PowerEdge:Dell OpenManage Mobileのサポート
Summary: Dell OpenManage Mobile (OMM)は、Dell PowerEdgeサーバー、MX7000シャーシ、およびその他のデータ センター デバイスをAndroidおよびiOSデバイスからモニタリングおよび管理するためのモバイル アプリケーションです。このサポート記事では、このモバイル アプリケーションに関する有益なインサイトと、使用を開始するための詳細ガイドを提供します。 ...
Instructions
Dell OpenManage Mobile
- AndroidまたはiOSモバイル デバイスを使用してPowerEdgeサーバーまたはMXモジュラー インフラストラクチャにアクセス
- 設定、モニタリング、および修復タスクを実行
- Quick Syncにより、PowerEdgeサーバーまたはモジュラー インフラストラクチャを安全にワイヤレスで設定、モニタリング、修復
- OpenManage EnterpriseによってモニタリングされているすべてのDellおよびサード パーティー製ITインフラストラクチャにアクセス
- モバイル デバイスでアラート通知を自動的に受信し、修復アクションを実行
Dell OpenManage Mobile (OMM)は、Dell PowerEdgeサーバー、MX7000シャーシ、およびその他のデータ センター デバイスをAndroidおよびiOSデバイスからモニタリングおよび管理するためのモバイル アプリケーションです。OpenManage Mobileを使用すると、IT管理者は、サーバーの設定、モニタリング、トラブルシューティング、修復タスクの一部をどこからでも実行できます。
OpenManage Mobileのメリット
OpenManage Mobileの機能
Dellは、OpenManage Mobileを常に改善し続けています。
- OIDCプロバイダー認証を使用してOpenManage Enterpriseに接続します。
- OIDCプロバイダーが設定されたコンソールには、ローカル アカウントではなくプロバイダーのアカウントを使って認証することでアクセスできます。
- OME-Servicesプラグインがインストールされているコンソールでは、次の操作を実行できます。1)アクティブなサポート ケースの表示、2)サービス コレクションの開始サポート、3)デバイスのメンテナンス モード設定
- Power Managerプラグインがインストールされているコンソールは、OMEダッシュボードに電力、温度、スペースの統計情報を表示します。
- Dell Quick Resource Locator (QRL)のビデオによる修復作業(OME、サーバー、またはシャーシに接続している場合に利用可能)- 使用可能なエラー ログに基づいて、関連するコンテキストに応じたビデオを表示し、追加情報の取得、システムの修復を支援します。
- 一般的なUI強化としてのダークモード対応
- ARモードにおける視覚効果の強化
- 特定のストレージ タイプの内部ストレージを選択し、ストレージ固有のログを含む内部ストレージを監視
- より機能豊富なライセンスが利用可能になった際に通知を受け取る
- デバイスおよびベースラインごとのファームウェア コンプライアンスのダウンロードと表示
- 保証の監視およびエクスポート - デバイス ステータス、モデル、タイプ別での並べ替え
- デバイスおよびアラートのドーナツ グラフの強化:環境内の特定のアラートまたはデバイスのセットへのドリルダウン
- デバイスおよびアラートのドーナツ グラフの強化:環境内の特定のアラートまたはデバイスのセットへのドリルダウン
- ストレージ固有のログを含む内蔵ストレージの監視、および物理ディスクと仮想ディスクのシステムLEDの点滅機能の利用
- 電力ポリシーおよび温度ポリシーなどのすべてのレポートをダウンロードして表示
- 任意の場所から緊急時の電力削減を実施
- デバイス名、モデル番号、サービス タグ、IPアドレスのいずれかで任意のデバイスを検索
- iPad対応を含む、拡張現実による監視機能の大幅な強化
- シャーシ、コンピューティング デバイス、ストレージ デバイス、ネットワーク デバイスの正常性サマリーおよび簡略化されたアラート サマリーを表示
- Quick Sync 2を介してリード シャーシに接続されている場合、グループ全体のシャーシおよびコンポーネント情報にアクセス(以前は、この機能はネットワーク経由でのみ使用可能でした)
- フル パワー サイクル(サーバーの電源ケーブルを抜き差しする操作と同様)をリモートで実行可能
- 改善ガイダンス付きの障害ログ
- LCログで改善ガイダンスが利用可能
- 改善された証明書のコンプライアンス ステータスが潜在的なセキュリティの問題を強調表示
- iDRAC証明書が認証局(CA)を使用している場合に、自動的に検証(モバイル デバイスに同等のCAが存在する場合)
- 優れたエクスペリエンスを実現するためにホーム画面を再設計
- 拡張検索により最近の検索候補を保存
- ARモードでは、シャーシの背面も監視
- プロビジョニング中に冗長リード シャーシを割り当て
- リード シャーシへのアクセス時に、OpenManage Enterpriseモジュラーの場合と同じケーブル接続ビューとグループ トポロジーを表示
