Dell EMC PowerVault ME4 Series ストレージ システム 管理者ガイド

イニシエータとボリュームのマッピング

1. 次のいずれかの手順を実行してください。
   • ［ホスト］トピックで、マッピングするイニシエータを選択し、アクション］＞［イニシエータのマッピングを選択します。
   • ［ボリューム］トピックで、マッピングするボリュームを選択し、アクション］＞［ボリュームのマッピングを選択します。
   • ［マッピング］トピックで、マッピングを選択し、新しいマッピングを作成します。
   • ［マッピング］トピックで、変更または削除する1個以上のマッピングを選択し、アクション］＞［マッピングを選択します。新しいマッピングを作成することもできます。
   ［マップ］パネルが開き、横並びの2個のテーブルに使用可能なイニシエータとボリュームが一覧表示されます。これらのテーブルを使用してマッピングを作成できます。マッピングを一覧表示するホストとボリュームのテーブルの下に、もう1個テーブルがあります。マッピングを作成して保存する前に、マッピングはマッピング テーブルに表示され、設定を変更したり、削除したりできます。

   ［使用可能なホスト グループ、ホスト、イニシエータ］テーブルには、次の行が1行以上表示されます。

   表 1. 使用可能なホスト グループ、ホスト、およびイニシエーター使用可能なホスト グループ、ホスト、およびイニシエーター

   行の説明	グループ	ホスト	ニックネーム	ID
   これらの値を含む行が常に表示されます。この行を選択して、すべてのイニシエータにマッピング設定を適用し、デフォルトのマッピングを作成します。	-	-	（空白）	他のすべての イニシエータ
   これらの値を含む行は、ホストにグループ化されているイニシエータ用に表示されます。この行を選択して、このホストのすべてのイニシエータにマッピング設定を適用します。	-	ホスト名	*	*
   これらの値を含む行は、ホスト グループにグループ化されているイニシエータ用に表示されます。この行を選択して、このホスト グループのすべてのイニシエータにマッピング設定を適用します。	ホストグループ名	*	*	*
   これらの値を含む行は、各イニシエータ用に表示されます。この行を選択して、このイニシエータにマッピング設定を適用します。	ー またはホスト ー ホストグループ名	ー または ホスト名	（空白） 開始剤 - ニック 名	イニシエータID

   ［使用可能なボリューム グループとボリューム］テーブルには、次の行が1行以上表示されます。

   表 2. 使用可能なボリューム グループとボリューム使用可能なボリューム グループとボリューム

   行の説明	グループ	名前	タイプ
   これらの値を含む行は、ボリューム グループにグループ化されているボリューム/スナップショット用に表示されます。この行を選択して、このボリューム グループのすべてのボリューム/スナップショットにマッピング設定を適用します。	ボリュームグループ名	*	グループ
   これらの値を含む行は、各ボリューム/スナップショット用に表示されます。この行を選択して、このボリューム/スナップショットにマッピング設定を適用します。	-	ボリューム名	ボリュームタイプ

   • ホスト グループ、ホスト、［ホスト］トピック内のイニシエータを1個以上選択すると、アイテムが［使用可能なホスト グループ、ホスト、イニシエータ］テーブルに表示されます。使用可能なすべてのボリューム、ボリューム グループ、スナップショットは［使用可能なボリューム グループとボリューム］テーブルに表示されます。
   • ボリューム、ボリューム グループ、スナップショットを［使用可能なボリューム グループとボリューム］テーブルで1個以上選択した場合は、この逆の結果になります。
   • マッピングを選択せずに［マッピング］トピックを経由して［マップ］パネルを開くと、両方のテーブルに使用可能なすべてのアイテムが表示されます。
   • マッピング テーブル内のマッピングを選択すると、前述の2個のテーブルの下にマッピングのリストが表示されます。また、両方のテーブルに使用可能なすべてのアイテムが表示されます。
2. 次のいずれかの手順を実行してください。
   • 事前に何も選択されていない場合、マッピングする1個以上のイニシエータと1個以上のボリュームを選択し、マップボタンをクリックします。
   • イニシエータが事前に選択されている場合、イニシエータにマッピングするボリュームを選択し、マップボタンをクリックします。
   • ボリュームが事前に選択されている場合、ボリュームにマッピングするイニシエータを選択し、マップボタンをクリックします。
   • マップが事前に選択されている場合は［マッピング］テーブルにすでに表示され、マップボタンが表示されます。

