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Integrated Dell Remote Access Controller 8(iDRAC8)および iDRAC7 v2.20.20.20 ユーザーズガイド

RACADM を使用したローカルユーザーの設定

  • 注: リモート Linux システム上で RACADM コマンドを実行するには、 root ユーザーとしてログインする必要があります。

RACADM を使用して単一または複数の iDRAC ユーザーを設定できます。

同じ設定を持つ iDRAC ユーザーを複数設定する場合は、次の手順のうちいずれかを実行してください。
  • 本項の RACADM の例を参考にして、RACADM コマンドのバッチファイルを作成し、各管理下システムでこのバッチファイルを実行します。
  • iDRAC 設定ファイルを作成し、同じ設定ファイルを使用して各管理下システムで racadm config サブコマンドまたは racadm set サブコマンドを実行します。

新規の iDRAC を設定する場合、または racadm racresetcfg コマンドを使用した場合は、現在のユーザーのみがパスワード calvin を持つ root となります。 racresetcfg サブコマンドは iDRAC をデフォルト値にリセットします。

  • 注: ユーザーは、経時的に有効化および無効化することができます。その結果、ユーザーは各 iDRAC で異なるインデックス番号を持っている場合があります。
ユーザーの存在を確認するには、コマンドプロンプトで次のコマンドを入力します。
  • config コマンドを使用: racadm getconfig -u <username>

または

各インデックス(1~16)ごとに、次のコマンドを 1 度ずつ入力します。
  • config コマンドを使用: racadm getconfig -g cfgUserAdmin -i < インデックス>
  • get コマンドを使用: racadm get iDRAC.Users.<index>.UserName
  • 注: racadm getconfig -f < myfile.cfg> または racadm get -f < myfile.cfg> を入力して、 myfile.cfg ファイルを表示または編集することもできます。このファイルには、すべての iDRAC 設定パラメータが含まれています。
複数のパラメータとオブジェクト ID が、それぞれの現在の値と共に表示されます。重要なオブジェクトは、次のとおりです。
  • getconfig コマンドを使用した場合:
    # cfgUserAdminIndex=XX
    cfgUserAdminUserName=
  • get コマンドを使用した場合:
    iDRAC.Users.UserName=

cfgUserAdminUserName オブジェクトに値がない場合、 cfgUserAdminIndex オブジェクトで示されるインデックス番号を使用できます。名前が「=」の後に表示されている場合、そのインデックスはそのユーザー名によって使用されています。

racadm config サブコマンドを使用してユーザーを手動で有効または無効にする場合は、- i オプションでインデックスを指定する 必要があります

前例に示されている cfgUserAdminIndex オブジェクトに「#」文字が含まれていることに注意してください。これは、読み取り専用オブジェクトであることを示しています。また、 racadm config - f racadm.cfg コマンドを使用して、任意の数のグループ / オブジェクトを書き込みに指定する場合、インデックスは指定できません。この動作により、同じ設定で複数の iDRAC をより柔軟に設定できるようになります。

ユーザーに対して SNMP v3 認証を有効にするには、 SNMPv3AuthenticationTypeSNMPv3EnableSNMPv3PrivacyType オブジェクトを使用します。詳細に関しては、 dell.com/idracmanuals にある『RACADM コマンドラインインタフェースガイド』を参照してください。

設定 XML ファイルを使用している場合は、 AuthenticationProtocolProtocolEnable、および PrivacyProtocol 属性を使用して SNMPv3 認証を有効にします。


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