冗長性を確保するため、または2番目のストレージを追加した後に、VPLEXメタデータを1つのストレージから別のストレージに移動する手順

Summary: vplexの背後に新しいアレイを追加する場合は、vPlexメタデータ ボリュームを再構成して、最高の可用性からメリットを得られるようにする必要があります。

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Instructions

目標

Storage Tech Extension後のベスト プラクティスを満たすようにVPLEXメタデータ ボリュームを再構成します。

事実

複数のアレイが存在する場合は、ローカル サイトのアレイ間でメタデータとメタデータのバックアップを構成する必要があります。

サイトが最初に1つのアレイで構築され、後で別のアレイを追加する場合は、メタデータ ボリュームの1つのボリュームと1つのバックアップを新しいアレイに移動する必要があります。

1つのバックエンド アレイのみが使用可能でない限り、メタボリュームとそのバックアップ ボリュームは別々のアレイ上にあり、別々の障害ドメインに存在する必要があります。この要件は、ミラー ボリュームとそのバックアップ ボリュームにも適用されます。

対処方法

メタデータの再構成:

再構成する前に、現在のシステム ボリュームの構成とステータスを確認します。 
# VPlexcli:clusters/cluster-1/system-volumes> ls -al


メタデータ ミラーの現在のレッグを識別し、VPD IDを記録します。 
# VPlexcli:/> ll /clusters/cluster-1/system-volumes//components
 

  1. 現在のメタデータLUN(最小78G)と同じサイズ(ブロック 長を使用)で、新しいアレイに2つの新しいストレージ ボリュームを作成します。1つはメタデータに使用され、もう1つはメタデータバックアップに使用されます。

  2. ストレージ ボリューム上のすべてのデータを消去します。特定のディスクからすべてのデータを消去する方法の例:

    • メタデータに使用されるディスクをLinuxホストに公開する

    • 次のコマンドを使用して、ディスクにゼロを書き込みます。
       

      警告：このコマンドを実行すると、ディスク上のすべてのデータが消去されます。 
      # dd if=/dev/zero of=device name conv=notrunc



      例： 

      dd if=/dev/zero of=/dev/sdbg conv=notrunc

       

  3. vplexを使用して新しいストレージ ボリュームをマスクします。

  4. 正しく検出され、システム ボリュームとして追加する準備ができていることを確認します。レコードVPD ID:
     

    # VPlexcli:/> configuration show-meta-volume-candidates

     

  5. 以前に特定した2つのレッグのいずれかを取り外します。

    # VPlexcli:/> meta-volume detach-mirror --storage-volume  --meta-volume

     

  6. 新しいストレージ ボリュームの1つをメタデータ ミラーに追加します。
     

    # VPlexcli:/> meta-volume attach-mirror --storage-volume  --meta-volume

     

  7. 同期が完了するまで待ち、現在のシステム ボリュームの構成とステータスを確認します。
     

    # VPlexcli:clusters/cluster-1/system-volumes> ls -al

     

  8. 他の新しいストレージ ボリュームと既存のストレージ ボリュームを使用してメタデータ バックアップを再構成します。

    # VPlexcli:/>configuration metadata-backup

     

  9. ヘルス チェックを実行し、システム ボリュームに関連するエラーがないことを確認します。

    # VPlexcli:/>health-check

     

  10. 必要に応じて、以前に使用されていたストレージ ボリュームを削除してクリーンアップします。

  11. 2番目のクラスターに対して1~10の操作を繰り返す

Affected Products

VPLEX
Article Properties
Article Number: 000205697
Article Type: How To
Last Modified: 01 Aug 2023
Version:  2
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