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ITチームは、ほぼ2年ごとに倍増するデータ ボリュームの管理に絶えず苦労しています。従来のストレージ インフラストラクチャは、今日の企業が生成するデータのボリュームを処理できるようには構築されていません。しかも、ITチームでは、データの価値を引き出せるよう分析をサポートすることはおろか、リソース要求にタイムリーに対応することさえ困難になっています。データを収集する能力と、そうしたデータからインサイトを得る能力とのギャップがビジネスの変革の妨げとなっている組織も少なくありません。明らかに、より効率的なデータ管理とコスト削減を可能にし、データの優れた俊敏性を実現できる新たなストレージ ソリューションが必要です。
Dell EMC ECSは、そうした課題を解決する、エンタープライズ グレードのオブジェクト ストレージ プラットフォームです。これにより、クラウド ストレージを使用して、非構造化データの収集、保存、保護、管理を、パブリック クラウドのような規模で柔軟に行えます。
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この数年間、多くの組織が、データ管理の課題を解決しようと、パブリック クラウドを利用し始めました。パブリック クラウドは、デジタル トランスフォーメーションに大きな効果をもたらすとして歓迎されました。しかし、こうした組織は、データ管理とストレージのニーズに合わせてパブリック クラウド ストレージ プラットフォームを使用すると、データ レジデンシー、規制基準へのコンプライアンス、予期せぬコストになど、困難なリスクと課題が生じることをすぐに認識しました。調査対象の約80%の組織が、クラウドから自社にデータを転送しており、64%の組織が、サービスに予想を超える総コストがかかっていると回答しています。また、約半数が、データ セキュリティとコンプライアンスに関する問題を報告しています。
エンタープライズ ストレージ戦略においてパブリック クラウドがやむを得ずこれからも一定の役割を果たしていく中、多くの企業がより効果的かつコスト パフォーマンスに優れた方法でデータを管理するために、ハイブリッド ストレージとマルチクラウド戦略に目を向けています。
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Dell EMC ECS(Elastic Cloud Storage)を使用すると、組織はハイブリッドまたはマルチクラウドのストレージ モデルを簡単かつコスト パフォーマンスに優れた方法で導入することで、データ管理の課題を克服できます。
ECSは、従来型と次世代型の各ワークロードのサポートを目的として構築された、業界をリードするオブジェクト ストレージ プラットフォームです。ソフトウェアデファインド ストレージなどのさまざまな従量課金モデルで、ターンキー アプライアンス、またはDell EMCが運用するクラウド ストレージ サービスとして導入可能です。ECSにより、あらゆる規模の組織が、非構造化データを、その規模と期間にかかわらず、コスト パフォーマンスに優れた方法で保存および管理できます。
Dell EMCクラウド ストレージは、フラットなスケールアウト アーキテクチャと、グローバル規模の優れた整合性を備えており、パブリック クラウドのようなほぼ無限の拡張性と、総所有コスト(TCO)の59.5%削減を同時に実現します。さらに、オブジェクト、ファイル、HDFSなど、幅広いマルチプロトコル サポートと、高度なデータの整合性、保護、セキュリティ機能を提供します。
Dell EMCクラウド ストレージのメリットは次のとおりです。
- スケールアウト オブジェクト アーキテクチャを活用して、インフラストラクチャをモダナイズできます。これにより、システム停止を伴うクラウド移行や、アプリケーション プラットフォームの再構築が発生しなくなります。
- 将来を見据えたデータ保護とコンプライアンスの機能により、データ資本を保護できます。
- インプレースHDFSのサポートやネイティブのメタデータ検索といった機能を使用して、データ主導型ビジネスのニーズに対応し、分析イニシアティブを推進できます。
- マルチ プロトコルの充実したサポートとS3との互換性により、クラウド ネイティブ アプリケーションの開発を高速化します。
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Dell EMC ECSのクラウド ストレージが最適な選択肢である理由を以下にご紹介します。
- エンタープライズ対応のテクノロジー:ECSは、エンタープライズクラスのオブジェクト、ファイル、HDFSに対応し、セキュリティとコンプライアンスを確保したシステムです。
