ECS:ECS 3.8.1.xでのメタデータ クリーンアップ ジョブの問題
Summary: このKB記事では、ECS 3.8.1.3 GP1以前のバージョンでのメタデータ クリーンアップ ジョブに関する問題について説明します。 ECS 3.8.1.3 GP2以降では、この問題の発生を回避するために、メタデータ クリーンアップ ジョブは無効になっています。 恒久的な修正は、将来のECSリリースで予定されています。
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Symptoms
ECSシステムでは、容量が増加したり、スペース再利用タスクのバックログが大きくなったりする可能性があります。
Cause
- メタデータ クリーンアップ ジョブは、ECS 3.8.1の新機能です。
- ECS 3.8.1.3 GP1以前のリリースには問題があり、ECSシステムで一部のメタデータ クリーンアップ ジョブが不適切に処理される可能性があります。
- メタデータ クリーンアップ ジョブを処理できない場合、ECSは同じタスクを実行するために新しいジョブを作成しようとします。
- これにより、メタデータ クリーンアップ ジョブで内部クリーンアップ キューが大量に処理され、容量とスペース再利用に影響する可能性があります。
Resolution
- メタデータ クリーンアップ ジョブは、ECS 3.8.1ファミリーのECS 3.8.1.3 GP2以降のバージョンの一部として無効になっています。
- ECS 3.8.1.0より前のECSバージョンは、この問題の影響を受けません。
- ECS 3.8.1.0より前のバージョンからアップグレードする場合は、 ECS 3.8.1.4以降にアップグレードすることをお勧めします。
- ECS 3.8.1.0 - ECS 3.8.1.3 GP1をすでにお使いのお客様は、 ECS 3.8.1.4以降にアップグレードすることをお勧めします。
- または、サポート ケースを開いて、メタデータ クリーンアップ ジョブを手動で無効にすることもできます。
- ECSエンジニアリングは、影響を受けるコードにECSが存在していたときに作成された、影響を受けるクリーンアップ ジョブを検出するソリューションに取り組んでいます。このKB記事は適宜更新されます。
- 恒久的な修正は、今後のECSリリースで利用可能になります。
Affected Products
ECS, ECS Appliance, ECS Appliance Hardware Series, ECS Appliance Software with Encryption, ECS Appliance Software without EncryptionArticle Properties
Article Number: 000278185
Article Type: Solution
Last Modified: 02 Dec 2025
Version: 3
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