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Intel HDグラフィックスでデイジーチェーン接続しているU2415モニタを構成する方法



この文書では、Intel HDグラフィックスでデイジーチェーン接続しているDell U2415モニタの構成要件について説明します。


 

デイジーチェーンとも呼ばれるマルチ・ストリーム・トランスポート(MST)は、複数のモニタを直列に接続できる新しい接続仕様で、ビデオ信号はコンピュータから1台目のモニタへ、続いて1台目のモニタから2台目のモニタへ、のように渡されます。これは、別々のビデオケーブルをグラフィックスアダプタから各モニタに並列で接続する従来の構成とは異なります。この方法により、多くの状況でビデオの配線がシンプルになりますが、これを有効にするにはある特定の構成要件があります。



デイジーチェーン接続モニタはDisplay Port(DP)1.2仕様でサポートされますが、Intel HDグラフィックスドライバの機能の仕組みにより、デイジーチェーン構成に含めるすべてのモニタをDP 1.2に設定できるわけではありません。デイジーチェーン接続を有効にするには、直列の1台目のモニタ(グラフィックスカードに直接接続されるモニタ)のモニタ設定でDP 1.2を有効にする必要があります。そして、チェーンの2台目のモニタでは、DP 1.2を必ず無効にします。

これを行う理由は、2台目のモニタがデスクトップの拡張(複製)先であるチェーンの最後のモニタであることを示すチェーンの「終端」信号が、Intel HDグラフィックスドライバによって必要とされるためです。デイジーチェーンに3台のモニタがある場合は、最初の2台のモニタではDP 1.2を有効にし、3台目では無効にします。

DP1.2はMSTストリーミングを有効にし、チェーンの終端でIntel HDドライバに対する動作を終了させます。最初の2台のモニタにはデスクトップを拡張できますが、3台目以降の追加モニタはクローンのみ可能です。

3台のモニタのデイジーチェーン設定は、2台のモニタの場合と多少異なります。このセットアップを行うには、モニタのオンスクリーンディスプレイ(OSD)でDP1.2機能の有効/無効を選択する必要があります。1台目のモニタではDP1.2を有効に設定し、2台目のモニタではDP1.2を無効に設定して、3台目のモニタではDP1.2を無効に設定します。1台目のディスプレイがプライマリディスプレイになり、2台目と3台目のディスプレイはクローンになります。

構成の詳細情報は、『Dell U2415ユーザーズガイド』に記載されています。

メモ: DisplayPort 1.1ディスプレイは、MSTディスプレイチェーンの最後のディスプレイとしてのみ使用できます。
 
メモ: DisplayLinkビデオを搭載したデルUSBドック(D1000、D3100、D6000)は、DisplayPort接続でデイジーチェーン機能をサポートしていません。詳細については、ここを参照してください

 


 




記事ID: SLN295251

最終更新日: 2018/07/03 14:49


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