PowerProtect Data Domainを使用した最初のサイトでのバックアップの構築– PowerProtect DataDomainシステムを使用して、Veeamでプライマリー バックアップ コピーを保存できます。PowerProtect Data Domain Operating System (DDOS)のデータパスの機能拡張により、VMスナップショットのプライマリー コピーの保存先として適しているだけでなく、VMを瞬時にリカバリーする機能も提供します。
オフサイト ターゲットの追加:前述のシナリオに加えて、PowerProtect Data Domainレプリケーションを使用して、ディザスター リカバリー用に2つ目のコピーをオフサイトに配置できます。
Dell EMCPowerProtect Data Domain – Veeam(バージョン9.5、アップデート4以降)からのリストアは、PowerProtect Data Domainソフトウェア(DDOS 6.x)を使用して最適化されており、リストアを高速化できます。 これらの最適化は、特にVeeamランダムIOワークロードを対象としています。リストアは、PowerProtect Data Domain(ローカル)から直接オーケストレーションすることも、長期保存PowerProtect Data Domainシステム(オフサイトまたはクラウド)からオーケストレーションすることもできます。
その他の構成オプション :PowerProtect Data DomainでVeeamを使用する場合は、次の構成オプションを強くお勧めします。これらのオプションは、PowerProtect Data Domainストレージを使用してバックアップ/リストアをセットアップするためにVeeam GUI内を移動するときに表示されます。以下で説明するオプションは、読者がPowerProtect Data DomainストレージでVeeamを構成することにある程度精通していることを前提としています。オプションについてご不明な点がある場合は、Dell EMCにご相談ください。お客様のデータ保護ソリューションの最適化へのご支援をお願いいたします。
Veeamリポジトリ設定 –
タスク/ストリーム:PowerProtect Data Domainストレージは、バックアップ/リストア用に多数の同時ストリームをサポートできます。これは、PowerProtect Data Domainモデルに依存します。これらの設定にはVeeamのデフォルトがあるため、同時実行性を最大限に高めるには、これらを明示的に設定する必要があります。この値を設定するには、「同時タスクの最大数を制限する」設定を使用します。
ストレージの互換性 – Veeam圧縮を使用せず、[Decompress backup data blocks before storing]オプションを選択します。圧縮は、クライアント側ではDataDomain DDBoostによって、サーバー側ではPowerProtect Data Domainストレージによって提供されます。