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1 Rookie

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2023年3月2日 00:00

VxRail ノード増設 互換性について

いつもお世話になっております。

 

VxRailでのノード増設に関して、solveでは増設するVxRailノードが既存のクラスタよりも古いバージョンでかつ互換性がある場合には、増設したVxRailノードはそのクラスタと同じバージョンまで引き上げられ、クラスタに追加されると記載されていました。

この互換性に関して調べるにはどこを参照すれば良いでしょうか?

 

また、ノード増設に際して、新規ノードをクラスタに合わせたバージョンで、RASRしたのち、ノード追加の手順を実施することも可能だと考えますが、RASRして増設かRASRなしで増設かどちらが推奨されますでしょうか?

 

ご教授お願い致します。

4 Operator

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1.8K メッセージ

2023年3月2日 01:00

互換性は以下のGuideをご参照ください。

VxRail Node Addition Matrix (dell.com)

 

エンドユーザの場合はRASRが実施できないためNode追加時の自動アップグレードを選択する形になるかと思います。

構築パートナーの場合は、過去の慣習もありRASRをするケースの方が多いと思います。
どちらが推奨かは悩ましいですが、トラブルシューティング観点ではひとつなぎの作業よりも複数の完結した作業とした方が分かりやすいです。
また、時間的にはRASRしない方が早いとは思いますが、作業品質的な観点で個人的にはRASRしてます。

14GモデルまでであればSDカードにRASR Toolがインストールできるので、トラブル時の再RASRが簡易化できるので、RASRのメリットが多かったですが、15GだとSDカードがないので簡易化のメリットはなくなりました。

とはいえ、いずれの場合でもNode Add途中でトラブルが発生した場合は高確率でRASRが必要になりますので、もし構築パートナーで実施する場合はRASRの準備は必要です。
(ユーザ作業の場合はRASR時はサポートに連絡)

また、トラブルシューティング観点ではやはりRASR~Node追加のほうがテクニカルサポートのナレッジも多いと思いますので、既存のKBにヒットしたり、対応が早くなる期待もあります。

まとめると(私見にはなりますが、)

構築パートナーならRASRのほうが作業品質(オンスケで完了できる)の期待値が高くなる。
エンドユーザの場合は、時間制限が緩く(そもそもRASR権限がないので)RASRせずに追加。

になると思います。

もともとAdd Node中のアップグレード機能はRASR権限を持たないエンドユーザによるAdd Nodeを許可したタイミング(4.7.300)から実装されたので、上記の考え方で自然なのかもしれません。

1 Rookie

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30 メッセージ

2023年3月2日 17:00

例えば、ノード追加の互換性では7.0.400では以下のvxrailバージョンからであれば、実施可能と記載されています。

gazania_1-1677803990841.png

エンドユーザ様がノード追加を実施するということで、新規ノードの発注をした場合、届いたvxrailノードのバージョンは以下の互換性あるバージョンで初期化されたものを発送しているのでしょうか?(増設に際してそこまでは補償しているのか?)

もしくは、その時々で、「現在はこのバージョンで送られてくる」とどこかで参照できますでしょうか?

 

また、話の趣旨が変わってしまいますが、作業として、エンドユーザ様だけでは実施できない作業に関して、知っている範囲で教えていただけませんか?

構築も含めて、RASRがかかわることはエンドユーザ様だけではできない認識でしょうか?

4 Operator

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1.8K メッセージ

2023年3月2日 18:00

もしくは、その時々で、「現在はこのバージョンで送られてくる」とどこかで参照できますでしょうか?

 

オーダー時に直近のRTSバージョンから指定が可能です。オーダー時にどのバージョンが選べるかは時期やモデルにも依存しますが、オーダーツールから確認が可能ですので、担当者に問い合わせればわかります。

 

また、話の趣旨が変わってしまいますが、作業として、エンドユーザ様だけでは実施できない作業に関して、知っている範囲で教えていただけませんか?

構築も含めて、RASRがかかわることはエンドユーザ様だけではできない認識でしょうか?

エンドユーザに許可されている作業一覧、のようなものは存在しませんが、VxRailの管理者ガイドやSolveOnlineにてお客様権限で手順が公開されているものは基本的に実施いただけます。

その他、VxRailの仕様や管理と明らかに関係のない操作(UserVMの管理やvMotionなど)はVMware社の標準ドキュメントに従って実施いただけます。

判断が難しい場合や管理者ガイド/SolveOnlineでカバーされていない手順については、本コミュニティやテクニカルサポートに問い合わせていただくことで確認できます。

Node追加に関しては、RASR以外のすべての作業はお客様のみで実施いただけます。(イレギュラーなトラブル対応を除く)

Factory ResetやReimageが必要な場合は、テクニカルサポートに問い合わせて依頼することが可能です。(新規ノード追加で必要な場合に限る。リモート接続が必要)

もしくは、RASRではなくNIMを利用したReimageも可能です。RASRと異なりNIMはエンドユーザでも利用できます。NIM ToolによるReimage手順や必要なファイルはそれぞれSolveOnlineとサポートサイトで入手できますが、Reimageはリスクのある作業ですので、きちんと理解をされたうえで実施いただく必要があります。

※VxRailのFactoryReset/Reimage作業は該当ノードのvSAN DGの削除が含まれます。
※手順に従わず外部ストレージが接続状態で作業をすると外部ストレージのデータも削除されるリスクがあります
※まちがえて実施した場合は復旧ができません。
※対象ノードを間違えて作業を実施してしまうと大規模なデータロスにつながる可能性があります。

1 Rookie

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30 メッセージ

2023年3月3日 02:00

NIM Toolというものを初めて知りました。

複数のnodeを同時にreimageするためのものと認識しました。RASRより後にできたもので、新しいVxRailの初期化手法として開発されている感じでしょうか。

このツールはreimageのツールということですが、そのVxRailモデルが対応する過去のバージョンにも戻すことも可能なのでしょうか?もちろん、好ましくない操作だと思いますが。。

RASRではバージョンを上げることもしくは、同じバージョンでRASRすることはできるが、下げることはできないと認識しています。

また、FWも含めてreimageできるのでしょうか?

4 Operator

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1.8K メッセージ

2023年3月3日 17:00

複数のnodeを同時にreimageするためのものと認識しました。RASRより後にできたもので、新しいVxRailの初期化手法として開発されている感じでしょうか。

はい。RASRよりも後に開発された手法です。RASRは手動のオペレーションが必要ですがNIMを利用したReimageは並列実行やAPI連携が可能なため、VxRailを利用したクラウド基盤を構築する場合に有用な方法であると考えられます。

 

このツールはreimageのツールということですが、そのVxRailモデルが対応する過去のバージョンにも戻すことも可能なのでしょうか?もちろん、好ましくない操作だと思いますが。。

ダウングレードも不可能ではありませんが、VxRailとして基本的にダウングレードはできません。必要な場合はサポートに問い合わせる必要があります。(RASRも共通)

 

また、FWも含めてreimageできるのでしょうか?

はい。可能です。

 

1 Rookie

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30 メッセージ

2023年3月5日 16:00

ご回答ありがとうございます。

後日時間が取れた時にNIMの検証をしてみようと思います。

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