CloudPools CLIコマンドは、最大100,000個のエレメントのみを提供します

CloudPoolsのCLIコマンドの中には、多数のエントリーを返す可能性があるものがあります。例：

isi cloud jobs files list <jobid>

上記のコマンドの出力には、ジョブの影響を受けるファイルの数に応じて、100,000を超える要素が含まれる場合があります。記載されていない修正を行わないと、プラットフォームAPI (PAPI)呼び出しが直接行われない限り、最初の 100,000 エントリのみが一覧表示されます。

その理由は、PAPI ハンドラーがバッチ パラメーターとページ パラメーターを処理するように変更され、100000 以降のエントリを一覧表示できるためです。ただし、そのためのパラメーターはCLIには実装されていませんでした。この修正により、バッチ パラメーターとページ パラメーターがCLIに追加されます。

この制限は、OneFS v8.0.0.7以降で修正されています。 

この修正では、CLIコマンドで意図した結果を出力するために、batch、limit、pageの各パラメーターを一緒に指定する必要があります。

例えば、

# isi cloud jobs files list --job-id=49 --verbose --batch=1 --limit=100000 --page=1

# isi cloud jobs files list --job-id=49 --verbose --batch=1 --limit=100000 --page=2

# isi cloud jobs files list --job-id=49 --verbose --batch=1 --limit=100000 --page=3

...

回避策として、修正が実装される前に、cURL を使用して PAPI 呼び出しを直接行うことができます。構文の例は次のとおりです。

# curl -u root:a -H "Content-type: application/json" 'https://100.77.1.231:8080/platform/3/cloud/jobs-files/4?batch=1&limit=100000&page=1' -k > /ifs/data/Isilon_Support/job49_filelist_page1

# curl -u root:a -H "Content-type: application/json" 'https://100.77.1.231:8080/platform/3/cloud/jobs-files/4?batch=1&limit=100000&page=2' -k > /ifs/data/Isilon_Support/job49_filelist_page2

# curl -u root:a -H "Content-type: application/json" 'https://100.77.1.231:8080/platform/3/cloud/jobs-files/4?batch=1&limit=100000&page=3' -k > /ifs/data/Isilon_Support/job49_filelist_page3