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74 メッセージ

1403

2019年11月27日 18:00

VxRail Clusterを構成するホストのHW構成について

いつもお世話になっております。
 
VxRailのクラスタを構成するHW構成はできる限り同等にするのが推奨構成とされていますが、
下記に記載したCPU混在環境がアンバランス構成となるのか。
アンバランス構成とみなされる場合、どのような懸念点やリスクがあるかご教示いただけないでしょうか。
※CPUがアンバランスになり一部のホストにVMが集中しレスポンスが落ちるなど懸念しています。
 
 
既存VxRail 13G 8Nodeのクラスタに新規で2or3台の14G追加を検討しています。
CPUの構成について既存構成はCPUスペックを同等にそろえているのですが、
新たに追加する14G Nodeについてはお客様から高いスペックを要件としていただいています。
具体的には以下の通りです。
 

■既存 13G E460F

4台

HCIA PROC E5-2620 V4 8C 2.1GHZ 1ST

4台

HCIA PROC E5-2650 V4 12C 2.2GHZ 1ST

 

■新規 14G E560F

2~3台(検討中

VXR INTEL CPU GD 6242 2.8G, 16C/32T 2S F

 
一度パフォーマンス問題が発生しているため
事前にリスクを把握・周知しておきたく
 
お忙しいところ誠に恐れ入りますが
ご確認のほどよろしくお願いいたします。

17 メッセージ

2019年11月27日 19:00

ご認識の通り、CPUやメモリ等のリソース構成が不均等なクラスターではホストごとに稼働できる仮想マシンの台数等に偏りが発生する懸念があります。

仮想マシンの稼働に十分なリソースがホストに搭載されていれば、ゲストOSのレスポンスが落ちるおそれはないと考えますが、

リソース量の多いホスト(=稼働する仮想マシンが多い、または多量のリソースを消費する仮想マシンが稼働しているホスト)がダウンした際に、他のホストに十分なリソースがあるかが懸念になります。

vSphere HA時のアドミッションコントロールの設定に留意し、最大リソースのホストがダウンした場合を考慮し安全なポリシーを設定する必要があると考えます。

アドミッション コントロールのベスト プラクティス

https://docs.vmware.com/jp/VMware-vSphere/6.0/com.vmware.vsphere.avail.doc/GUID-BD6D9434-84C8-4937-BC76-04852F5EA136.html

4 Operator

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1.8K メッセージ

2019年11月27日 19:00

CPU 性能が異なるNodeをクラスタに組み込むこと自体は問題ないと思いますが、それによって特定の仮想マシンが特定のホストに固定されることになると、Failover時はvMotion時に移動先が限られたり、特定のホストに負荷が集中することでCPUだけでなくメモリリソースやvSAN IOが集中したり、という懸念はあると思います。

vCPUをたくさん必要とする仮想マシンがある場合は、ハイパースレッディング無しでも十分なコア数があることが好ましいと思われます。(ハイパースレッディングは論理的なコア数が2倍になるが、性能は二倍にはならないため。)

4 Operator

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877 メッセージ

2019年11月27日 22:00

複数の世代、性能の異なる CPU が混在されたクラスタの運用では、可能な限り DRS を活用し、負荷分散の自動化とリソースプールを活用したシステムに必要なワークロード毎にあらかじめリソースのシェア値を設定して、
E.M. さんが書かれたようなホスト障害発生時にリソース制限がかかる可能性がある際の予防設定をする事をお勧めします。

CPU の各世代、モデル間の性能差は SPEC CINT2006rate や CINT2017rate などのベンチマークスコアでスループットで比較すると割と現実的な性能差が机上計算でき、
今利用している CPU と 増設予定の CPU のスコアを比較すると

E5-2620v4 : E5-2650v4 : SC 6242  →  6 : 10 : 18

このぐらいの性能差がありますので、
ホスト毎のメモリ搭載量にもよりますが、より CPU 高い性能を求める VM は DRS アフィニティグループ 等を活用して、優先的に新しいホストで稼働する様に設定すると全体のバランスを適切に運用できます。

ご参考まで

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