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Dell EMC PowerVault ME4 Series ストレージ システム 管理者ガイド

コントローラー モジュールでネットワーク ポートを設定する

ガイド付きセットアップにアクセスする際にデフォルトの10.0.0.2/10.0.0.3 IPv4アドレスを使用し、ネットワーク上に複数のME4 Series ストレージ システムが存在している場合は、Dell EMCでは、IPの競合を避けるためにIPv4アドレスを変更することを推奨しています。

コントローラー モジュールのネットワーク ポートに固定IPアドレスを手動で設定することができます。別の方法として、DHCPv6および/またはSLAACを使用するDHCP for IPv4またはAuto for IPv6を使用してIPの値を自動的に設定するように指定することができます。IPの値を設定する場合、各コントローラーにIPv4またはIPv6のいずれかのフォーマットを選択できます。さらに、各コントローラー モジュールにアドレス指定モードとIPバージョンを別々に設定し、これらを同時に使用することができます。たとえば、コントローラー モジュールAのIPv4を手動に設定して固定IPアドレスを有効にし、コントローラー モジュールBのIPv6を自動に設定して自動IPアドレスを有効にすることができます。

DHCPモードを使用する場合、システムはDHCPサーバー(使用できる場合)からネットワーク ポートIPアドレス、サブネット マスク、およびゲートウェイの値を取得します。DHCPサーバーが使用できない場合、現在のアドレスは変更されません。DHCPサーバー上でのバインディングのリストなど、どのアドレスが割り当てられたかを決定する何らかの手段を持っている必要があります。自動モードを使用すると、アドレスはDHCPとステートレス アドレス自動設定(SLAAC)の両方から取得されます。DNSの設定はネットワークからも自動的に取得されます。

各コントローラーの工場出荷時のデフォルトIP設定は次の通りです。

  • IPアドレス ソース:手動
  • コントローラーAのIPアドレス:10.0.0.2
  • コントローラーBのIPアドレス:10.0.0.3
  • IPサブネット マスク:255.255.255.0
  • ゲートウェイのIPアドレス:10.0.0.1

DHCPが有効な場合、次の初期値が設定されます。システムがDHCPサーバーにアクセスして新しいアドレスを取得できるようになるまでは、その設定が保持されます。

  • コントローラーIPアドレス:169.254.x.x(x.xの値はコントローラーのシリアル番号の最下位16ビット)
  • IPサブネット マスク:255.255.0.0
  • ゲートウェイのIPアドレス:10.0.0.0

169.254.x.xのアドレス(ゲートウェイ169.254.0.1を含む)は、未設定のシステム用に予約されているプライベート サブネット上にあり、ルーティングができません。これらのアドレスを使用することにより、DHCPサーバーがアドレスを再割り当てしたり、2個のコントローラーのIPアドレスが同じになって競合したりしないようにします。できるだけ早くこれらIPの値をネットワークにとって適切な値へ変更してください。

IPv6でManualモードが有効の場合、各コントローラーに最大4個の固定IPアドレスを入力できます。Autoモードが有効の場合、次の初期値が設定されます。システムがDHCPv6とSLAACサーバーのどちらかまたは両方にアクセスして新しいアドレスを取得できるようになるまでは、その設定が保持されます。

  • コントローラーAのIPアドレス:fd6e:23ce:fed3:19d1::1
  • コントローラーBのIPアドレス:fd6e:23ce:fed3:19d1::2
  • ゲートウェイのIPアドレス:fd6e:23ce:fed3:19d1::3
注意: IP設定を変更すると、確認手順で変更が適用された後に、管理ホストがストレージ システムにアクセスできなくなる可能性があります。

使用するコントローラーのネットワーク ポートのタイプを設定した後で、ドメイン名サービス(DNS)を使用してドメイン名を設定できます。DNSはIPv4およびIPv6アドレス形式を受け入れます。DNS機能の詳細については、「DNS設定の構成について」を参照してください。

注: IPv4に[DHCP]を使用し、IPv6に[自動]を使用すると、DNS設定が自動的に適用されます。

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