仮想ディスク グループの追加
システムは、コントローラー モジュールごとに1個、最大2個のプール(A、B)をサポートします。各仮想プールに最大16個の仮想ディスク グループを追加できます。仮想プールが存在しない場合は、ディスク グループを作成するときに、システムによって自動的に追加されます。仮想プールとディスク グループが存在すると、ボリュームをプールに追加できます。仮想ディスク グループを追加した後は、それを変更することはできません。組織のニーズが変化した場合は、新しい仮想ディスク グループを追加するか、既存のものを削除することで、ストレージ容量を変更することができます。
選択したディスクのタイプに応じて、仮想ディスク グループは次のいずれかの階層に属します。
- エンタープライズSASディスク:標準階層。
- ミッドラインSASディスク:アーカイブ階層。
- SSD:パフォーマンス階層。
注: 仮想プール内の同じ階層にあるすべての仮想グループは、同じデータ保護レベルである必要があります。これにより、階層全体で安定したパフォーマンスを実現できます。
注: 仮想プールに単一の仮想ディスク グループが含まれ、そのグループが隔離された場合は、既存のディスク グループを隔離から削除するまで、そのプールに新しい仮想ディスク グループを追加できません。ディスク グループの隔離削除に関する詳細については、「Dell EMC PowerVault ME4シリーズ ストレージ システムのCLIガイド」を参照してください。