Avamar Exchangeがエラー「avexvss: オブジェクト参照がオブジェクトのインスタンスに設定されていません

Summary: Avamar Exchangeバックアップがエラー「avexvssエラー」で失敗する <0000>です。Object reference not set to an instance of an object.

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Symptoms

Avamar Exchange DAGバックアップの失敗には、次のエラーが一覧表示されます。

avexvss Error <0000>: Object reference not set to an instance of an object.
avexvss Error <0000>:    at ps_calls.is_db_mounted_by_guid(String msg_parms)
avexvss Error <13247>: Failed to execute PowerShell command: Get-MailboxDatabase XXXXXXX-XXXXXXX-XXXXXXXXX-XXXXXXX

 

Cause

Avamarバージョン7以降、バックアップ/リストアを開始する前に、Active DirectoryでExchangeの「AvamarBackupUser」アカウント グループ メンバーシップを確認するための新しい検証が導入されました。

このバックアップの失敗は、特定の環境での検証チェックの問題(おそらく低速なAD)が原因であると思われます。

データセット内の認証情報が適切ではありません。

 

Resolution

認証情報は、データセット オプションで削除する必要があります。これは、サービス アカウントが「AvamarBackupUser」サービス アカウントまたはカスタマー サービス アカウントとして実行され、「ローカル システム」アカウントとして実行されていない場合に行う必要があります。
データセット オプションで認証情報を削除する

 

「ローカル システム」アカウントとして実行している場合は、データセットで定義されているアカウントとパスワードを再確認します。

検証チェックは、avexvss.cmdフラグ "disable-membership-check" を "true" に設定することでスキップできます。

「Avamar Exchange Backup User Configuration Tool」を使用してバックアップ アカウントが正しく構成されている場合、バックアップまたはリストアは問題なく開始されます。

 

フラグを適用するには、次の手順に従います。

  1. 「Avamar DAG」共有varフォルダーを参照します。
  2. メモ帳でファイル avexvss.cmdを編集します。
  3. 次のフラグを追加します。 
    --disable-membership-check=true
  4. ファイルを保存して閉じます。
  5. 各Exchangeノード上のローカルvarフォルダを参照し、ファイル avexvss.cmdがまだ存在しない場合は作成し、同じフラグを追加します。
  6. バックアップを再度実行します。

 

問題が解決しない場合は、サポートでサービス リクエストを開き、次のKB番号を見積もります。528519

 

Affected Products

Avamar, Avamar Plug-in for Exchange VSS

Products

Avamar, Avamar Plug-in for Exchange VSS, Avamar Server
Article Properties
Article Number: 000064724
Article Type: Solution
Last Modified: 23 Sept 2024
Version:  4
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