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2 Intern
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2016年8月22日 07:00
VNX パフォーマンスデータ
UnisphereからVNXのパフォーマンスデータを取得しました。
このパフォーマンスデータをグラフにしてパフォーマンスに
問題無いか確認したいと考えております。
しかし、各データの意味が不明確なためデータの意味について
ご教示いただけないでしょうか。
また、データが1週間分しか取得できなかったのですが、1ヶ月
分など取得期間を変更することは可能でしょうか。
取得間隔の変更も可能でしょうか?
以下のデータの意味を簡単にご教示いただけないでしょうか。
これらのデータの値は瞬間値でしょうか?それとも平均値でしょうか?
また、VNXのパフォーマンスで注目すべきデータがあればご教示
いただけますと助かります。
これらのデータである値以上だとパフォーマンスに影響がでるなどの
一般的な指針などありましたら、ご教示いただけないでしょうか。
■CIFS
CifsStats ops-All Combined(Ops/sec.)
CifsStats connections-All Combined(Connections)
CifsStats files-All Combined(Files)
■NFS
NfsStats ops-All Combined(Ops/sec.)
NfsStats callTime-All Combined(Microsec.)
■FileSystemIO
VolStats read-All Combined(KB/sec.)
VolStats write-All Combined(KB/sec.)
■NetworkDevice
NetStats in-All Combined(KB/sec.)
NetStats out-All Combined(KB/sec.)
Uehara Y.
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2016年8月23日 02:00
T.Mさん
Unisphereのオンラインヘルプ「Statistics concepts」に書かれている内容を確認したところ、取得間隔(Polling Interval)の変更は可能ですが、取得期間の変更はできないようです。
取得間隔(Polling Interval)の変更に関するセクションを抜粋して以下に記載しておきます。
You can change the default polling interval for Data Mover statistics using the Polling Control option available by right-clicking the graph or the mini-graph on Properties pages. You can change the default polling interval for storage-system statistics by selecting System > System Information, selecting a storage system in the Storage Systems table, and right clicking to select Properties. Then right-click the mini-graph and select the Polling Control option.
データの値はファイルシステム以外の項目は5分間隔で取得された値を集めた平均値、ファイルシステムに関するものだけ10分間隔で取得された値を集めた平均値が利用されています。また5分毎(ファイルシステム関係だけ10分毎)に行われるそれぞれのデータ取得時には1秒間の測定によりスループットやシステムコールに掛かった時間などを計算しています。
パフォーマンスについては、シーケンシャルかランダムなどのアクセスパターンに加え、ネットワーク、DMのCPU、バックエンドのLUNへのアクセス負荷などボトルネックになる可能性がある箇所が多々あるために、「この値をみておけばよい」というものはありません。。。実際にパフォーマンスの問題が発生した際にどの値が急上昇しているのかなどを見て、そこからお客様環境に合わせて判断をしていく、もしくは改良案を探っていくというのが現実的なのだと思います。
また、記載頂いたそれぞれの項目の意味は以下の通りです。
■CIFS
CifsStats ops-All Combined(Ops/sec.)
CIFSでの一秒間のRead、Write両方のオペレーション数
CifsStats connections-All Combined(Connections)
確認時のCIFSプロトコルによるクライアントからの接続総数
CifsStats files-All Combined(Files)
確認時にCIFSプロトコルにより開かれていたファイルの総数
■NFS
NfsStats ops-All Combined(Ops/sec.)
NFSでの一秒間のRead、Write両方のオペレーション数
NfsStats callTime-All Combined(Microsec.)
NFSによるコール処理に必要とされた平均時間(1秒間の集計情報から計算)
■FileSystemIO
VolStats read-All Combined(KB/sec.)
1秒間のファイルシステムからの読み込みスループット
VolStats write-All Combined(KB/sec.)
1秒間のファイルシステムへの書き込みスループット
■NetworkDevice
NetStats in-All Combined(KB/sec.)
1秒間にネットワークインタフェースが受信したデータスループット
NetStats out-All Combined(KB/sec.)
1秒間にネットワークインタフェースが送信したデータスループット
※項目の最後に書かれている「All Combined」とは当該VNXで動作している全てのData Moverの値を合わせて計算されたことを意味しています
【参考情報】
これらの項目はVNXの統計の管理というドキュメントで、「列定義」として(簡単にですが。。)説明されています。
(少し変な日本語にも見えるので、英語版の「Column definitions」も合わせて確認することをおすすめします)
xucrt
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2022年1月13日 21:00
こんにちは、VNXe3200のServiceDataを取得しました。
特定のVMDSのIOPSやThroughputを確認したい場合はどこを見ればよろしいでしょうか?
Uehara Y.
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2022年1月16日 20:00
xucrtさん
ご希望の情報が取れるか確実ではないのですが、ServiceDataの中で、パフォーマンス関係の情報が保存されているのは以下ディレクトリのはずです。
spx.service_dc\spx\EMC\backend\log_shared\perf_stats
【参考】
Hidden VNXe performance statistics
また、自分が持っている古いメモに
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●NFS、CIFS、iSCSIの利用状況が確認可能
spx.service_dc\spx\performance_util\report.neo_getconfig._none__ .txt
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という記載も見つけられたので、この該当ファイルがあると追加で情報を得られるかもしれません。
(ラボのマシンからServiceDataをダウンロードしても、上記該当ファイルはなかったので、バージョンなどに依存するファイルの可能性があります)