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Dell OpenManage Server Administrator バージョン 7.3 ユーザーズガイド

セキュアポートシステム

次の手順を実行して、セキュアポートシステムの環境を設定します。
  1. グローバルナビゲーションバーの プリファランス をクリックします。

    プリファランス ホームページが表示されます。

  2. 一般設定 をクリックします。
  3. サーバープリファランス ウィンドウで、必要に応じてオプションを設定します。 
    • セッションタイムアウト(分)機能を使うと、Server Administrator セッションがアクティブな状態でいられる時間制限を設定することができます。 有効にする を選択すると、指定した分数の間ユーザーインタラクションがない場合にタイムアウトできます。セッションがタイムアウトしたユーザーは、ログインしなおさないと続行できません。 無効にする を選択すると、Server Administrator セッションタイムアウト(分)機能が無効になります。
    • HTTPS ポート フィールドは、Server Administrator にセキュアポートを指定します。Server Administrator のデフォルトセキュアポートは 1311 です。
      • 注: ポート番号を無効または使用中のポート番号に変更すると、他のアプリケーションまたはブラウザが管理下システムの Server Administrator にアクセスできなくなる場合があります。デフォルトポートのリストに関しては、 Dell OpenManage Installation およびセキュリティユーザーガイド を参照してください。
    • IP アドレスのバインド先 フィールドは、セッション開始時に Server Administrator がバインドする先の管理下システムの IP アドレスを指定します。システムに該当するすべての IP アドレスにバインドするには、 すべて を選択します。 特定 を選択すると、特定の IP アドレスにバインドされます。
      • 注: IP アドレスのバインド先 の値を すべて 以外の値に変更すると、他のアプリケーションまたはブラウザが管理下システムの Server Administrator にアクセスできなくなる可能性があります。
    • 宛先: フィールドは、アップデートについてデフォルトで送信する電子メールアドレスを指定します。複数の電子メールアドレスをコンマで区切って設定することができます。
    • SMTP Server Name(または IP アドレス) および DNS Suffix for SMTP Server フィールドは、会社の SMTP およびドメイン名サーバー(DNS)サフィックスを指定します。Server Administrator が電子メールを送信できるようにするには、該当するフィールドに会社または組織の SMTP Server の IP アドレスおよび DNS suffix for the SMTP Server を入力する必要があります。
      • 注: セキュリティ上の理由から、SMTP サーバーから外部アカウントへの電子メール送信を許可していない会社や組織もあります。
    • コマンドログサイズ フィールドは、コマンドログファイル の最大ファイルサイズを MB 単位で指定します。
      • 注: Server Administrator Web Server を管理するためにログインした場合にのみ、このフィールドが表示されます。
    • サポートリンク フィールドでは、管理下システムのサポートを提供する事業体の URL を指定します。
    • カスタム区切り文字 フィールドは、 エクスポート ボタンを使用して作成されるファイルの、データフィールドを区切るために使用される文字を指定します。 ; 文字がデフォルトの区切り文字です。この他のオプションは !@#$%^*~?| および , です。
    • SSL 暗号化 フィールドは、セキュア HTTPS セッションの暗号化レベルを指定します。使用可能な暗号化レベルには、 自動ネゴシエート および 128 ビット以上 が含まれます。
      • 自動ネゴシエート — 暗号化強度に関係なくブラウザからの接続を許可します。ブラウザは Server Administrator Web Server と自動ネゴシエートし、セッションに使用可能な暗号化のうち最高のレベルを使用します。暗号化が弱いレガシーブラウザも、Server Administrator に接続できます。
      • 128 ビット以上 — 128 ビット以上の暗号化強度を持つブラウザからの接続を許可します。次の暗号スイートのうち 1 つが、任意の確立済みセッションのブラウザに基づいて適用できます:

      SSL_RSA_WITH_RC4_128_SHA

      SSL_RSA_WITH_RC4_128_MD5

      SSL_DHE_RSA_WITH_3DES_EDE_CBC_SHA

      TLS_DHE_RSA_WITH_AES_128_CBC_SHA

      SSL_RSA_WITH_3DES_EDE_CBC_SHA

      TLS_RSA_WITH_AES_128_CBC_SHA

      TLS_DHE_DSS_WITH_AES_128_CBC_SHA

      SSL_DHE_DSS_WITH_3DES_EDE_CBC_SHA

      • 注: 128 ビット以上 オプションでは、40 ビットおよび 56 ビットなど低い SSL 暗号レベルのブラウザからの接続はできません。
    • キー署名アルゴリズム(自己署名の証明書向け) — 対応する署名アルゴリズムを選択できます。 SHA 512 または SHA 256 を選択する場合、お使いのオペレーティングシステム/ブラウザがこのアルゴリズムをサポートすることを確認してください。必要なオペレーティングシステム/ブラウザがサポートしていないのにこれらのオプションのいずれかを選択すると、Server Administrator には ウェブページを表示できません というエラーが表示されます。このフィールドは、Server Administrator 自動生成自己署名向けです。新しい証明書を Server Administrator にインポートまたは生成した場合、ドロップダウン リストがグレーアウトされます。
    • Java ランタイム環境 — 次のオプションのいずれかを選択できます:
    • バンドル JRE — System Administrator に付属する JRE を使用できます。
    • システム JRE — システムにインストールされた JRE を使用できます。ドロップダウン リストから必要なバージョンを選択します。
    • 注: Server Administrator 実行中のシステムに JRE が存在しない場合、Server Administrator に付属の JRE が使用されます。
    • 注: 暗号化レベルを 128 ビット以上 に設定している場合は、同レベルまたはより高い暗号レベルのブラウザを使用して、Server Administrator の設定にアクセスしたり、その設定を変更したりすることができます。
  4. サーバープリファレンス ウィンドウのオプション設定が完了したら、 適用 をクリックします。
    • 注: 変更を適用するには、Server Administrator Web Server を再起動する必要があります。

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