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      09月 28日, 2020年

      デル・テクノロジーズ、オープンソース プラットフォームを支える「VMware Tanzu on Dell EMC VxRail」を発表

  • ストーリーハイライト

    「Kubernetes at Cloud Speed」の展開を実現

  • 09月 28日, 2020年 —  

     

    デル・テクノロジーズ株式会社(本社:神奈川県川崎市、URL:https://www.delltechnologies.com/ja-jp/index.htm 、代表取締役社長:大塚 俊彦、以下、デル・テクノロジーズ)は、本日、「VMware Tanzu on Dell EMC VxRail(以下Tanzu on VxRail)」を発表しました。これは、最新のVMware HCIソフトウェアならびにTanzuと「Dell EMC VxRail」の統合ソリューションです。また、「VxRail」ユーザーに有益な、vSAN、vSphere、VMware Cloud Foundation向けの数多くの新機能も発表しました。これは、「VxRail」ユーザーが、Kubernetesのオーケストレーションおよびモダン アプリケーション開発に向けたTanzuのどの導入フェーズにいるかに関わらずメリットを提供します。

    アプリケーションのモダナイズ(最新鋭化)を促進するため、「VxRail」は、vSphere with Tanzuを実行するための複数の統合HCI(ハイパーコンバージド インフラストラクチャー)オプションを提供し、「Kubernetes at Cloud Speed」の展開を可能にします。デル・テクノロジーズは、リファレンス アーキテクチャー、クラスター、プライベート クラウドとTanzuポートフォリオを完全に統合して提供する唯一のHCIベンダーです。これらは、すべて「VxRail」上で提供されます。

    企業は、それぞれの運用モデルおよびKubernetesの知識・経験レベルに合わせた最適なインフラストラクチャーを選ぶことができます。検証済みのPaaS(Platform as a Service)やCaaS(Container as a Service)プラットフォームの開発を「VMware Tanzu Architecture for VxRail」で検討しているか、または「Tanzu on VxRail」によるKubernetesの急速な展開を目指しているか、もしくは「VMware Cloud Foundation on VxRail」によって完全に統合されているセキュアなターンキー プライベート クラウド環境でKubernetesを大規模に展開するのかに関係なく以下を実現します。

    • 短期間での高速導入: 完全に統合・自動化され、迅速に展開可能なインフラストラクチャー、またクラウドライクなリソースプール、弾力性、俊敏性とスピード、プログラミング可能な環境とともに提供される「VxRail」によって、Kubernetesインフラストラクチャーを短期間で展開できます。これにより、開発者は最新のデジタル ビジネスのスピードと同じペースで作業を進めていくことが可能です。
    • 最適な方法でKubernetesを実行: 幅広いインフラストラクチャーの導入オプションによって、ユーザー企業の運用モデルに合わせた最適かつ一貫性のあるオペレーションを実装することができます。また、Kubernetesの導入プロセスにおけるそれぞれの段階に合わせた最適なインフラストラクチャーを展開できます。
    • Kubernetesの急速な進化・発展: 進化し続ける最新のVMware Kubernetesに対して、一貫したサポートを提供。「VxRail」の自動化されているフルスタックのライフサイクル管理、また次世代プラットフォームの無停止での追加機能により、ユーザー企業は完全な統合・自動化インフラストラクチャーを基盤に、Kubernetesテクノロジーのメリットを、高い信頼性とともに予測しながら最大活用できます。

    「Tanzu on VxRail」の柔軟なインフラストラクチャー オプションによって、企業はKubernetesを短期間で導入し、ビジネスの迅速なスピードに合わせていくことが可能になります。どのような環境においても、最新のVMware HCIソフトウェア リリースとの緊密な統合を通じて、「VxRail」はユーザー企業のニーズを完全にサポートします。

    vSANおよびvSphereの最新リリースでは、ストレージの効率、セキュリティー、ファイル サービスなど多くの機能が強化されています。ストレージの効率向上の一例がHCIのメッシュ機能で、これによって複数のクラスター間でストレージ リソースを共有することが可能になります。この機能は、特に数多くのクラスターのいずれかの容量に余裕があるような、大規模な「VxRail」ユーザー企業に高い価値をもたらします。例えば、いずれかのクラスターの容量の利用率が低い場合、メッシュ機能によってそのクラスターの余っている容量を別のクラスターで活用することができます。また、「VxRail HCI System Software」によるSaaSのマルチ クラスター管理と予測可能な容量分析を利用することにより全クラスターの容量の利用状況を追跡管理し、メッシュ機能の最も効率的な活用法を判断し、ワークロードのパフォーマンスを最適化できます。

    他にも以下のようなメリットを提供します。

    • vSANの「Compression only」(圧縮専用)オプション - 一般的に重複排除のメリットを活かすことが難しい高負荷なワークロードをサポート。
    • ファイル サービスの拡張 - SMB v2.1およびv3を通じたWindowsファイルの共有。Microsoft Active Directoryの使用時に、両方のファイル共有タイプでKerberosベースの認証を利用することが可能。
    • セキュリティーの新機能 - vSAN In-transit Encryption(転送時暗号化)およびSecure Disk Wipe(セキュアなディスク消去)。
    • VMware Cloud Foundationのリモート クラスター管理機能 - 「VxRail」ユーザー企業は、ハイブリッド クラウドからエッジまで一貫性のあるオペレーションおよびフルスタックの統合ライフサイクル管理を維持したままで、VMware Cloud Foundationのワークロード ドメインをリモート ロケーションに拡張可能。

    価格および提供開始時期:

    ■価格:「VMware Tanzu on Dell EMC VxRail」:個別見積もり。2020年10月1日より提供を開始します。

    ■提供について:デル・テクノロジーズおよびビジネスパートナーから提供します。

    ■製品写真:「VMware Tanzu on Dell EMC VxRail」
    https://corporate.delltechnologies.com/content/dam/uwaem/production-design-assets/jp/news/photo-library/vxrail-vp-series-front.jpg

     

    9月30日(水)から10月1日(木)までオンラインで開催される「VMworld 2020」において、「Tanzu on VxRail」のセッションが行われます。複数の完全に統合されている「Tanzu on VxRail」インフラストラクチャーが、コア、エッジ、クラウドのすべてを通じてどのようにKubernetesの導入およびクラウド ネイティブ アプリケーションの開発を促進するのか、また、完全に統合・自動化されているインフラストラクチャーを基盤に、どのようにお客様が迅速に高い信頼性をもって予測可能な形で進化・発展するKubernetesテクノロジーのメリットを最大活用できる環境を提供するのかなどについて、ご説明する予定です。

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