ECS：TLS/SSL対応アプリケーションのローカルマシンに証明書をインストールする方法

1. CLIを使用してECSノードにアクセスし、次のコマンドを使用してECS Certificate Toolディレクトリーに移動します。

admin@ecsnode2:~> cd ecs_certificate_tool-1.7

2. 次のコマンドを使用して、使用可能なファイルを一覧表示します。次に、データ証明書ファイル(通常は .crt 拡張子):   

admin@ecsnode2:~/ecs_certificate_tool-1.7> ls -lrt
total 72
-rwxr-xr-x  1 admin users  1025 Sep 24  2021 config.ini
drwxr-xr-x 18 admin users  4096 Sep 24  2021 libs
-rwxr-xr-x  1 admin users 49912 Apr 29  2022 ecs_certificate_tool.py
drwxr-xr-x  2 admin users    34 Jul  9  2024 logs
drwxr-xr-x  2 admin users  4096 Jan 20  2025 generated_files
-rwxr-xr-x  1 admin users     0 Mar 12  2025 privkey.pem
-rwxr-xr-x  1 admin users    21 Mar 12  2025 gregtest.txt
-rwxr-xr-x  1 admin users    21 Mar 12  2025 gregtest2.txt

admin@ecsnode2:~/ecs_certificate_tool-1.7> cd generated_files
admin@ecsnode2:~/ecs_certificate_tool-1.7/generated_files> ls -lrt
total 24
-rwxr-xr-x 1 admin users 1358 Jan 20  2025 CKM0xxxxxxxxxx-data.csr
-rwxr-xr-x 1 admin users 1675 Jan 20  2025 CKM0xxxxxxxxxx-data_private.key
-rwxr-xr-x 1 admin users 1663 Jan 20  2025 CKM0xxxxxxxxxx-data-ssc.crt
-rwxr-xr-x 1 admin users 1907 Apr 15 19:25 CKM0xxxxxxxxxx-management-ssc.crt
-rwxr-xr-x 1 admin users 1675 Apr 16 11:11 CKM0xxxxxxxxxx-management_private.key
-rwxr-xr-x 1 admin users 1602 Apr 16 11:11 CKM0xxxxxxxxxx-management.csr

3. ファイルがダウンロードされたら、ローカルマシンでファイルを探します。証明書ファイル(例: .crt または .pem)で証明書インストール ウィザードを開き、[インストール]をクリックします。

4. 証明書インストール ウィザードで、[ローカル マシン]の証明書をインストールするオプションを選択し、[次へ]をクリックして続行します。
    

5. 証明書のインポート ウィザードで、[証明書をすべて次のストアに配置する]をクリックし、[参照]をクリックします。
   証明書ストアのリストから、[信頼されたルート証明機関]を選択し、[OK]をクリックしてから、[次へ]をクリックして続行します。

この手順により、証明書が信頼されたルート ストアに配置され、システムが信頼できる認証局として認識できるようになります。 
 

6. [完了]をクリックして証明書のインストールを完了します。インストールが完了すると、システムは証明書を信頼し、S3互換ツールなどのTLS/SSL対応アプリケーションを安全に使用できるようになります。

これで、証明書が信頼されたルート ストアの一部になり、信頼エラーなしで暗号化された通信が可能になりました。