
Integrated Dell Remote Access Controller 6のサポート
- エージェント フリーのローカルおよびリモートでの組み込み型サーバー管理
- サーバーの監視と保守
iDRACは、PowerEdgeのサーバー ファミリー全体にわたる包括的な組み込み型管理、組織の成長を可能にする自動化、および安全を確保するセキュリティを提供します。OpenManageポートフォリオのさまざまなツールやテクノロジーにより、ニーズに合わせて管理ソリューションを構築し、iDRACを活用することで、最適なサーバー管理を確実に行うことができます。
iDRAC6の販売は2015年12月に終了しており、ソフトウェア メンテナンスは2018年12月に終了しています。iDRAC6ファームウェアの最後のリリースは、バージョンMonolithic 2.92およびModular 3.85です。
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iDRAC6のメリット
システムオンチップ:iDRAC6は、リモートの監視/コントロール システム用に内蔵のシステムオンチップ マイクロプロセッサーを使用します。iDRAC6は、管理対象のPowerEdgeサーバーとともにシステム ボード上に共存します。サーバーのオペレーティング システムは、アプリケーションの実行に関与しています。iDRAC6は、オペレーティング システムの外部にあるサーバーの環境と状態を監視および管理することに関与しています。
リモート管理:ネットワーク上でiDRAC6を構成した後、iDRAC6のWebインターフェイス、Telnet、またはSecure Shell(SSH)、およびサポートされているネットワーク管理プロトコル(Intelligent Platform Management Interface(IPMI)など)を使用して、割り当てられたIPアドレスでアクセスすることができます。
警告とエラーの診断:警告またはエラーについて、EメールまたはSimple Network Management Protocol(SNMP)トラップ アラートを送信するようにiDRAC6を設定します。システム クラッシュの考えられる原因の診断を支援するために、iDRAC6は、システムのクラッシュを検出したときにイベント データを記録し、画面のイメージをキャプチャーすることができます。
iDRAC6のライセンス
iDRACライセンス/サーバー モデル |
200~500シリーズ ラック/タワー/モジュラー |
600以降のラック/タワー/モジュラー |
基本: iDRAC Web GUIを使用した基本的なインスツルメンテーション。これは200~500シリーズのラックおよびタワー サーバーに付属するデフォルト ライセンスです。 |
スタンダード |
なし |
Express:Basicのすべての機能に、拡張されたリモート管理およびサーバー ライフサイクル機能を加えたライセンス。これは600シリーズ以降のラック、タワー、およびモジュラー型サーバーに付属するデフォルト ライセンスです。 |
アップグレード |
スタンダード |
Enterprise:Expressのすべての機能に、高度なエンタープライズ クラスの管理機能を備えたリモート プレゼンス機能を加えたライセンス。 |
アップグレード |
アップグレード |
iDRACライセンスは、サーバーの耐用年数の間有効な永久ライセンスで、一度に1台のサーバーのサービス タグにのみバインドすることができます。アップグレードされたiDRACライセンスは、サーバーの購入時に含まれている場合もありますし、別途購入してDell Digital Lockerからダウンロードすることもできます。
アップグレードのダウンロードまたは紛失したライセンスの交換:
- iDRACライセンスはDell Digital Lockerからダウンロードできます。ライセンス キーはオンラインで保存され、必要に応じてダウンロードすることができます。既存のライセンス キーがDell Digital Lockerで使用できない、またはライセンス キーに問題がある場合は、Dell EMCテクニカル サポートまたはカスタマー ケアにお問い合わせください。
iDRACライセンスの管理
iDRACライセンスは、個々のサーバー単位で管理することも、1対多のライセンスおよび導入ツールである
Dell EMC License Managerを使用して管理することもできます。
-
個々のサーバー
iDRACを使用して、個々のサーバーのライセンスを管理できます。iDRAC Webインターフェイスの[ライセンス]タブで、ライセンスのインポートやエクスポートを行えます。RACADM CLIのLicenseコマンドを使用して、『RACADM CLI Guide』の説明に従ってライセンスを管理することもできます。
-
サーバーのグループ
Dell EMC License Managerは、OpenManage Enterprise Advanced、iDRAC、およびCMCライセンスのための、1対多ライセンス導入およびレポート ツールです。License Managerを使用すれば、OpenManage Enterprise Advancedライセンス、iDRAC、CMC、ストレージ スレッドのライセンスのダウンロード、バインド、導入、インベントリー、バックアップを行うことができます。このツールでは、ライセンスが可能なシステムのインベントリーを実行して、現在有効になっている管理コントローラーのライセンス ステータスと機能をレポートすることもできます。
最新のiDRAC6ファームウェアにアップデート
iDRAC6の販売は2015年12月に終了しており、ソフトウェア メンテナンスは2018年12月に終了しています。iDRAC6ファームウェアの最後のリリースは、バージョンMonolithic 2.92およびModular 3.85です。
- 販売終了日
- Dell EMCからiDRACファームウェア付きのDell EMC OEM PowerEdgeサーバーを購入する最後の日付です。
- この日付以降、機能リリースの計画はありません。
- セキュリティ アップデートおよびバグ修正は、必要に応じて対応します。
- ソフトウェア メンテナンス終了日
- Dell EMC iDRACエンジニアリングがソフトウェア メンテナンス リリースやバグ修正をリリースする最終日付です。
- この日以降、iDRACエンジニアリングは、ファームウェアのメンテナンスまたは修正を行う義務がなくなります。
- ソフトウェア メンテナンスの終了予定日は、販売終了日から3年後です。
- ハードウェアに対するiDRACファームウェアのサポート
- iDRACハードウェアは、サーバー ハードウェア契約の対象となります。
- 有効なハードウェア サポート契約があれば、契約期間中はハードウェア サポートを継続して受けることができます。
- iDRACファームウェアのサポートは、ハードウェア サポート契約に関連付けられていません。
- リリースされたiDRACファームウェア アップデートは、サポート契約に関係なく利用可能です。
Dell EMCは、入手可能な最新のiDRAC6ファームウェアを使用して、システムを最新の状態に保つことをお勧めします。これにより、最適なパフォーマンスと最新のセキュリティ アップデートおよびバグ修正を確保できます。iDRACのアップデートでは、ホストを再起動する必要がないため、適切なときにアップデートを行うことができます。サーバー モデルのiDRAC6ファームウェア バージョンは、iDRAC6搭載の他のサーバー モデルとは異なる場合があります。お使いのシステム用の最新のiDRAC6ファームウェアをダウンロードするには、次の手順に従います。
- Dell.com/supportに移動し、サーバー モデルを選択するか、サービス タグを入力します。
- [ドライバーおよびダウンロード]タブを選択します
- [組み込み型サーバー管理]カテゴリーを選択します
- 必要に応じて、お使いのシステムのオペレーティング システムを選択します
- iDRACファームウェアの最新バージョンをダウンロードします