選択ガイド: ビデオカード

 
最適なビデオカードを選択することの重要性

プレゼンテーションの作成、スプレッドシートのデザイン、インターネットの閲覧、写真の編集、ムービーの視聴に至るまで、ノートパソコンのWindows Vistaオペレーティングシステムで処理するタスクでは、その大部分が大量のグラフィックス処理を伴うようになってきました。また、テレビ会議やビデオEメール(Dell Video Chat)などによるビデオ通信を利用する中小規模企業も増加しています。そのため、最適なビデオカードを選ぶことが、モバイルでの作業環境全体を改善する上で非常に重要な要素となっているのです。

グラフィックスの品質は、使用するビデオカード(グラフィックスカードともいう)によって決まります。最適なグラフィックスソリューションを選択すれば、グラフィックス処理の負荷が高いタスクでも、生き生きとして、豊かで実物そっくりの、快適なグラフィックスを実現できます。使用可能な色の数、コントラスト、解像度、およびシステム全体のパフォーマンスは、ディスプレイだけでなく、ビデオカードの仕様によっても異なります。

内蔵型グラフィックスと専用グラフィックスの違い

内蔵型グラフィックス: 内蔵型グラフィックスソリューションでは、システムプロセッサー(CPU)とメモリのリソースを他のプログラムと共有します。内蔵型ビデオカードでは、3D 画像など、ある程度複雑なグラフィックスを処理できます。ただし、CPU およびメモリが、他の情報の処理のために過負荷またはビジー状態のときは、最善のグラフィック画質にならない場合があります。この場合、グラフィックスソリューション、さらにはシステム全体の動作が遅滞します。

高いグラフィックス処理能力を必要としない一般的なビジネス業務(文書作成、表計算、基本的なプレゼンテーション、Eメール、大半のインターネットサイトの閲覧)などを目的にノートパソコンを使用する場合は、内蔵型グラフィックスソリューションで十分でしょう。

専用グラフィックス: 専用グラフィックスでは、システムプロセッサーとは別の(専用の)グラフィックスプロセッサーと、システムメモリとは別のメモリユニットを使用します。このソリューションではCPUやシステムメモリに負荷がかからないため、複雑なグラフィックスを必要とするタスクや視覚要素の強いアプリケーションを実行する場合に、パフォーマンス全般の大幅な向上が期待できます。

通常、専用グラフィックスソリューションは内蔵型ソリューションよりもパワフルです。テレビ会議、ビデオ/画像を多用した大容量プレゼンテーションの作成および配信、ビデオや写真の閲覧、作成および編集、視覚要素の強いWebサイトの閲覧など、視覚要素による負荷の大きいタスクをノートパソコンで行う場合は、専用グラフィックスソリューションを選択することをお勧めします。
どのビデオカードを選ぶかによって、画面に表示されるピクチャ、色、モーションの品質が大きく変わります。現在のニーズだけでなく将来の計画も考慮した上で、お客様に最適のビデオカードをお選びください。

お客様が構成されるシステムによっては、ここに掲載されているオプションに対応しない場合もありますのでご注意ください。

ご希望の機能最適な製品
複雑なグラフィックスや視覚要素の強いアプリケーションの処理。ディスクリートビデオカードでは、内蔵型ビデオカードで処理できるすべてのタスクに加えて、以下のタスクを処理できます。
  • ビデオカンファレンス
  • グラフィックデザイン
  • 高品位ビデオ/ムービー/オーディオ
  • 写真/ビデオの編集
専用グラフィックスカード
標準的なオフィス業務用アプリケーション、インターネット、比較的小さなデジタル画像、低解像度ビデオ、その他のシンプルなアプリケーションに対応する、エントリーレベルのソリューションです。以下の用途には、通常、内蔵型ビデオカードで十分対応できます。
  • ワープロ
  • 資金管理
  • インスタントメッセージング
  • グラフィックスやビデオを多用しないプレゼンテーション
  • 表計算
内蔵グラフィックスカード
 インテルHDグラフィックス3000*
(第2世代インテル® Core™ i3以降で標準)
 
インテルHDグラフィックス4000*(第3世代インテル® Core™ i5以降で標準)  AMD Radeon™ HD 7670M NVIDIA® GeForce® GT 630M NVIDIA GeForce GT 620M 1 GB DDR3
グラフィックスタイプ  プロセッサー統合型プロセッサー統合型  専用、切り替え可能専用、切り替え可能  専用、切り替え可能
メモリ 最大1.6 GB(動的な割り当て)  

最大1.7 GB(動的割り当て)

1 GB(専用)  1 GB(専用) 1,024 MB
 メモリのタイプ DDR3 DDR3 GDDR5DDR3 DDR3 
 Direct Xのバージョン 10.1 DX11 DX11DX11  DirectX 11
OpenGL 4.1
 可用性 第2世代インテルCore™ i5以降で標準 第3世代インテルCore™ i5以降で標準オプション オプション オプション