選択ガイド: メモリ

 

一般的にシステムメモリと呼ばれるランダム・アクセス・メモリ(RAM)は、システムのパフォーマンスを支える重要なコンポーネントです。RAMはデータの流れを一時的に記憶しておく役割を果たします。頻繁に使用するプログラム、アプリケーション、および文書などは、なるべく高速にアクセスできるように、RAMに記憶されます。

RAMが十分にないと、コンピュータはハード・ディスク・ドライブを使ってデータの流れを処理しなければならないので、コンピュータの動作速度が大幅に低下します。

システムの購入時にメモリを増設しておいたほうが、後で増設するよりもコスト効率が良く、便利な場合があります。

メモリ速度

  • DDR4 2666 MHzとDDR4 2400 MHzを利用できます。
  • 最大メモリ速度はプロセッサーによって異なります。例えば、
    • 2666 MHzのメモリは、Celeron、Pentium、i3のプロセッサーを搭載しているDell OptiPlexシステムでは、自動的に2400 MHzにクロックダウンします。
    • 2400 MHzのメモリは、第6世代プロセッサーを搭載しているDell OptiPlexシステムでは、自動的に2133 MHzにクロックダウンします。
  • 32ビットのオペレーティングシステム(Microsoft® Windows 10® 32ビット版など)の場合、4 GBのメモリのうち最大3.5 GBをシステムパフォーマンスに使用できます。残りの0.5 GBは、各種ハードウェアコンポーネントのアドレス空間に割り当てられます。
  • 64ビットのオペレーティングシステムの場合は、4 GBを超えるシステムメモリを使用できます。ただし、64ビット用に設計されたアプリケーションが必要になることがあります。現在のビジネスアプリケーションの多くは、32ビット用に設計されています。しかし、アプリケーションのパフォーマンスにシステムメモリが果たす役割がより大きくなっていることから、64ビットのオペレーティングシステムへの対応が今後も続くと予想されています。
    

メモリモジュールは、メモリ容量、速度、テクノロジーが同じものをペアで取り付けてください。同じ容量のメモリをペアで取り付けることをデュアルチャネル構成と呼びます。この構成によって、最高のパフォーマンスが得られます。同一のメモリモジュールがペアで取り付けられていない場合、コンピュータは動作しますが、パフォーマンスが多少低下します。

 

 

 


 

システムの購入時にメモリを増設しておいたほうが、後で増設するよりもコスト効率が良く、便利な場合があります。

ご希望のソリューション最適なソリューション
大量のデータを扱うアプリケーション(データベース、ソフトウェア、プログラミング、コンパイルなど)のパフォーマンスを最大限に高める32 GBを超えるメモリ
負荷の大きいビジネスアプリケーションの同時実行が可能(使用しないメモリは、今後新たに導入されるオペレーティングシステムやアプリケーションで活用)16 GBを超えるメモリ
複数のオフィスアプリケーションを同時実行可能8 GBのメモリ
ビジネス用生産性向上アプリケーションの実行が可能4 GBのメモリ


インテル® Optane™メモリをサポートする構成向き。

インテル® Optane™メモリは、SATA HDD/SSDなどの低速ストレージデバイスと組み合わせて使用するシステム高速化ソリューションであり、PCIe/NVMeソリッド・ステート・ドライブに匹敵するレベルにまでパフォーマンスを高速化します。最も使用頻度の高いファイルをインテル® Optane™メモリに格納することにより、スマートな適応型SWを使用してアクセスが高速化され、全体的なシステムパフォーマンスが向上します。ハードドライブとインテル® Optane™メモリは1台のドライブボリュームとして認識され、使用感は標準的なドライブとほとんど同じです。1 TBのHDDと4 GB DDRを搭載したシステムに16 GBのインテル® Optane™メモリを取り付けると、インテル® Optane™メモリを搭載していない1 TB HDDと8 GB DDRのシステムよりも応答が速くなります。

Optane の要件: 第7世代または第8世代インテル®Core™プロセッサーおよびインテル®ラピッド・ストレージ・テクノロジー(インテル® RST)用ドライバ(インテル® Optane™を購入した場合、工場出荷時にデフォルトでインストール)搭載の第7世代または第8世代インテル® Core™プロセッサープラットフォーム。

よくある質問(FAQ):

インテル® Optane™メモリとは何ですか。また、なぜメモリと呼ばれているのですか。

インテル® Optane™メモリは、第7世代および第8世代インテル® Core™プロセッサープラットフォーム向けのシステム高速化ソリューションです。このソリューションはモジュール形式で提供され、プロセッサーと低速SATAベースのストレージデバイス(HDD、SSH、またはSATA SSD)との間にこの新しいメモリメディアを設置すると、よく使用されるデータやプログラムをプロセッサーの近くに保存できるため、こうした情報へのアクセスが高速になり、全体的なシステムパフォーマンスが向上します。

インテル® Optane™メモリは、DRAMに取って代わるものですか。

インテル® Optane™メモリモジュールはDRAMとは異なるものです。ただし、DRAMに追加することでシステムパフォーマンスを向上できます。

インテル® Optane™メモリによってSSDも高速化できますか。できる場合、どの程度高速化されますか。

できます。インテル® Optane™メモリは、SATA SSDを含めSTAベースタイプのストレージメディアの高速化に使用できます。ただし、インテル® Optane™メモリの追加によるパフォーマンス向上の効果は、HDDなどの低速ストレージデバイスに対するほうが大きくなります。

ただSSDを使用するよりインテル® Optane™メモリを選ぶほうがよいのはなぜですか。

お客様の要件に基づいて、選択できます。通常、大容量ストレージが必要な場合は、HDDを選択します。SSDは容量が小さいことが多く、コストが高くなる傾向があります。インテル® Optane™メモリをHDDと組み合わせると、大容量HDDでSSD並みの応答性が実現します。

16 GBではなく、32 GBの容量が必要なのはなぜですか。パフォーマンスにどのような違いがありますか。

32 GBと16 GBの主な違いは、高速化できるアプリケーションの数です。32 GBモジュールは、プロシューマやゲームユーザなど、さまざまな高負荷アプリケーションを使用するパワーユーザに最適です。同時に複数のゲームをプレイする場合にもお勧めします。

インテル® Optane™メモリから最大限の高速化を実現するには、アプリケーションやファイルを何回起動する必要がありますか。

アプリケーションやファイルを2回目に使用するときに高速化され、大きなメリットが得られます。3回目に起動すると、インテル® Optane™メモリの効果が最大になります。注意: インテル® Optane™メモリはよく使用されるアプリケーションやファイルを優先するので、使用頻度の低いファイルやアプリケーションはキャッシュから排除されます。

インテル® Optane™メモリで何本のゲームを高速化できますか。

使用しているソフトウェアのサイズとアーキテクチャ、その他のソフトウェアの使用やプラットフォームの構成によって、大きく左右されます。

インテル® Optane™メモリをHDDと使用してゲームを高速化すると、ゲームの起動やレベルのロードはSSDを使用したときのように高速化されますが、ゲームのプレイについてはどうでしょうか。ゲームのプレイに影響はありますか。

ゲームのプレイは、SSDベースのシステムでもHDDベースのシステムでも違いはありません。ゲームはプレイ中にDRAMに読み込まれるからです。