Windows Defender: スキャン中にHDDとCPU使用率が高くなる問題を解決する


Windows Defender: スキャン中にHDDとCPU使用率が高くなる問題を解決する



次の記事では、システムがロックされる問題の解決方法について説明します。Windows DefenderのスキャンでシステムのHDD(ハード ディスク ドライブ)およびCPU(中央処理装置)の使用率が100%までになることがこの原因となります。


目次:

  1. Windows Defenderのスキャン中にシステムがハングアップしますか?
  2. これはなぜ発生するのでしょうか?

 

Windows Defenderのスキャン中にシステムがハングアップしますか?

 

Windows Defenderスキャン中にシステムがハングアップしますか? Process Explorerなどのアプリケーションでシステムのパフォーマンスを確認する場合、MsMpEng.exeでシステムリソースの使用量が過度になっている状況が表示されていますか? これがシステム リソースの80%から100%を消費し、その結果システムは動作が遅くなったり、ハングアップしたりしますか?


トップに戻る


 

これはなぜ発生するのでしょうか?

 

次のセクションでは、MxMpEng.exeを修正して、システムのHDDとCPUの使用率が高くなるのを防ぐためにMicrosoftが推奨するさまざまな方法を紹介します。

  • MsMpEng.exeは、マルウェア対策アプリケーションであるWindows Defenderのコアプロセスです。
  • Windows Defenderは、Windows 10にプリインストールされていますが、Windows 7および8のような古いオペレーティング システムではダウンロードはオプションとして提供されます。
  • MsMpEng.exeがHDDおよびCPUの100%を消費してしまうこの問題は、通常、Windows Defenderがシステムでマルウェアのスキャンしているときに発生します。Windows Defenderでマルウェアをチェックしている間に、数ファイルでスキャン処理がスタックします。その事象が発生した場合は、通常の使用状態に戻すためにスキャン処理を制限/無効にする必要があります。


トップに戻る


 

方法1:その他のアドウェア、マルウェア対策、またはウイルス対策のソフトウェアがインストールされていないこと、または完全に削除されていることを確認する

 

MsMpEng.exe - このプロセスの役割は、スパイウェアのファイルをスキャンし、疑わしいファイルである場合はそのファイルを隔離したり削除したりすることです。また、このプロセスでは既知のワームや、有害なソフトウェア、ウイルス、その他同種のプログラムがないかを確認するためにシステムをスキャンします。

メモ: この問題に対するベストプラクティスは、一度に1つだけマルウェア/ウイルス/スパイウェア対策プログラムをPCにインストールすることです。同時に複数のプログラムを実行またはインストールしないでください。これらのプログラムは競合し、プログラム同士が互いのプログラムを隔離および削除対象として検知します。
 

Windows Defenderは、Windows 10ではデフォルトでインストールされています。

つまり、追加でインストールするソフトウェアはWindows Defenderの後にインストールされることになります。その場合、Windows Defenderによってそのソフトウェアのインストールまたは正しい動作が妨げられます。

  1. スタート アイコンを右クリックし、メニューから[コントロール パネル]を選択します。

  2. 「プログラムと機能」に移動し、そこにリストされたこれらのタイプのプログラムをすべて削除します。

Windows 7および8では、Windows Defenderはプリインストールされていません。

Windows Defenderより後にインストールされたすべてのソフトウェア - Windows Defenderによりソフトウェアのインストールまたは正常な動作が行われません。

Windows Defenderより前にこれらの他のタイプのソフトウェアをインストールした場合 - これらのソフトウェアプログラムによりWindows Defenderが正しくインストールされません。

  1. スタート メニューから[コントロール パネル]を開きます。

  2. 「プログラムと機能」に移動し、Windows Defenderを含む、そこにリストされたこれらのタイプのすべてのプログラムを削除します。

  3. 使用するプログラムをインストールして、使用を開始します。


トップに戻る


 

方法2: Windows Defenderによってシステムの特定のフォルダがスキャンされないようにする

 

負荷が高くなる理由の1つは、MsMpEng.exeが自身のフォルダーをスキャンしていることです。Windows Defenderの問題の原因となっているシステム上の既知のフォルダがある場合は、Windows Defenderでそのファイルを無視するように設定できます。

 
  1. スタート アイコンをクリックし、「Windows Defender」と入力します。検索リストに表示されているWindows Defenderのアイコンをダブルクリックします

