PowerStoreアラート：ファイル システムが本番モードになっていません

• 一部またはすべてのファイル システムがDRにフェールオーバーしませんでした
• 非同期状態のファイル システム:ディザスター リカバリー(DR)イベント時にフェールオーバーせず、アクセス不能になるため、データが使用不可になります
• 同期されたファイル システム:これらはデスティネーション システムに正常にフェールオーバーし、継続的なアクセスを確保します。
• 影響を受ける関連ファイル システムとNASサーバーの詳細を示すアラートIDとエラー コードが表示されます

PowerStore Metro同期では、フェールオーバーを開始する前にすべてのファイル システムが完全に同期されている必要があるため、DRフェールオーバーが失敗します。これは、計画的なフェールオーバー イベントと計画外のフェールオーバー イベントの両方に適用されます

同期されていないファイル システムがある場合、それらのファイル システムのフェールオーバー プロセスを完了できないため、データにアクセスできなくなります。この動作は、同期されていないファイル システムがDRサイトで本番モードになるのを防ぎ、ソース サイトでデータの整合性を保護するためのものです。

この問題を解決するには、次のいずれかのオプションを選択します。

• オプション1: リストアと再同期

  • ソース システムをオンラインにします。
  • デスティネーション サイトでのデータ同期が完了するまで待ちます。
  • PowerStore Managerを使用して、ファイル システム セッション(以前は同期がとれていなかったセッション)の同期ステータスを確認します。
  • 必要に応じて、同期が確認されたら フェールオーバー を再試行します。

• オプション2: 強制フェールオーバー(データ ロスのリスク)

  • 強制 フェールオーバーを実行し、 データ ロスのリスクを受け入れて、 デスティネーション サイトでファイル システムを本番モードにします。