PowerEdge：iDRAC専用NICが設定されたOSからiDRACへのパススルーLOMオプション

OSからiDRACへの「パススルー設定」がLOMに設定されている場合に、ホスト オペレーティング システムからiDRAC Webインターフェイスにアクセスするには、iDRAC専用NICのIPアドレスを使用します。

[OS IP Address]構成設定は、iDRACがホスト オペレーティング システムに接続できるようにするために使用され、オペレーティング システムからiDRACに到達するためのIPアドレスの構成には使用されません。この機能では、USB NICオプションのように追加のネットワーク アダプターが公開されないためです。

OSからiDRACへのパススルーのLOM機能は、iDRAC専用NICを使用するように設定されている場合に設定できます。  共有モードの場合、このオプションは設定できません。

CLIまたはGUIを使用してこのオプションを設定する場合は、ホスト オペレーティング システムのIPアドレスを指定してから、設定を適用する必要があります。

このチャネルは、以下を使用して有効にすることができます。

• iDRAC Webインターフェイス
• RACADMまたはWSMan(ポスト オペレーティング システム環境)
• iDRAC設定ユーティリティー(プレオペレーティング システム環境)

OSからiDRACへのパススルーを有効にする前に、次のことを確認してください。

• iDRAC は、専用 NIC または共有モードを使用するように設定されています(つまり、NIC の選択はいずれかの LOM に割り当てられます)。
• ホスト オペレーティング システムとiDRACは、同じサブネットと同じVLANにあります。
• ホスト オペレーティング システムのIPアドレスが構成されます。
• OSからiDRACへのパススルー機能をサポートするカードが取り付けられている。
• 構成権限がある。

専用モードでは、ホスト オペレーティング システムの有効なIPアドレスを入力する必要があります。複数の LOM がアクティブになっている場合は、最初の LOM の IP アドレスを入力します。

iDRACパススルーを有効にする手順については、『iDRACユーザーズ ガイド』を参照してください。 

iDRAC9ユーザー ガイド

iDRAC7/8ユーザー ガイド