「iDRAC7およびiDRAC8を介したSupportAssistコレクションのエクスポート」

iDRAC7およびiDRAC8 SupportAssistユーティリティーは、SupportAssistコレクション（テクニカル サポート レポート(TSR)とも呼ばれる）を作成できます。iDRACは、プラットフォーム情報を収集するためのアプリケーション インターフェイスを提供し、この情報によってサポート サービスはプラットフォームおよびシステムの問題を解決することができます。iDRACはサーバーのSupportAssistコレクションを生成し、そのコレクションを管理ステーション上の場所（ローカル）にエクスポートします。

これは、以下のような共有ネットワークの場所である可能性があります。

• FTP
• Trivial File Transfer Protocol (TFTP)
• HTTP
• HTTPS
• Common Internet File System (CIFS)
• Network File Share (NFS)

コレクションは、トラブルシューティングとインベントリー収集のためにテクニカル サポートに送信される場合があります。コレクションは、標準のZIPファイルを生成します。

SupportAssistコレクションの生成

iDRAC7およびiDRAC8ファームウェア バージョン2.30以降

1. iDRAC UIにログインします(図1)。

   
   図1：iDRAC UI

2. ［Overview］ → ［Server］ → ［Troubleshooting］ → ［SupportAssist］の順に展開します。(図1)。

3. ［Edit Collection Data］をクリックします。コレクションに含めるデータを選択します。(図1)。

4. コレクションに含めるデータを選択します。（図2）

   
   図2：データ収集の設定

   オペレーティング システムおよびアプリケーション データには、iDRACサービス モジュール(iSM)がインストールされて実行されている必要があります。iSMはオプションのソフトウェア アプリケーションであり、関連するオペレーティング システムおよびアプリケーション データをSupportAssistコレクションに含めることができます。(1) iDRAC サービスモジュールがインストールされていない場合、オペレーティングシステムとアプリケーションデータオプションは無効になり、選択できません。

5. ［Apply］をクリックします（図2）。

6. ［Export Support Collection］をクリックします（図1）。

7. 進行状況が表示されます。（図3）

   
   図3：SupportAssistコレクションの進行状況
   
   メモ：
   ログ収集は通常、完了までに約15分かかりますが、お客様の環境によって異なる場合があります。数時間経っても完了しない場合は、iDRACをリセットして再試行してください。
   　Integrated Dell Remote Access Controller (iDRAC)をリセットする方法

8. コレクションが生成されたら、［OK］をクリックします。（図4）

   
   図4：SupportAssist収集の完了。

9. SupportAssistコレクションを保存する場所を指定します。
   SupportAssistコレクションをDellサポートに送信する方法については、次を参照してください。

iDRAC7およびiDRAC8ファームウェア バージョン2.10～2.30未満

iDRACバージョン、インストールされているファームウェア バージョン、およびマニュアルの順に選択して、iDRAC7およびiDRAC8のマニュアルにアクセスします。