Article Number: 000147101
この文書には、「Windowsのデータの実行防止機能」に関する情報が記載されています
データの実行防止(DEP)は、ウイルスやその他のセキュリティの脅威からコンピューターへの損傷を防止するためのセキュリティ機能です。有害なプログラムでは、Windowsおよびその他の承認されたプログラム用に予約されているシステム メモリーの場所からコードを実行することで、Windowsに攻撃しようとします。このようなタイプの攻撃は、プログラムやファイルに害を及ぼす可能性があります。
DEPを使用すると、プログラムを監視してシステム メモリーを安全に使用できるように、コンピューターを保護することができます。DEPは、コンピューター上でメモリーを誤って使用しているプログラムを検知した場合、プログラムが終了し、ユーザーに通知を行います。
信頼できるプログラムのDEPを無効にする場合、DEP設定を変更する前にまずソフトウェアの発行元がDEP互換バージョンになっているかどうかを確認するか、アップデートを使用できるようにする必要があります。アップデートまたはDEP互換のバージョンが利用可能な場合はインストールを行い、DEPを有効にしておくことをお勧めします。これにより、保護によるメリットを得られます。ただし、発行元がアップデートやDEP互換バージョンのプログラムをリリースしていない場合は、プログラムのDEPを無効にすることができます。このプログラムを使用することもできますが、攻撃に対して脆弱になり、他のプログラムやファイルに拡散する可能性もあります。
1. [スタート]ボタンをクリックした後[コンピューター]を右クリックし、[プロパティ]をクリックしてシステムを開きます。
2. [Advanced system settings](システムの詳細設定)をクリックします。管理者パスワードまたは確認を求められた場合は、パスワードを入力するか、確認に応じます。
3. [性能]の下の[設定]をクリックします。
4. [データの実行防止]タブをクリックし、選択したものを除くすべてのプログラムとサービスについて[DEPをオンにする]をクリックします。
5. 個々のプログラムのDEPを無効にするには、DEPを無効にしたいプログラムの横にあるチェックボックスを選択し、[OK]をクリックします。
プログラムがリストに表示されていない場合は、[追加]をクリックします。Program Filesフォルダーを参照し、プログラムの実行可能ファイル(.exeというファイル名の拡張子を持ちます)を検索して、[開く]をクリックします。
6. [OK]をクリックします。[システムのプロパティー]ダイアログ ボックスに[OK]と表示されている場合はもう一度それをクリックします。変更を有効にするには、コンピューターを再起動する必要がある場合があります。
Desktops & All-in-Ones, Laptops
21 Feb 2021
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