  2. 「設定」をクリックし、ウィンドウの下部にある「除外の追加」を選択します

  3. 「フォルダーを除外する」を選択し、目的のディレクトリのパスを入力します。ここの例では、C:\program files\windows defenderです

除外の追加

図1[除外の追加]設定ウィンドウ)

  1. Windows Defender「ツール」「詳細オプション」の順に開きます

  2. 「除外されたファイルと場所」を開きます

  3. 目的のディレクトリのパスを入力します。ここの例では、C:\program files\windows defenderです


トップに戻る


 

方法3:システムのWindows Defenderの関係の設定を低く設定してスキャンを低速化する

 

MsMpEng.exeファイルがシステム内の特定のプロセッサーを使用するように設定して、CPUの使用率が高くなるのを防ぐことができます。ただし、Windows Defenderのスキャン速度は低減し、通常よりも動作は遅くなります。CPU使用率が高くなるよりはスキャンの速度が遅くなるほうが望ましい場合の対処法です。次の手順を適用して、限定モードで関係の設定をします。

 
  1. 「タスク マネージャー」を開きます

    • タスクバーを右クリックして、[タスク マネージャー]を選択します。

    • スタート アイコンを右クリックして、[タスク マネージャー]を選択します。

    • スタートアイコンをクリックし、「タスク マネージャー」と入力して検索結果からタスク マネージャーのアイコンをクリックします。

  2. 「詳細」タブを開きます

  3. プロセス名[msmpeng.exe]を右クリックして、[関係の設定]を選択します

タスク マネージャーの関係を設定する

図2[タスク マネージャー]ウィンドウの[関係の設定])

  1. プロセスでの使用を許可するCPU最大使用量を選択する

  1. 「タスク マネージャー」を開きます

    • タスクバーを右クリックして、[タスク マネージャー]を選択します。

    • Ctrl/Alt/Delを同時に押して画面のメニューが表示されたら、[タスク マネージャー]を選択します。

    • タスク マネージャーを検索し、検索結果からアイコンをクリックします。

  2. 「プロセス」タブに移動します

  3. プロセス[msmpeng.exe]を右クリックし、[関係の設定]を選択します

  4. プロセスからの使用を許可するCPUのコアを選択します

:標準的なCPUの使用の場合、MsMpEng.exeには50%を選択します(例:デュアルコアCPUのうちの1コア、クアッドコアCPUのうちの2コアなど)。


トップに戻る


 

方法4: システムのグループポリシーを使用してWindows Defenderを無効にする

 

CPUの使用率が高い問題を解決するためにWindows Defenderを無効にすることは非常に厳しい対処法です。

:システム保護は、ウイルス対策ソフトウェアがインストールされていない場合には低下します。Windows Defenderを無効にした場合は、別のマルウェア対策アプリケーションがインストールされていることを確認してください。これには、無料または有料のいずれかがありますが、Windows Defendersの代わりとなる何かを必ずインストールするようにしてください。
  1. 「ファイルを指定して実行」ウィンドウを開き、「gpedit.msc」と入力します

    • WindowsキーとRキーを同時に押します。

    • スタートメニューを開き、「ファイル名を指定して実行」を選択します

  2. これにより、グループ ポリシー エディターが開きます。(これは通常、ProおよびEnterpriseエディションでのみ利用できます。Homeエディションにインストールする方法はありますが、この記事では説明しません)。

グループ ポリシー エディター

図3 グループ ポリシー エディター)

  1. 左側のツリー構造を下にスクロールして[コンピューターの構成]を開いて、[管理用テンプレート]、[Windowsコンポーネント]、最後に[Windows Defenderウイルス対策]の順に移動します

  2. 右側のペインで、[Windows Defenderウイルス対策を無効にします]をダブルクリックします

  3. プロパティ]ウィンドウが開き、[有効]を選択して[適用]と[OK]をクリックして変更を保存し、すべてのウィンドウを閉じます。


トップに戻る






記事ID: SLN308113

最終更新日: 2020/05/14 16:46

この記事を評価する

正確
有益
分かりやすい
この記事は役に立ちましたか?
0/3000 characters
1~5個の星の数で評価してください。
1~5個の星の数で評価してください。
1~5個の星の数で評価してください。
この記事は役に立ちましたか?
コメントでは、以下の特殊文字は利用できません: <>()\
文字入力できます。