デル・テクノロジーズは、技術的な問題やさまざまな課題に他社よりも迅速に対応いただいているというイメージがあります。また、後継機のリリース前に評価機を提供してくれて、運用も含めた事前検証ができるのも助かります」。
さらに伏見氏は、PowerEdgeを使い続けている理由を次のように明かしてくれた。「初めてサーバー選定の担当者になったときに、我々のサービスメニューに合わせて最適なモデルをデル・テクノロジーズが提案してくれたのが印象的でした。コストパフォーマンスも高く、今回の機種入れ替えでも、2ソケットサーバーのDell EMC PowerEdge R440の導入により3割ほどのコスト削減につながった。故障率も他社のサーバーより低いというイメージを持っており、各サーバーに番号が割り振られているサービスタグをサポートに連絡すれば構成を含めてすべてを把握してくれているので問い合わせもしやすく、運用管理しやすいと思っています」。