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「ソフト仮想マシン/ホスト アフィニティールール違反を解決できませんでした」とのDRS障害が消えない_VxRailE660
VxRailE660_InternalVC_ストレッチクラスタ環境のvSphereClientにて
クラスタ>監視>vSphere DRS>障害 より下記アラートがでおりました。
解消方法がわからず、ナレッジあれば共有いただければ幸いです。
■エラー文章
>DRS障害
「ソフト仮想マシン/ホスト アフィニティールール違反を解決できませんでした。」
>DRS障害の詳細
詳細
「別の操作によって同時に変更が行われたため、操作を完了できません。スレッド(0)が同じ仮想マシン上で操作しているため、同時アクセス違反のエラーが発生しました。」
阻止された推奨
「セカンダリ側のホスト」からすべてのホストにvCLSを移行
■切り分け
1.DRSのオフ・オンを実施しても解消せず。
2.エラー対象となっているセカンダリ側のホスト上にvCLSが存在していたので、プライマリ側のホストへvMotionを実施するも解消せず。
3.他VMに関しては、プライマリ側に存在
※vCLSに対しては、ストレッチクラスター上のアフィニティールールにてプライマリ側に置くように設定はしていたのですが、(vCLSの仕様か)適用されず、セカンダリ側のホストに存在するようになります。こちらが原因でしょうか。。
kwmt
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2023年7月10日 05:00
vCLS を構成する VM は自動的に vCLS 同士がアンチアフィニティのルールが設定され、同じホストに配置されないようになっています。
https://docs.vmware.com/jp/VMware-vSphere/8.0/vsphere-resource-management/GUID-96BD6016-4BE7-4B1C-8269-568D1555B08C.html
これを上書きするポリシーで VM / Host ルールが設定されている場合はまずはそれを削除して下さい。
基本的に VM - Host のアフィニティルールでは制御出来ず、
コンピューティング ポリシーの制御で特定の VM 同じホストに配置したくない場合にのみ VM - VM のアンチアフィニティルールを設定可能です。
※ vCLS 自体はステートレスなのでメンテナンス時などに Retreat (退避) モードに切り替わり再構成したときや、破損したときは別の UUID が振られた vCLS VM が展開されるので通常の VM / Host ルールでは自動追従が不可です。