PowerProtect Data Manager:PPDM UIでは、検索クラスターのステータスに、特定の検索ノードが障害状態にあることが示されます

Summary: 検索ノードが応答しなくなり、インデックス作成ジョブは障害が発生したノードでは実行できないため、キューに入れられた状態のままになります。これは、 19.16以前のリリースの検索ノードで発生する可能性があります。

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Symptoms

障害状態の検索ノードで、/var/logに移動し、メッセージ ログを確認します。次のようなエントリーが表示されます。

2024-07-08T10:00:12.049322-04:00 search_node_name kernel: [518834.025665][    C1] watchdog: BUG: soft lockup - CPU#1 stuck for 235970s! [nfsd:2692]

影響を受けるバージョン: 19.16以前

Dellエンジニアリングによる調査(PPDMESC-6808)

 

Cause

検索クラスター上のNFSデーモンがOSレベルの「ソフト ロックアップ」に当たります。ソフト ロックアップの詳細については、
を参照してください https://www.suse.com/support/kb/doc/?id=000018705このハイパーリンクをクリックすると、デル・テクノロジーズ以外のWebサイトにアクセスします。

 

Resolution

回避策:
nfsdが応答しなくなった検索ノードにログインします。

メモ: 検索ノードの認証情報が必要な場合は、PPDMアプライアンスでrootユーザーとして次のコマンドを実行します。
source /opt/emc/vmdirect/unit/vmdirect.env  &&  /opt/emc/vmdirect/bin/infranodemgmt get -secret 

これにより、検索ノードのadmin認証情報とroot認証情報が提供されます。当該の検索ノードへのSSHセッションをadminユーザーとして開き、次のコマンドを実行します。

echo 20 > /proc/sys/kernel/watchdog_thresh

このコマンドは、ウォッチドッグしきい値を 20 に変更します。ただし、この構成変更の適用は、サーバーを再起動しても保持されません。サーバーの再起動後もこの状態を維持するには、次の変更を行います。

echo "kernel.watchdog_thresh=20" > /etc/sysctl.d/99-watchdog_thresh.conf
sysctl -p  /etc/sysctl.d/99-watchdog_thresh.conf

恒久対策:PowerProtect Data Managerバージョン19.16 P2および19.17+リリース

 

Products

PowerProtect Data Manager
Article Properties
Article Number: 000228169
Article Type: Solution
Last Modified: 07 Jul 2025
Version:  2
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