     選択したイニシエータとボリュームの各ペアについては、パネルの下部にあるマッピング テーブルに行が表示されます。この時点では、リストにマッピングを追加できません。リスト内のマッピングのノード、LUN、ポートなどを変更したり、削除したりできます。

     注: マップボタンを使用して、イニシエータとボリューム間のマッピングのセットを定義すると、ボタンは［マッピング］から［リセット］に変更されます。マッピングが事前に選択されている場合、マップボタンではなく、［リセット］ボタンが表示されます。
3. 次のいずれかを実行します。
   • テーブルから行をすぐに削除するには、［アクション］列で行の削除を選択します。
   • 既存のマッピングを削除するには、［アクション］列で削除を選択します。
   • マッピングを編集するには、次のオプションを設定します。
     • モード。アクセス モードは、読み取り/書き取りアクセス、読み取り専用アクセス、ボリュームへのアクセスなしを指定できます。 デフォルトでは、読み取り/書き込みです。マッピングがアクセスなしを指定した場合、ボリュームはマスキングされます。つまり、関連付けられたイニシエータには表示されません。マスキングは、オープン アクセスを許可する既存のデフォルト マップをオーバーライドするのに役立ちます。これにより、特定のイニシエータに対してのみアクセスが拒否されます。特定のホストへのアクセスを許可し、他のすべてのホストへのアクセスを拒否するには、それらのホストへの明示的なマップを作成します。例えば、エンジニアリング ボリュームは、エンジニアリング サーバ用に読み取り/書き取りアクセスとマッピングし、他の部門が使用するサーバ用に読み取り専用アクセスとマッピングできます。
     • LUN。LUNは、ホストに対応するボリュームを識別します。デフォルトは、使用可能な最低レベルのLUNです。両方のコントローラがLUNのセット1個を共有し、未使用のLUNはマッピングを割り当てることができます。ただし、一般的に各LUNはデフォルトLUNとして1回のみ使用されます。例えば、LUN 5がボリューム1のデフォルトである場合、ストレージ システム内の他のボリュームは、そのデフォルトLUNと同じポート上のLUN 5を使用できません。明示的なマッピングのためのルールは異なります。デフォルト マッピングに使用されたLUNは、他のボリュームおよび他のホストの明示的なマッピングで再使用できます。
       注: Linux ext3ファイル システムを使用するホストにボリュームをマッピングする場合、読み取り/書き込みアクセスを指定します。それ以外の場合は、ファイル システムがボリュームをマウントできなくなり、「不明なパーティション テーブル」などのエラーが報告されます。
     • ポート。ポート選択では、イニシエータがボリュームへアクセスするのを許可したり、拒否したりするコントローラのホスト ポートを指定します。ポート番号を選択すると、各コントローラの対応するポートが自動的に選択されます。
   • 新しいマッピング保存したり、既存のマッピングを編集したりするには、［アクション］列で保存を選択します。
   • ［マッピング］テーブルをクリアしてすべての変更を破棄するには、リセットをクリックします。
4. リストが正常になったら、適用またはOKをクリックして、変更を適用します。
   確認パネルが表示されます。

   変更を適用する代わりに破棄するには、リセットをクリックします。

5. はいをクリックして続行します。それ以外の場合は、いいえをクリックします。［はい］をクリックした場合は、マッピングの変更が処理されます。
6. パネルを閉じるには、キャンセルをクリックします。