PowerScale OneFS:isi statusやdfなどのツールで報告されたディスク容量の解釈
Summary: 製造元が公表している容量とIsilonに表示される容量の不一致を考慮します。
Instructions
PowerScaleクラスター上のストレージ容量は、2進法によるストレージ ユニット(テビバイト、TiB、または同等のものなど)を使用して測定されます
次の出力: 'isi status' クラスターでは、容量はTiBで表示されます。
一般的に、ディスクの製造元は10進法(テラバイト/TBなど)を使用しますが、これは、見られる可能性のある不一致の原因となります。 1 tebibyte = 2^40 bytes = 1099511627776 bytes1 terabyte = 10^12 bytes = 1000000000000 bytes
Isilonは2^10 = 1024バイトを使用します。1024^4 = 1 TiB(テビバイト)で、ディスクの製造元は10^3 = 1000バイトを使用します。1000^4 = 1 TB(テラバイト)
手動で計算するには、次のようにします。
1)10進法で合計raw容量(TB)(ディスク メーカーの容量)を求めます
2)その結果に(1000 ^ 4 / 1024 ^ 4)を掛けて、2を底とする値を取得します。
たとえば、1) = 66 TBの場合、「66 x (1000^4/1024^4) = 60.0267 TiB」となります。
クラスター上の関連コマンド:
'df -H /ifs' shows size and usage in decimal units, 1 KB = 1000 Bytes
'df -h /ifs' shows size and usage based on powers of 1024, 1 KiB = 1024 Bytes
Additional Information
最後に、ディスク プールのオーバーヘッドはディスクあたり0.8%未満です。
これは基本的に、ディスクあたりの累積ブロック数がディスク プールによって報告された数よりも多くなることを意味します
クラスターがからディスク容量情報を収集する際 DiskPools クラスター内の各ディスクの予想容量と実際の容量の間には、さらに乖離があります。
クラスターのサイズが大きくなるほど、このオーバーヘッドはより顕著になります。