- ほぼ無限の拡張性:ECSは、簡単に拡張できるオブジェクト ストレージであり、サイズの小さいファイルと大規模なファイルの両方に対応し、厳格かつグローバルな整合性を実現します。
- ROIの向上:ECSを使用すると、メタデータのオーバーヘッド削減、ストレージ再利用の向上、使用可能なストレージ容量の拡張が可能になります。また、パイプラインにおける未処理のガベージ データをより効率的に削減できます。
- 短時間でのインサイト獲得:ECSを使用すると、データ ストリーミング プラットフォームを統合して、IoTデータの取得と分析を行うプロセスにリアルタイムでアクセスできます。
- データ可視性の強化:ECSは、カスタム アラートと容量監視の機能や、メトリックのエクスポート ツールを備えています。これにより、正確な予測を行い、クラウド ストレージ容量のアラートに簡単に対処できます。
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Dell EMC Future-Proof Loyalty Programは、製品の価値をアプリケーションのライフタイム全体で得られるようにし、Dell EMCテクノロジーに対するお客様の投資を保護することを目的としています。プログラムの内容は以下のとおりです。
- 3年間の満足度保証。
- 既存または競合他社のシステムを下取りに出し、次世代のDell EMC製品に適用できるクレジットを受け取ることで、ハードウェアへの投資を保護できます。
- 明確で透明性のあるサポート料金。
- オールインワン ソフトウェア:重要なデータの保存と管理に必要なさまざまな機能が揃っています。
- 安心のデータ移行:Dell EMCストレージとハイパーコンバージド ソリューションへのデータ移行をシンプルにします。
- データ保護の重複排除保証:推奨されるベスト プラクティスにより、データ保護アプライアンスで、最大55倍のデータ削減を実現できます。
- ワークロード向けのストレージ データ削減保証。
- ストレージ、データ保護、HCI製品向けのクラウド モビリティー、サービス、保護、管理。
- ITインフラストラクチャ向けの柔軟なオンデマンド クラウド従量課金モデル。
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クラウド ストレージとは何ですか?
クラウド ストレージは、物理データを保存した論理プールにどこからでも容易にアクセスできるようにするためのアーキテクチャです。サービス プロバイダーまたはホスティング企業、組織独自のデータ センター内でのオンプレミス導入、もしくは両方のモデルの組み合わせによって提供される場合があります。
クラウド ストレージを使用するのはどのような組織ですか?
クラウド ストレージは、次のようなことを実現したい組織に適しています。
- シンプルで拡張性に優れたデータ ストレージ。
- インターネット接続を使用して、どこからでも簡単にデータにアクセスできる。
- データの保存と管理にかかるコストを削減する。
- 災害や消失からデータを保護する。
クラウド ストレージにはどのようなメリットがありますか?
クラウド ストレージのメリットは次のとおりです。
- 従来のオンプレミス ストレージ ソリューションと比べて、管理が簡単なうえ、低コストで利用できるため、コストを削減できます。
- ITチームが追加のストレージに迅速にアクセスできるため短時間で導入可能です。
- リモートに保存したデータに、インターネット接続を介してアクセスできることで、ディザスター リカバリーが容易になります。
- どこからでもデータにアクセスできるため、利便性が向上します。
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Dell EMCエンタープライズ データ ストレージ ソリューションのご紹介
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Dell EMCクラウド ストレージ サービスのご紹介
Dell EMCのフラッシュ ストレージ、クラウド ストレージ、およびデータ保護により、データ資本の価値を引き出し、データを最も貴重な資産に変えることができます。
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Dell EMC VMAXオールフラッシュ ストレージ ソリューション
フラッシュ ドライブ テクノロジーを最適化するように設計されたDell EMC VMAXオールフラッシュ データ ストレージは、モダン データ センターのすべての課題に対応します。
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