RAID（Redundant Array of Independent Disks）ガイド

RAIDとは

RAIDはRedundant Array of Independent Disksの略です。複数のハードディスクを組み合わせてデータを保存する技術です。データ保存のパフォーマンスと冗長性を向上させるための、RAIDレベルとも呼ばれるいくつかの方法があります。特定のRAIDレベルにおけるストレージ仮想化機能だけでなく、OSは複数のハードディスクを1台のハードディスクとしてアクセスします。

RAIDの種類

さまざまなRAIDレベルで、複数の物理ハードドライブを使用してデータの分割や保存が行われます。データの標準的な配置方法は、RAIDでのレベルという用語でも表現されます。

最も一般的に使用されるRAIDアレイのタイプは、次のとおりです。

• RAID 0 - このレベルのRAIDはストライピングとも呼ばれます。データは複数台のハードディスクに保存されます。データにアクセス中の検索パフォーマンスは向上しますが、耐障害性がありません。ハードディスクの損傷のインスタンスが発生すると、データは失われます。
• RAID 1 - このレベルのRAIDはミラーリングとも呼ばれます。データは2台のハードディスクに同時に同じ内容が書き込まれます。RAID 1アレイを構成するには最低でも2台のハードディスクが必要です。ハードディスクの1台が機能している限りコンピュータは機能するため、耐障害性は最大となります。

その他の情報

お使いのデル製PCでサポートされるRAIDタイプの詳細については、お使いのデル製PCのユーザーガイドまたはユーザマニュアルを参照してください。

お使いのデル製品のユーザーガイドおよびマニュアルを閲覧またはダウンロードする方法の詳細については、デルのナレッジベース文書「デル製品のマニュアルと文書」を参照してください。

ビデオ

「RAID概念の概要（英語）」 - （1:27）

「RAIDレベルについて（英語）」 - （3:34）

「RAIDのパリティについて（英語）」 - （1:40）