- 新しい拡張現実機能によって、MX7000モジュラー シャーシを簡単かつ迅速に監視、診断、およびトラブルシューティングできるようになりましたデバイスのカメラをMX7000に向けるだけで、Quick Sync 2経由で接続され、MX7000のイメージの上に正常性オーバーレイが表示されます。
- ネットワークを介したMX7000のモニタリングと管理 - この新機能により、いつでもどこでもモジュラー インフラストラクチャーにアクセスできます。認証済みのユーザーは、単一のシャーシにアクセスするか、リード シャーシにアクセスすることによってグループ全体にアクセスできます。
- OpenManage Mobileからリード シャーシとグループの設定を定義 - 以前はこれらの設定はコンピューター コンソールで完了されたため、展開プロセスの「中断」が必要でしたが、1つのアプリケーション内でこれらの設定を定義できるようになりました。
- OpenManage Mobile内からSupportAssistコレクション レポートを表示してアップロード - この機能が導入される前は、SupportAssistコレクション レポートを表示するには、IT管理者がコンピューターにレポートをアップロードして、その後Dell EMCサポートに送信する必要がありましたが、お客様がOpenManage Mobileから直接表示し、送信することができるようになりました。この機能は、iSMがインストールされていない、または使用できない場合(たとえば、何らかの理由でサーバーにアクセスできない場合)にも便利です。
- OpenManage MobileからiDRACをDellサポートに登録 - OpenManage Mobileのユーザーは、このモバイル アプリケーションから直接、接続されているiDRACをDellサポートに登録できるようになりました。
- OpenManage Enterprise 3.0コンソールにアクセスして、このコンソールを使用して管理されているDell PowerEdgeサーバー、シャーシ、ストレージ、ネットワーク、ファイアウォール アプライアンス、およびその他のサポート対象のサード パーティー アプライアンスを管理します。モバイル デバイスでアラート通知を自動的に受信します。
- 「シャーシ側で」最新のMX7000モジュラー インフラストラクチャを管理し、シャーシまたはそのスレッドを設定、監視、トラブルシューティング、修復します。
- アプリ全体の操作性を向上
- 「サーバーでの」システム管理用の新しいQuick Sync 2モジュールへのアクセス
- PowerEdge第14世代サーバーで利用可能
- 使いやすさを追求した「タッチ&ローミング」機能を含む高度な機能
- (Androidモバイル デバイスに加えて)iOSでもサポート
- BluetoothおよびWi-fiテクノロジーを活用してOMMをiDRACに接続
- サーバー購入時および購入後のいずれでも利用可能(購入時での利用を強く推奨)
- サーバー内部に配置(ベゼルではない)
- サーバーを手動設定および一括設定*
IPアドレスの割り当て、iDRAC資格情報とNIC設定の変更、起動順序の変更、場所や主要BIOS属性のアップデートを行います。注:*サーバーの一括設定機能は、主にPowerEdge第14世代サーバーで使用可能です。機能はサーバーの世代とアクセス方法によって異なります。 - PowerEdge第14世代サーバーのSupportAssistレポートへのアクセス
SupportAssistレポート、前回の起動キャプチャ、またはクラッシュ ビデオにアクセスして共有します。最後のクラッシュまたはOSプレビュー画面を表示して共有します。 - RACADMコマンドの実行によるPowerEdge第13世代および第14世代サーバーへのアクセスと管理
任意のRACADMコマンドを実行して、モバイル デバイス上に出力を直接取得します。使用頻度の高い5個のRACADMコマンドは、アプリケーションに事前に入力されており、モバイル ディスプレイの指のタッチで開始することができます。 - 仮想コンソール(SSH経由のVNC)への安全なアクセス
AndroidおよびiOSモバイル デバイスの両方からSSHを介してコンソールに安全にアクセス
Android用bVNC(Google Playストアで無料提供)
iOS用Remotix(Apple App Storeで購入可能) - Dell EMC PowerEdgeサーバーの工場出荷時のデフォルト サーバー パスワードの一括アップデート(この機能にはDell License Manager 1.5が必要)
- PowerEdge第14世代サーバーで利用可能
OpenManage Mobileのアクセス方法
OpenManage Mobileは、複数の接続方法でPowerEdgeサーバーとMX7000シャーシにアクセスして管理できます。
OpenManage Mobileのダウンロードとインストール
Dell EMC OpenManage Mobileは、Apple Store、Google Play Store、MyApp/Tencent(中国)および360 Mobile Assistant(中国)からモバイル デバイス用の無料アプリケーション ダウンロードとして入手可能です。
OpenManage Mobileのリソース
コミュニティ
OpenManage Systems Managementコミュニティーに参加すると以下を利用できます。
- 質問と回答を掲載する提示版
- 記事を読んでコメントするブログ
- 製品を向上させるためのアイデア交換、および他のコミュニティー メンバーが投稿したアイデアへの投票
- その他...
