Dellビデオ会議室ソリューション(VCRS)：TeamsまたはZoom Roomsデバイスの再イメージ化

目次:

1. オペレーティング システムの再インストール(OSRI)の概要
2. Dellビデオ会議室ソリューション(VCRS)を使用したTeamsまたはZoom Roomsデバイスの再イメージ化
   • マシンのサービス タグの特定と、Dell OS Recovery Tool (DORT)のダウンロードとインストール
   • Dellオペレーティング システム回復メディアの作成
   • 作成したUSB回復メディアを使用したオペレーティング システムの再インストール

オペレーティング システムの再インストール(OSRI)の概要

Microsoft TeamsまたはZoom Rooms向けDellビデオ会議室ソリューション(VCRS)は、ビデオ会議用のオールインワン バンドルです。このバンドルには最低限、次のコンポーネントが含まれています（構成に応じて異なります）。

• Microsoft Teams RoomsまたはZoomソリューション搭載のDell OptiPlex 7080または7000 XEマイクロ
• Logitech Tapコントローラー
• Microsoft Teams RoomsまたはZoomインストール済みのWindows 10または11 IOTバージョン（キオスク モード）

Dellビデオ会議室ソリューション(VCRS)を使用したTeamsまたはZoom Roomsデバイスの再イメージ化

Windows 10または11 IOTオペレーティング システム(OS)は、Long-Term Servicing Channel (LTSC) (Win10)またはGeneral Availability Channel (GAC) (Win11)のWindows IOT Enterprise OSを使用して、キオスク モードで配信されます。

すべてのOSアップデートは、Windows Updateを介して提供されます。コンピューターに必要なアップデートが適用されていない場合は、ユニットの電源を入れ、インターネットに接続します。これにより、自動アップデートをダウンロードしてPCに適用できるようになります。

OSRIでは修正できないこれ以外の問題は、Microsoft (Teams Rooms)またはZoom (Zoom Rooms)に連絡して、Dellとのコラボラティブ サポートを受ける必要があります。

Dell VCRSを使用してMicrosoft Teams RoomまたはZoom Roomを導入する際に、工場出荷時のイメージが破損したり使用できなくなったりする場合があります。これは通常、Dellサービス チームが関与する前に一部の構成をすでに自分で実行しているユーザーが、ビデオ会議室ソリューションの実装プロセスに適切に従っていない場合に発生します。

その場合、構成のトラブルシューティングを行って、最初に行った変更の一部を元に戻すよりも、工場出荷時のイメージに戻す方が簡単です。

Dell VCRSを再イメージ化するには、次の手順に従います。次の手順を実行すると、OptiPlexシステムを出荷時のOSイメージ（キオスク モード）に戻すことができます。このイメージは、お使いのマシンのサービス タグと、事前にインストールされ、Dell VCRSアウト オブ ボックス(OOB)エクスペリエンスに構成されているTeamsまたはZoom Roomsによって異なります。

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手順1：マシンのサービス タグの特定と、Dell OS Recovery Tool (DORT)のダウンロードとインストール

• お使いのOptiPlexシステムのサービス タグを特定します（Win OS IOTイメージをダウンロードするには、このタグが必要です）。
• 32 GB以上の空き容量があるUSBフラッシュ ドライブが必要です。
• 次のリンクからDell OS Recovery Tool (DORT)をダウンロードしてインストールします：Microsoft Windowsの再インストール
  

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手順2：Dellオペレーティング システム回復メディアの作成

次の手順に従って、システムのサービス タグに基づいて、工場出荷時にプリインストールされていたISOイメージを選択して、ブータブル インストール メディアを作成します。

1. Dell OS Recovery Toolアプリケーションを起動します。
   
2. 別の正常なコンピューターを使用して回復メディアを作成する場合は、［Another computer］オプションを選択します。回復メディアを作成するコンピューターのサービス タグを入力し、虫眼鏡アイコンをクリックしてコンピューターIDを検索します。
   
   注：お使いのDell PCのサービス タグが認識されない場合は、Dellテクニカル サポートにお問い合わせください。
3. コンピューターを特定したら、［Next］をクリックします。
   
4. この時点で、選択モード（［Advanced Recovery］または［Automated Recovery］モード）に応じていくつかの異なるオプションが表示されます。
   ［Automated Recovery］モード（デフォルト モード）が選択されている場合、Dell OS Recovery Toolは、自動的にリカバリーに最適なオプションを選択してメディアの作成を続行します。
   ［Advanced Recovery］モードでは、特定のコンピューターで使用可能なすべての回復イメージが表示されます。
5. 表示されたイメージを選択し、［Download］をクリックします。
   
6. PCに接続されているUSBドライブをすべて取り外します。
7. 32 GB以上の空きストレージ スペースがあるUSBドライブを接続します。このUSBドライブは、USB回復メディアを作成するようにフォーマットされます。
8. ［USB drive］で、USB回復メディアの作成に使用するUSBドライブを選択します。
9. ［I understand that the selected drive will be formatted and existing data are deleted.］の横にあるチェック ボックスを選択します。
   Warning: Dell Technologiesでは、USBドライブから重要なデータをバックアップすることをお勧めします。Dell OS Recovery ToolによってUSBドライブがフォーマットされ、USBドライブ上のデータはすべて完全に消去されます。
10. ［ダウンロード］をクリックします。
    
11. OS回復イメージのダウンロードが開始され、検証されます。
    
12. これで、回復イメージがUSBドライブにマウントされました。
13. USB回復メディアが正常に作成されると、サマリー画面が表示されます。[Finish](完了)をクリックします。回復メディアの作成が完了しました。
    

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手順3：作成したUSB回復メディアを使用したオペレーティング システムの再インストール

1. USB回復メディアを、OSを再インストールするDell VCRSコンピューターに接続します。
2. コンピュータを再起動、またはコンピュータの電源を入れます。
3. Dellのロゴ画面で、画面の右上隅に［Preparing one-time boot menu］と表示されるまで、F12キーを繰り返し押します。
4. 起動メニューの［UEFI boot］の下で、USB回復ドライブ オプション（USB、パーティション1）を選択してEnterキーを押します。
5. Windowsセットアップが表示されたら、言語とキーボードの環境設定を選択します。
6. 「Windows Installation（Windowsのインストール）」ダイアログボックスで、「Install Now（今すぐインストール）」をクリックします。
7. ライセンス契約を確認し、［同意します］を選択してインストールを続行します。
8. ［インストールの種類を選んでください］ウィンドウで、［カスタム（詳細）］をクリックします。
9. ［Windowsのインストール場所を選んでください］ウィンドウが表示されたら、最もサイズの大きい内部ディスクをプライマリー パーティションとして選択して、［次へ］をクリックします。
   注：プライマリー パーティションの空き領域が0 GBの場合は、［Unallocated Space］を選択し、［Next］をクリックします。
10. Windowsセットアップが自動的にパーティションを作成してフォーマットし、Windowsのインストールを開始します。

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