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Integrated Dell Remote Access Controller 8(iDRAC8)および iDRAC7 v2.20.20.20 ユーザーズガイド

プロビジョニングサーバーの有効化

プロビジョニングサーバー機能を使用すると、新たに設置されたサーバーが、プロビジョニングサーバーをホストしているリモート管理コンソールを自動的に検出できるようになります。 プロビジョニングサーバーは、カスタム管理ユーザー資格情報を iDRAC に提供するため、管理コンソールからプロビジョニングされていないサーバーを検出し、管理することが可能になります。プロビジョニングサーバーの詳細に関しては、 dell.com/idracmanuals にある 『Lifecycle Controller Remote Services ユーザーズガイド』を参照してください。

プロビジョニングサーバーは、静的 IP アドレスで動作します。DHCP、DNS サーバー、またはデフォルトの DNS ホスト名ではプロビジョニングサーバーが検出されます。DNS が指定されている場合、プロビジョニングサーバー IP は DNS から取得され、DHCP 設定は不要です。プロビジョニングサーバーが指定されている場合、検出は省略されるので、DHCP も DNS も不要になります。

iDRAC 設定ユーティリティまたは Lifecycle Controller を使用してプロビジョニングサーバー機能を有効にできます。Lifecycle Controller の使用方法に関しては、 dell.com/idracmanuals にある 『Lifecycle Controller ユーザーズガイド』を参照してください。

プロビジョニングサーバーの機能が工場出荷時のシステム上で有効になっていない場合は、デフォルトの管理者アカウント(ユーザー名は root、パスワードは calvin)が有効になっています。プロビジョニングサーバーを有効にする前に必ず、この管理者アカウントを無効にします。Lifecycle Controller でプロビジョニングサーバーの機能が有効になっていると、プロビジョニングサーバーが 検知されるまで、すべての iDRAC ユーザーアカウントは無効です。

次の手順で、iDRAC 設定ユーティリティを使用してプロビジョニングサーバーを有効にします。

  1. 管理下システムの電源を入れます。
  2. POST 中に、<F2> を押し、 iDRAC 設定 > リモート有効化 と移動します。 iDRAC 設定のリモート有効化 ページが表示されます。
  3. 自動検出を有効にし、プロビジョニングサーバーの IP アドレスを入力して、 戻る をクリックします。
    • 注: プロビジョニングサーバー IP の指定はオプションです。設定しなければ、DHCP または DNS 設定(手順 7)を使用して検出されます。
  4. ネットワーク をクリックします。 iDRAC 設定のネットワーク ページが表示されます。
  5. NIC を有効にします。
  6. IPv4 を有効にします。
    • 注: 自動検出では、IPv6 はサポートされません。
  7. DHCP を有効にして、ドメイン名、DNS サーバーアドレス、および DNS ドメイン名を DHCP から取得します。
    • 注: プロビジョニングサーバーの IP アドレス(手順 3)を入力した場合、手順 7 はオプションになります。

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