マニュアル
最新の文書については、Dell OpenManage Mobileのマニュアルおよび文書を参照してください。
ホワイト ペーパー
『Understanding Augmented Reality in OpenManage Mobile』
2020年6月
10ページのホワイト ペーパー
このテクニカル ホワイト ペーパーでは、OpenManage Mobileと拡張現実モニタリングを使用してMX7000シャーシをモニタリングおよびトラブルシューティングする方法について説明します。
ホワイト ペーパーを読む
『Understanding OpenManage Mobile and Quick Sync Security (PowerEdge servers and MX Chassis)』
2019年10月
11ページのホワイト ペーパー
このテクニカル ホワイト ペーパーでは、サーバー側、リモートの場合、およびそのモバイル デバイス自体でOpenManage Mobileが使用するセキュリティ制御について説明しています。
ホワイト ペーパーを読む
『OpenManage Enterprise integration with OpenManage Mobile』
2019年3月
23ページのホワイト ペーパー
このテクニカル ホワイト ペーパーでは、OpenManage EnterpriseとOpenManage Mobileの完全な統合に関する概要について説明します。
ホワイト ペーパーを読む
『Accessing Remote Desktop using VNC on Dell PowerEdge Servers and MX7000 Modular Infrastructure』
2019年2月
36ページのホワイト ペーパー
このテクニカル ホワイト ペーパーでは、標準VNCクライアントを使用して、サーバー ホストのオペレーティング システム(OS)への安全なリモート デスクトップ接続を確立する方法について説明しています。
ホワイト ペーパーを読む
『Understanding Quick Sync 2 for Dell PowerEdge 14th Gen Servers and MX7000 Chassis』
2018年9月
14ページのホワイト ペーパー
このテクニカル ホワイトペーパーでは、拡張ワイヤレス設定、モニタリング、およびトラブルシューティングについて説明しています。
ホワイト ペーパーを読む
『Save server management time and effort for IT staff』
2017年7月
19ページのホワイト ペーパー
従来の方法と比較して、新しいPowerEdgeサーバーの基本セットアップを実行するのに必要な時間と手順が少ないことを特定したPrincipled Technologiesの事例。デル・テクノロジーズの委託。
ホワイト ペーパーを読む
『Dell iDRAC Quick Sync for 13th Generation PowerEdge servers』
2014年11月
13ページのホワイト ペーパー
57
近距離無線通信(NFC)テクノロジーをDell第13世代PowerEdgeサーバー(特にR730、R730xd、およびR630モデル)にオプションで統合するためのハードウェア テクニカル ガイドです。
ホワイト ペーパーを読む
ビデオ
『Systems Management with OpenManage Mobile』
OpenManage Mobileプロダクト マネージャーのManoj Malhotra氏による、Dell EMC OpenManage Mobileの概要。
2020年4月『Manage the PowerEdge MX with Augmented Reality』
OpenManage Mobile 3.2(およびそれ以降のバージョン)では、PowerEdgeプラットフォームを管理するのに拡張現実が追加されています。
2019年4月『OpenManage Mobile and Quick Sync 2』
OpenManage MobileおよびQuick Sync 2でDell EMC PowerEdgeサーバーを管理して時間と労力を節約します
2017年10月『Introducing OpenManage Mobile and Quick Sync 2』
Quick Sync 2を使用したOpenManage MobileおよびPowerEdgeサーバーのデモ
2017年7月- OpenManage Mobileは、Data Center、Enterprise、またはExpressエディション ライセンスが適用されたiDRAC 7、8、9以降に接続することができます。
- オプションのQuick Sync 2モジュールは現在、MX7000、R940、R940xa、R840、R7515、R7425、R7415、R740、R740xd、R6525、R6515、R6415、R640、R540、R440、T640でサポートされています。詳細については、お使いのモデルのシステム マニュアルおよび構成を参照してください。
- Quick SyncベゼルはDell EMC PowerEdge R730、R730xd、およびR630サーバーでオプションとして使用できます。
- iDRAC VNCは、Data CenterまたはEnterpriseエディション ライセンスが適用されたiDRAC 7(ファームウェア バージョン1.50.50以降)、8、9以降で使用できます。



360 Mobile Assistant