記事概要:本ドキュメントでは、ハードディスクからデータを消去する方法について説明します。
DellではDellから購入したハードディスクのうち製品および見た目に欠陥があるものについて、お客様にて契約された保証に沿って修理交換します。お客様の保証内容についてはDellの保証ページをご参照ください。
Dellに返却されたハードディスク内のいかなるデータについても責任を負いませんが、データを上書きするか、場合によってはハードディスクを破壊するよう努めます。
データを消去するには上書きする必要があり、一般的にワイピングまたはシュレッディングと呼ばれています。データの機密性や復旧の可能性に基づいてデータを安全に消去する方法を判断する必要があります。
必要な保護の程度を決定したら、次はワイプを実行するためのアプリケーションを選択します。フリーウェア、シェアウェア、市販など多くのアプリケーションがありますが、Dellでは特定のアプリケーションを推奨しておりません。またアプリケーション使用時の動作についても保証しておりません。各機能を必要に応じて比較してください。
消去レベル
データ消去の最初の段階はファイルの削除で、ドライブ上でのfdiskまたはformatの実行を含みます。ファイルを削除してもドライブから完全にデータを消去することはできず、特定のソフトウェアを使用することで回収できる場合があります。これはデータ消去の方法として最も広く使われています。
データ消去の次の段階は上書きで、一般的にレベル2ワイプと呼ばれています。アプリケーションによりファイルがあったディスク上の部分に上書きします。このデータ消去レベルにより、顧客または財政データに関わる家庭や小規模オフィスのユーザーのデータ消去が楽になります。レベル2ワイプではデータ復旧に複雑なツールを必要としますが確実に復旧することはできません。
また、ユーザーによっては以前の国防総省規格5220.22-Mを満たしている必要があります。市販のソフトウェアはこの規格を満たしています。
記事ID: SLN124840
最終更新日: 2019/11/06 06:26
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