POE 802.3ATデバイスを接続している場合にPowerSwitchのN2224PX、N2248PX、N3248PXインターフェイスがフラッピングする

Dell Networking PowerSwitch N2224PX、N2248PX、およびN3248PXでは、POE 802.3ATデバイスを接続すると、一部のインターフェイスが連続的にフラップします。

N2200PXシリーズ
この問題は、48ポート スイッチ モデルのインターフェイス25-48や、24ポート スイッチ モデルのインターフェイス13-24など、数の多いインターフェイスで発生します

一般的な症状
この問題は通常、より高い電力量を必要とするワイヤレス アクセス ポイント(AP)で発生します。デバイスの電力要件を明確にするには、AP の技術仕様を参照してください。802.3AT、802.3AF、802.3BT、クラス、PDなどのキーワードを探します 
 

いくつかの原因が考えられます。

Energy-Efficient Ethernet(EEE)が有効になっている。
EEEは、デスクトップまたはノートパソコンでより一般的に使用され、電力スロットリングをサポートしていないデバイスで問題を引き起こす可能性があります。EEEおよびEnergy Detectは、Nシリーズの銅線ポートではデフォルトで有効になっていますが、2.5Gポートではサポートされていません

802.3ATを必要とするPOEデバイスは、モード802.3BTでスイッチ ハードウェア ポートに接続されています
N2224PXおよびN2248PXモデルの場合、インターフェイスの前半は802.3AT(30 W)をネイティブにサポートし、後半は802.3BT(60 W)をサポートします。

N3224PXおよびN3248PXモデルでは、すべてのインターフェイスの検出モードがデフォルトで802.3BTに設定されており、モードATを検出するにはCLIコマンドが必要です。

1. グリーンモードを無効にする

configure
interface gi 1/0/X
no green-mode eee
no green-mode energy-detect
end

2. ポートをモードに設定 at-sspd

• OS 6.8.xの場合

configure
interface gi 1/0/X
power inline powered-device mode at-sspd
end

• OS 6.7.xの場合

configure
interface gi 1/0/X
power inline powered-device at-sspd
end

• OS 6.6.x以前の場合

Dell Networking PowerSwitch N2200-ONシリーズ

Dell PowerSwitch N3200-ONシリーズ

 
Dell Networking Nシリーズ スイッチ ユーザー ガイド バージョン6.8.0

Dell Networking NシリーズN1108EP-ON、N1500、N2200- ON、N3200-ONスイッチ ユーザーズ コンフィギュレーション ガイド バージョン6.8.0

73ページ:Nシリーズ銅線ポートでは、Energy-Efficient Ethernet
EEEおよびEnergy Detectがデフォルトで有効になっています。
Energy DetectおよびEEEは、帯域外、2.5G、または5G NBASE-Tポートではサポートされていません。

78ページ - 表2-2。モデルとポート-テクノロジー

81ページ - PoE 60 Wのサポート
PoE 60 Wの電力は、802.3ATスイッチに対して手動で設定する必要があります。

ページ85 - レガシーおよび非準拠PDの特別モード設定
レガシーまたは非準拠デバイスがインターフェイスに接続されている場合、デバイスが検出されず、接続されているデバイスの電源がオンにならない場合があります。インターフェイスは、コントローラーがインターフェイスを検出するために、デバイスに基づいて、次のいずれかの特別なモードで設定する必要があります。

Dell Networking Nシリーズ スイッチCLIリファレンス ガイド バージョン6.8.0

Dell Networking NシリーズN1108EP-ON、N1500、N2200- ON、N3200-ONスイッチCLIリファレンス ガイド バージョン6.8
ページ 2191-2192 電源インライン受電デバイスモード