リニア ディスク グループ
リニア ディスク グループには、一連のディスクの仕様、RAIDレベル、ディスク グループ タイプ、および名前が必要です。システムがリニア ディスク グループを作成するたびに、同時に同じ名前のリニア プールも作成されます。リニア プールには、それ以上のディスク グループを追加することはできません。
最大限のパフォーマンスを実現するには、リニア ディスク グループ内のすべてのディスクが、ディスク タイプ、サイズ、および速度によって決定される同じ分類を共有する必要があります。これにより、そのディスク グループでアクセスされるデータに一貫性のあるパフォーマンスが提供されます。リニア ディスク グループを解消するには、ディスク グループを削除し、含まれているボリュームを自動的に削除します。そのリニア ディスク グループを構成するディスクは、その後他の目的で使用することができます。
PowerVault Managerを介して作成されたリニア ディスク グループのRAIDレベルは、フォールト トレランスを有している必要があります。インターフェイスのリニア ディスク グループに対してサポートされているRAIDレベルは、RAID 1、RAID 5、RAID 6、RAID 10、RAID 50、ADAPTです。RAID 10およびRAID 50は、システムのディスク構成でサポートされている場合にのみ、インターフェイスに表示されます。RAID 10を指定した場合、ディスク グループには少なくとも2つのサブグループがあります。RAID 50が選択されている場合は、選択したディスクの数に応じて、異なる数のサブグループを作成することができます。さらに、CLIを使用して、フォールト トレランスのあるRAID 3または非フォールト トレラントのNRAIDまたはRAID-0ディスク グループを作成することもできます。
注: 階層化、スナップショット、レプリケーションは、リニア プールでは使用できません。